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公開番号
2025118068
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013157
出願日
2024-01-31
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
1/36 20060101AFI20250805BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】縦枠と開閉障子とのクリアランスが目立たず、使用時の損傷を抑制できるとともに、施工性に優れた建具を提供すること。
【解決手段】建具は、左右の縦枠23を有する枠体2と、枠体2に対して回転可能に設けられ、上框51、下框52及び左右の縦框53からなる框体501を有する開閉障子5と、を備え、縦枠23は、開閉障子5が開く側とは反対側の縦枠見付面23cにおいて上下に延びて設けられて縦枠見付面23cから内周側へ延出する縦枠延出部231を有し、縦框53は、開閉障子5が開く側の縦框見付面53aにおいて上下に延びて設けられて縦框見付面53aから外周側へ延出する縦框延出部533を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
左右の縦枠を有する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられ、上框、下框及び左右の縦框からなる框体を有する開閉障子と、を備え、
前記縦枠は、前記開閉障子が開く側とは反対側の縦枠見付面において上下に延びて設けられて前記縦枠見付面から内周側へ延出する縦枠延出部を有し、
前記縦框は、前記開閉障子が開く側の縦框見付面において上下に延びて設けられて前記縦框見付面から外周側へ延出する縦框延出部を有する、建具。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記建具は、
前記縦框の外周側の見込面から突出して設けられ、前記枠体に対して前記開閉障子を回転可能とする一対の回転軸と、
前記縦枠の内周側の見込面に設けられ、前記回転軸をそれぞれ支持する一対の軸受け材と、をさらに備え、
前記軸受け材は、第1軸受け材及び第2軸受け材で構成され、前記第1軸受け材及び前記第2軸受け材は見込面に前記回転軸が挿通される貫通孔を有し、
前記第1軸受け材は、内周側の見込面から内周側へ突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記回転軸を前記貫通孔へ誘導する傾斜面を上面に有する、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記傾斜面は、前記貫通孔から下方に傾斜する傾斜面であり、
前記突起部は、前記傾斜面の下方に設けられて前記回転軸を受け止め保持するための保持部をさらに有する、請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記第1軸受け材は、前記第1軸受け材の内周側の見込面に形成され、前記貫通孔から前記開閉障子が開く側の前記第1軸受け材の見付面に達する凹部をさらに有し、
前記凹部は、前記開閉障子が開く側に向かって上方に傾斜する第1勾配面を上側壁面に有する、請求項2に記載の建具。
【請求項5】
前記凹部は、前記開閉障子が開く側に向かって外周側に傾斜する第2勾配面を底面に有する、請求項4に記載の建具。
【請求項6】
前記建具は、前記第2軸受け材と前記縦框との間に挿入されて前記回転軸に取付けられ、前記開閉障子の左右の移動を規制するストッパーをさらに備える、請求項2に記載の建具。
【請求項7】
前記建具は、室内に設けられる、請求項1~6の何れかに記載の建具。
【請求項8】
請求項2に記載の建具の施工方法であって、
前記第2軸受け材の前記貫通孔に、前記開閉障子の前記回転軸の一方を挿入した後、
前記第1軸受け材の前記突起部の上面に対して、前記回転軸の他方を当接させてスライド移動させることにより、前記回転軸の他方を前記貫通孔へと誘導し、
誘導された前記回転軸の他方を前記貫通孔へと挿入し、前記軸受け材を介して前記開閉障子を前記縦枠に固定する、建具の施工方法。
【請求項9】
請求項6に記載の建具の施工方法であって、
前記第2軸受け材の前記貫通孔に、前記開閉障子の前記回転軸の一方を挿入した後、
前記第1軸受け材の前記突起部の上面に対して、前記回転軸の他方を当接させてスライド移動させることにより、前記回転軸の他方を前記貫通孔へと誘導し、
誘導された前記回転軸の他方を前記貫通孔へと挿入し、前記軸受け材を介して前記開閉障子を前記縦枠に固定し、
