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公開番号
2025104048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221871
出願日
2023-12-27
発明の名称
化粧材用プライマー組成物
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
C09D
175/04 20060101AFI20250702BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明は、基材との密着性、及び接着剤との密着性が良好であり、更に耐ブロッキング性が良好な化粧材用プライマー組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】基材、プライマー層、及び前記プライマー層に接する接着剤層を順次有する化粧材の、前記プライマー層を形成するためのプライマー組成物であって、ウレタン樹脂及びセルロースアセテート系樹脂を含む、プライマー組成物。また、セルロースアセテート系樹脂が、セルロースアセテートプロピオネート及び/又はセルロースアセテートブチレートである、前記プライマー組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材、プライマー層、及び前記プライマー層に接する接着剤層を順次有する化粧材の、前記プライマー層を形成するためのプライマー組成物であって、
ウレタン樹脂及びセルロースアセテート系樹脂を含む、プライマー組成物。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
セルロースアセテート系樹脂が、セルロースアセテートプロピオネート及び/又はセルロースアセテートブチレートである、請求項1に記載のプライマー組成物。
【請求項3】
ウレタン樹脂が、ポリエステル系ウレタン樹脂、ポリエーテル系ウレタン樹脂、アクリル系ウレタン樹脂及びポリカーボネート系ウレタン樹脂からなる群から選ばれる少なくとも一種を含む、請求項1又は2に記載のプライマー組成物。
【請求項4】
更に、塩化ビニル共重合樹脂を含む、請求項1又は2に記載のプライマー組成物。
【請求項5】
更に、微粒子を含む、請求項1又は2に記載のプライマー組成物。
【請求項6】
微粒子が、シリカである、請求項5に記載のプライマー組成物。
【請求項7】
更に、ワックスを含む、請求項1又は2に記載のプライマー組成物。
【請求項8】
基材、プライマー層及び接着剤層を順次有する化粧材の製造方法であって、
前記基材上に、プライマー組成物を塗布してプライマー層を形成する工程(1)、及び、前記プライマー層上に、接着剤を塗布して前記接着剤層を形成する工程(2)を含み、
前記プライマー組成物が、ウレタン樹脂及びセルロースアセテート系樹脂を含む、化粧材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧材用プライマー組成物及び化粧材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
より具体的には、化粧材及び当該化粧材に用いられる接着剤用プライマー組成物に関する。
【背景技術】
【0003】
従来から、自動車、バス、電車、飛行機の移動手段の内外装、住宅、マンション、商業施設、病院やコミュニティーホール等の建物の内外装、更には冷蔵庫、洗濯機等の家電の外装に、その付加価値を高めるため、化粧基板(支持体)となる金属鋼鈑やプラスチック、木質ボード等に塗料である所謂ペンキを直接塗工や吹付け工程を経て加飾を行ってきた。
然しながら、前述の工程による加飾は基本的に単一色の加飾しか行えず、又加飾をする工程の時間が長く生産性に問題があった。更に、加飾に必要である塗料を必要量以上吹付けて加飾し、余剰は廃棄する問題や、塗料の乾燥工程でのエネルギー量、環境負荷等の問題がある。
【0004】
その様な課題に鑑み近年では、基材に印刷インキをグラビア印刷した印刷物を化粧基板に貼り付ける手法がある。これにより単一色だけでなくパターン、グラデーション、幾何学模様、絵画、木目等のデザインのある加飾が行うことができるため、より付加価値向上、生産性向上、環境負荷低減が見込める。
このような化粧材は、基材に印刷模様を施した印刷物を化粧基板へ接着剤を介して貼り付けて得ることができる。ここでの接着剤は基材と化粧基板の種類によっては全ての材料を十分な接着強度で貼り合わせる技術は困難であり、その為、接着剤と基材間を十分に接着させるためのプライマー層が求められている。
【0005】
特許文献1には、ポリオレフィン系樹脂シートからなる基材の一方の面に基材接着用プライマー層、接着剤層及び支持体が設けられ、当該ポリオレフィン系樹脂シートの他方の面に絵柄印刷層などの装飾層などが設けられた化粧シートに関する発明が記載されており、当該基材接着剤用プライマーにはポリウレタン樹脂と硝化綿の混合物が用いられている。この支持体に貼り合わせられる加飾層、基材、プライマー層の順に有する印刷物において、プライマー層にウレタン樹脂を用いた場合では、加飾層とプライマー層がブロッキングしてしまう懸念がある。特許文献1ではポリウレタン系樹脂と硝化綿との混合物をプライマー層に使用しており耐ブロッキング性はある程度確保可能かと思われるが、印刷物の経時保管でプライマー層が変質・変色し、基材あるいは接着剤との密着性が劣化する事が考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-212915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、基材との密着性(以下基材密着性とも記す)、及び接着剤との密着性(以下接着剤密着性とも記す)が良好であり、更に耐ブロッキング性が良好な化粧材用プライマー組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は前記課題に対して鋭意研究を重ねた結果、以下に記載の包装材を用いることで上記課題を解決することを見出し、本発明を成すに至った。
【0009】
本発明は、基材、プライマー層、及び前記プライマー層に接する接着剤層を順次有する化粧材の、前記プライマー層を形成するためのプライマー組成物であって、
ウレタン樹脂及びセルロースアセテート系樹脂を含む、プライマー組成物に関する。
【0010】
また、本発明は、基セルロースアセテート系樹脂が、セルロースアセテートプロピオネート及び/又はセルロースアセテートブチレートである、前記プライマー組成物に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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