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公開番号2025077815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190296
出願日2023-11-07
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/18 20060101AFI20250512BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 断熱性能を向上させた開口部装置の提供。
【解決手段】 金属製縦枠1と樹脂製縦枠2と樹脂製縦枠カバー3とを備え、樹脂製縦枠2は、金属製縦枠1の内周側面に沿って設けられ金属製縦枠1の内周側面を覆う見込壁4と、見込壁4の室内側端部より内周側に向けてのびる見付壁5を有し、樹脂製縦枠カバー3は、樹脂製縦枠2に係合して取付けてあり、樹脂製縦枠2の内周側を覆っている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属製縦枠と樹脂製縦枠と樹脂製縦枠カバーとを備え、樹脂製縦枠は、金属製縦枠の内周側面に沿って設けられ金属製縦枠の内周側面を覆う見込壁と、見込壁の室内側端部より内周側に向けてのびる見付壁を有し、樹脂製縦枠カバーは、樹脂製縦枠に係合して取付けてあり、樹脂製縦枠の内周側を覆っていることを特徴とする開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、枠に障子を左右方向に摺動可能に納めた開口部装置が知られている。かかる開口部装置においては、断熱性能の高いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、断熱性能を向上させた開口部装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、金属製縦枠と樹脂製縦枠と樹脂製縦枠カバーとを備え、樹脂製縦枠は、金属製縦枠の内周側面に沿って設けられ金属製縦枠の内周側面を覆う見込壁と、見込壁の室内側端部より内周側に向けてのびる見付壁を有し、樹脂製縦枠カバーは、樹脂製縦枠に係合して取付けてあり、樹脂製縦枠の内周側を覆っていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部装置は、金属製縦枠と樹脂製縦枠と樹脂製縦枠カバーとを備え、樹脂製縦枠は、金属製縦枠の内周側面に沿って設けられ金属製縦枠の内周側面を覆う見込壁と、見込壁の室内側端部より内周側に向けてのびる見付壁を有し、樹脂製縦枠カバーは、樹脂製縦枠に係合して取付けてあり、樹脂製縦枠の内周側を覆っていることで、断熱性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図2の室内側から見て左側の縦枠部を拡大して示す横断面図である。
本発明の開口部装置の一実施形態を示す横断面図である。
同開口部装置の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~3は、本発明の開口部装置の一実施形態を示している。本開口部装置は、住宅用の引違い窓に適用したものであって、図2,3に示すように、躯体開口部に取付けられる枠6と、枠6内に引違い状に開閉自在に設けた外障子7a及び内障子7bを備えている。
【0008】
枠6は、図2,3に示すように、上枠8と下枠9と左右の縦枠10,11を四周枠組みして構成してある。
外障子7aと内障子7bは、上框12と下框13と戸先框14と召合せ框15とを四周框組みし、その内側に複層ガラス16を嵌め込んで構成してある。各框12,13,14,15は、室外側に位置するアルミ形材17と室内側に位置する樹脂形材18とで内周側に向けて開口するコ字型断面のガラス間口19が構成され、ガラス間口19にグレージングチャンネル55を介して複層ガラス16を保持してあり、断熱性の高い障子になっている。内外障子7a,7bを閉鎖した状態では、図2に示すように、外障子7aは室内側から見て左側に位置し、内障子7bは室内側から見て右側に位置している。外障子7aと内障子7bは、召合せ框15に設けたクレセント(図示省略)で施錠される。
【0009】
上枠8は、図3に示すように、室外側端部に網戸(図示省略)の上部を支持する網戸レール20を有し、網戸レール20の室内側に外障子7aの上部を支持する外レール21を有し、外レール21の室内側に内障子7bの上部を支持する内レール22を有している。
上枠8は、アルミニウム合金の押出形材よりなる室外側形材23と室内側形材24とを樹脂製の断熱ブリッジ材25で連結するとともに、室内側形材24の内周側を樹脂カバー26で覆うことで、室内外方向の伝熱を遮断し、室内側の結露を防止している。樹脂カバー26は、額縁27にねじ止めされるアングル28を一体に有している。
さらに上枠8は、外レール21と内レール22との間の空間に樹脂製の外側伝熱抑制部材29を取付け、内レール22とアングル28との間に樹脂製の内側伝熱抑制部材30を取付けてあり、外側伝熱抑制部材29と内側伝熱抑制部材30とにより上枠8と内外障子7a,7b間の隙間を狭めてあり、これにより室内外方向の伝熱を一段と抑制している。
【0010】
外側伝熱抑制部材29と内側伝熱抑制部材30は、それぞれ中空部31を有しており、中空部31の室外側及び室内側の壁32が「く」の字形に内側に屈曲した形になっている。外障子7a及び内障子7bを上下枠8,9間に上下けんどんにて着脱する際には、外側伝熱抑制部材29及び内側伝熱抑制部材30の中空部31は、障子7a,7bの上端に押されて上下方向に潰れるように弾性変形するので、外側伝熱抑制部材29及び内側伝熱抑制部材30が障子7a,7bの着脱の邪魔にならない。
(【0011】以降は省略されています)

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