前記ストッパーを、前記第2軸受け材と前記縦框との間に挿入して前記回転軸に取付ける、建具の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、仕切壁に設けられた枠体内を上段及び下段として、上段には回転軸を介して一方向へ回動する開閉障子が、下段には固定されたFIX障子が配置された窓ユニットが提案されている。窓ユニットは左右方向に連続して配置され、連窓を構成することができる。(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-031785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の開閉障子には、縦枠と開閉障子との間にクリアランスが大きく設けられている。枠体上部に配置された開閉窓が開く方向から開閉障子を見た時に大きなクリアランスが目立ち、縦枠と開閉障子との隙間から開閉窓のフリクションステー等の内部構造が明確に視認されてしまうことで、窓ユニットの意匠性が損なわれていた。また、クリアランスが大きいことで、縦枠内で開閉障子が見付方向(左右方向)に対して移動し易くなり、開閉操作時に移動した開閉障子が縦枠を傷つけるおそれがあった。
【0005】
縦枠と開閉障子とのクリアランスは、小さければ小さいほど窓ユニットの意匠性を向上させる効果を奏する。しかし、クリアランスを一定の距離以上設けないと、枠体に開閉障子を取付ける施工時に作業性が低下してしまうという課題もあった。
【0006】
本開示は、縦枠と開閉障子とのクリアランスが目立たず、使用時の損傷を抑制できるとともに、施工性に優れた建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、左右の縦枠を有する枠体と、枠体に対して回転可能に設けられ、上框、下框及び左右の縦框からなる框体を有する開閉障子と、を備え、縦枠は、開閉障子が開く側とは反対側の縦枠見付面において上下に延びて設けられて縦枠見付面から内周側へ延出する縦枠延出部を有し、縦框は、開閉障子が開く側の縦框見付面において上下に延びて設けられて縦框見付面から外周側へ延出する縦框延出部を有する、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係るL字型連窓ユニットをコーナー部の外側から見た斜視図である。
本開示に係るL字型連窓ユニットをコーナー部の内側から見た斜視図である。
図1のIII-III線拡大断面図である。
図1のIV-IV線拡大断面図である。
図1のV-V線拡大断面図である。
本開示に係る窓ユニットの分解斜視図である。
図5のVII-VII線拡大断面図である。
本開示に係る第1軸受け材の斜視図である。
本開示に係る第2軸受け材の斜視図である。
図9のX-X線拡大断面図である。
本開示に係る突き出し窓のフリクションステーを示す斜視図である。
本開示に係るスペーサを示す斜視図である。
本開示に係る中枠を示す斜視図である。
本開示に係る下枠を示す斜視図である。
本開示に係る中枠及び下枠の配置を示す斜視図である。
図15のXVI-XVI線拡大断面図である。
従来の中枠の配置を示す横断面図である。
図15のXVIII-XVIII線拡大断面図である。
本開示に係る方立の斜視図である。
本開示に係る方立を反対側から見た斜視図である。
本開示に係る方立を配置したL字型連窓ユニットをコーナー部の内側から見た斜視図である。
本開示に係る方立を配置したL字型連窓ユニットの平面図である。
本開示に係る方立の変形例を示す平面図である。
本開示に係る方立の変形例を示す平面図である。
本開示に窓ユニットの取付け施工を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具における障子の面方向を示し、「見込方向」とは、上記障子の厚み方向を示すものとする。
【0010】
図1及び図2に示すように、本実施形態の窓ユニット1は、建物に形成された開口部に連続するように配置される。なお、図1及び図2において開口部の形成された壁面は二点鎖線で表され、壁面の高さ寸法、幅寸法及び厚さ寸法については限定されないものとする。例えば、壁面に開口部を形成せず、仕切りがない室内空間における床と天井との間に、窓ユニット1を設けることもできる。窓ユニット1は、枠体2の上段に突き出し窓5が、枠体2の下段にFIX窓6が納められて構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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