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公開番号
2025085306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199090
出願日
2023-11-24
発明の名称
バッテリパック
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】スペース効率を向上させると共に、外部からの衝撃に対する耐衝撃性能を向上させたバッテリパックを提供する。
【解決手段】バッテリパック10は、積層された複数の電池セル40と、複数の電池セル40が収容されたケース20と、を備える。ケース20の左壁部86には、電池セル40の積層方向に、周囲が閉じた開口部86aが設けられており、開口部86aには、積層方向において、電池セル40をケース20に対して押圧する加圧プレート28が取り付けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
積層された複数の電池セルと、
前記複数の電池セルが収容されたケースと、を備えるバッテリパックであって、
前記ケースの側壁部には、前記電池セルの積層方向に、周囲が閉じた開口部が設けられており、
前記開口部には、前記積層方向において、前記電池セルを前記ケースに対して押圧する加圧プレートが取り付けられる、
バッテリパック。
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【請求項2】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記電池セルの前記積層方向における端部に設けられ、前記加圧プレートに対向するエンドプレートをさらに備え、
前記加圧プレートは、前記エンドプレートを介して前記電池セルを前記ケースに対して押圧する、
バッテリパック。
【請求項3】
請求項2に記載のバッテリパックであって、
前記エンドプレートは、前記電池セルとの当接面の面積が前記加圧プレートとの当接面の面積より大きい、
バッテリパック。
【請求項4】
請求項2に記載のバッテリパックであって、
前記開口部は、前記エンドプレートの面うち前記電池セルとの当接面よりも小さい、
バッテリパック。
【請求項5】
請求項2に記載のバッテリパックであって、
前記エンドプレートは、拘束部材により前記複数の電池セルと一体に設けられている、
バッテリパック。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記加圧プレートは、
前記開口部の周縁部に対向するフランジ部と、
前記開口部から前記ケースの内側に突出し、前記電池セルを前記ケースに対して押圧する凸部と、を有する、
バッテリパック。
【請求項7】
請求項6に記載のバッテリパックであって、
前記開口部の前記周縁部には、前記加圧プレートの前記フランジ部が嵌め込まれ、前記加圧プレートの前記フランジ部と対向する段差部が設けられており、
前記加圧プレートの前記フランジ部は、前記ケースの前記側壁部の外面よりも内側に設けられる、
バッテリパック。
【請求項8】
請求項7に記載のバッテリパックであって、
前記ケースの前記段差部と前記加圧プレートの前記フランジ部との間には、シール材が設けられる、
バッテリパック。
【請求項9】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記ケースは、前記側壁部を有し、前記電池セルが収容されるケース本体と、前記ケース本体を上方から覆うケースカバーと、を有し、
前記ケース本体の前記側壁部の上端部は、全周に沿って連続に繋がっており、
前記ケースカバーは、前記ケース本体の前記上端部にシール材を介して接続される、
バッテリパック。
【請求項10】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記加圧プレートには、前記電池セルに設けられた安全弁から放出されたガスを前記ケースの外側に排気可能な圧力開放弁が設けられている、
バッテリパック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリパックに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、それぞれが扁平な形状の複数の蓄電素子を有する蓄電ユニットと、蓄電ユニットが収容される外装体本体と、を備える蓄電装置が記載されている。特許文献1の蓄電装置では、蓄電ユニットが外装体本体の側壁と対向する位置に形成された第二開口部から挿入されて外装体本体の内方に収容された後、第二蓋部が第二開口部を塞ぐように外装体本体に接合される。この際、第二蓋部は、スペーサを介して複数の蓄電素子をその並び方向に圧迫して、蓄電ユニットを圧縮している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/068029号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の蓄電装置は、複数の蓄電素子をユニット化、モジュール化することなく、外装体本体に収容するCell to Pack式であり、スペース効率の点で有利となっている。しかしながら、第二開口部は、外装体本体において蓄電ユニットの挿入口側の側壁を設けないことで形成されているので、外部からの衝撃に対する耐衝撃性能の観点から改良の余地があった。
【0006】
本発明は、スペース効率を向上させると共に、外部からの衝撃に対する耐衝撃性能を向上させたバッテリパックを提供する。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
積層された複数の電池セルと、
前記複数の電池セルが収容されたケースと、を備えるバッテリパックであって、
前記ケースの側壁部には、前記電池セルの積層方向に、周囲が閉じた開口部が設けられており、
前記開口部には、前記積層方向において、前記電池セルを前記ケースに対して押圧する加圧プレートが取り付けられる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スペース効率を向上させると共に、外部からの衝撃に対する耐衝撃性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
バッテリパック10の外観斜視図である。
バッテリパック10の分解斜視図である。
セル積層体30の分解斜視図である。
複数の電池セル40及びエンドプレート31を押圧した状態の加圧プレート28の断面図である。
変形例のバッテリパック10の分解斜視図である。
変形例の加圧プレート28の部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のバッテリパックの一実施形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、互いに直交する前後方向、左右方向、上下方向から構成される座標系を用いて説明する。図面には、前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。ただし、これらの方向は、バッテリパックが機器に搭載される際の方向とは無関係である。例えば、バッテリパックが車両に搭載される場合に、バッテリパックの上下方向が、車載時に車両の進行方向を向いてもよく、車幅方向を向いてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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