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公開番号2025076046
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187685
出願日2023-11-01
発明の名称窓用パネルの取付部材
出願人個人
代理人個人,個人
主分類E06B 7/28 20060101AFI20250508BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に窓用パネルを取り付けるための窓用パネルの取付部材であって、塗装ブース等の排気ファンにより排気ダクトを介して屋外に排気する際に、窓の隙間を抑制できる窓用パネルの取付部材を提供する。
【解決手段】実施形態における窓用パネルの取付部材1は、ガラス扉92を開けた際に生じる開口部分に窓用パネル8を取り付けるための窓用パネルの取付部材1であって、上側及び下側に窓用パネル8が固定可能な本体部2と、窓用パネル8と本体部2とにおけるガラス扉92の開閉方向の両側に配置するための緩衝部材4と、を備える。本体部2は、屋内に配置される排気ダクト95からの排気を屋外に排出するための貫通孔21を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に窓用パネルを取り付けるための窓用パネルの取付部材であって、
上側及び下側の少なくとも何れかに前記窓用パネルが固定可能な本体部と、
前記窓用パネルと前記本体部とにおける前記ガラス扉の開閉方向の両側に配置するための緩衝部材と、を備え、
前記本体部は、屋内に配置される排気ダクトからの排気を屋外に排出するための貫通孔を有すること
を特徴とする窓用パネルの取付部材。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記貫通孔の屋内側に螺合可能な前記先端部アタッチメントが設けられ、
前記先端部アタッチメントは、前記排気ダクトの先端部に取り付け可能であること
を特徴とする請求項1記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項3】
前記本体部は、前記貫通孔を構成する周壁部の屋内側の端部から屋外側に向けて延びる挿入溝と、前記挿入溝から前記貫通孔の周方向に向けて延びる嵌合溝と、を有し、
前記先端部アタッチメントは、内面に突出された内面雄部が形成され、
前記内面雄部は、前記挿入溝に挿入可能であり、
前記挿入溝に挿入された前記内面雄部は、前記先端部アタッチメントを回転させることで前記嵌合溝に嵌合されること
を特徴とする請求項2記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項4】
前記嵌合溝は、屋外側に向かうにつれて前記貫通孔の径方向の内側に傾斜した第1傾斜面を有し、
前記内面雄部は、前記第1傾斜面に対向されるように傾斜した第2傾斜面を有すること
を特徴とする請求項3記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項5】
前記先端部アタッチメントは、前記内面雄部と周方向に離間した位置に外面に突出した外面突起部を有すること
を特徴とする請求項3記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項6】
前記本体部の上側に固定される前記窓用パネルである上側パネルの上端部に固定するための上側縁部材と、
前記本体部の下側に固定される前記窓用パネルである下側パネルの下端部に固定するための下側縁部材と、を更に備え、
前記上側縁部材は、前記窓の窓枠の上レールに嵌合される上側溝が形成され、
前記下側縁部材は、前記窓の窓枠の下レールに嵌合される下側溝が形成されること
を特徴とする請求項1記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項7】
前記上側縁部材は、
断面コの字状に形成されて前記上側パネルを固定するためのコの字部材と、
前記コの字部材の内側に設けられて前記上側溝が形成される差し込み部材と、
前記コの字部材と前記差し込み部材とを接合する接合部材と、を有し、
前記コの字部材は、前記屋内側に上下方向に延びる長孔が形成され、
前記接合部材は、前記長孔に設けられること
を特徴とする請求項6記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項8】
前記コの字部材は、底部と、前記底部から延びる第1側壁部と第2側壁部と、を有し、
前記上側縁部材は、前記第1側壁部と前記差し込み部材とを嵌合する第1嵌合部と、前記第2側壁部と前記差し込み部材とを嵌合する第2嵌合部と、を有し、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部は、前記ガラス扉の開閉方向において異なる位置に形成されること
を特徴とする請求項7記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項9】
前記緩衝部材は、前記窓用パネルと前記本体部とに接着され、
前記差し込み部材は、前記緩衝部材に対して接着されていないこと
を特徴とする請求項7記載の窓用パネルの取付部材。
【請求項10】
前記上側縁部材は、前記上側パネルの屋内側の面に接触可能な第1ガイド部を有し、
前記下側縁部材は、前記下側パネルの屋内側の面に接触可能な第2ガイド部を有すること
を特徴とする請求項6記載の窓用パネルの取付部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、塗装ブース等の排気ファンにより排気ダクトを介して屋外に排気する際に用いられ、ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に窓用パネルを取り付けるための窓用パネルの取付部材に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
プラモデルやDIY(Do it yourself)における塗装作業の際に、スプレー缶やエアブラシ等が使用されることがある。自宅等の屋内でスプレー缶等を使用した場合、塗料が周囲に飛散するおそれがあることから、塗料の飛散を抑制するため、卓上で使用できる塗装ブースも市販されている。塗装ブースは、塗装を行うための空間が仕切り板等で囲われるブース本体と、ブース本体の空気を排気するための排気ファンと排気ダクトとが設けられるものもある。排気ダクトは、ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に設けられ、排気ファンにより吸い込まれた空気が排気ダクトを通って窓の外側に排気される。
【0003】
しかしながら、排気ダクトは、ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に設けられることから、ガラス扉は、開けられた状態になる。このため、夏は暑く、冬は寒いという問題点がある。また、ガラス扉を開けた状態であるため、屋内への風の吹き込み、虫の侵入等も懸念される。
【0004】
ガラス扉等に隙間を生じさせない排煙ホース用サッシパネルに関する技術として、特許文献1が開示される。特許文献1の排煙ホース用サッシパネルは、ガラス扉等を開けた隙間に装着可能な本体にスライド溝が形成してあり、且つ、排煙ホースを挿通可能な排気口を設け、そして、スライド溝に摺動可能にスライド板を装着する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-017966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の開示技術では、薄板を折り曲げて形成したスライド溝の外面がガラス扉に接して設けられる。このため、スライド溝の外面を構成する薄板に不陸が生じる場合やガラス扉の開閉度合いによっては、スライド溝の外面とガラス扉との接触が不十分になり、隙間が発生しやすい。このような隙間が生じてしまうと、排気ファンによる排気効率の低下も懸念される。したがって、窓の隙間を抑制できる技術が求められる。
【0007】
そこで本発明は、上述した事情に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に窓用パネルを取り付けるための窓用パネルの取付部材であって、塗装ブース等の排気ファンにより排気ダクトを介して屋外に排気する際に、窓の隙間を抑制できる窓用パネルの取付部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る窓用パネルの取付部材は、ガラス扉を開けた際に生じる開口部分に窓用パネルを取り付けるための窓用パネルの取付部材であって、上側及び下側の少なくとも何れかに前記窓用パネルが固定可能な本体部と、前記窓用パネルと前記本体部とにおける前記ガラス扉の開閉方向の両側に配置するための緩衝部材と、を備え、前記本体部は、屋内に配置される排気ダクトからの排気を屋外に排出するための貫通孔を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、塗装ブース等の排気ファンにより排気ダクトを介して屋外に排気する際に、窓の隙間を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例を分解して示す斜視図である。
図3は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる本体部と先端部アタッチメントとを分解して示す斜視図である。
図4(a)は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる本体部を示す断面図であり、図4(b)は、図4(a)のA部拡大図である。
図5は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる本体部を示す正面図であり、図5(a)は、先端部アタッチメントの螺合前であり、図5(b)は、先端部アタッチメントの螺合後である。
図6は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる上側縁部材を分解して示す斜視図である。
図7は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる上側縁部材を示し、図7(a)はその平面図であり、図7(b)はその断面図である。
図8(a)は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる下側縁部材を示す側面図であり、図8(b)は、その平面図であり、図8(c)は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いられる取手部を示す正面図である。
図9は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いて窓用パネルを窓に設置する方法を説明する図であり、図9(a)は、上レールを上側溝に差し込んだ状態を示し、図9(b)は、下レールを下側溝に差し込んだ状態を示す図である。
図10は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いて窓用パネルを窓に設置する方法を説明する図であり、図10(a)は、緩衝部材の下端部のスリットに下レールを差し込んだ状態を示し、図10(b)は、緩衝部材の上端部のスリットに上レールを差し込んだ状態を示す図である。
図11は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いて窓用パネルを窓に設置する方法を説明する図であり、ガラス扉を緩衝部材に接触させた状態を示す。
図12は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いて窓用パネルを窓に設置する方法を説明する図であり、図12(a)は、差し込み部材を動かす前を示し、図12(b)は、差し込み部材を動かした後を示す。
図13は、実施形態における窓用パネルの取付部材の一例で用いて窓用パネルを窓に設置する方法を説明する図であり、排気ダクトを取り付けた状態を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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