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公開番号2025108286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002123
出願日2024-01-10
発明の名称熱交換器、及び熱交換器の製造方法
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F28D 7/00 20060101AFI20250715BHJP(熱交換一般)
要約【課題】熱交換効率を向上させた熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器は、低圧の冷媒が流れる低圧流路18Lと高圧の冷媒が流れる高圧流路18Hとが一方向に交互に形成された熱交換チューブ12Aと、熱交換チューブ12Aの冷媒流れ方向両端部に各々接続され、複数の低圧流路18Lに連通する低圧用継手と、複数の高圧流路18Hに連通する高圧用継手とを有するブロックと、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
低圧の冷媒が流れる低圧流路と高圧の冷媒が流れる高圧流路とが一方向に交互に形成された流路部材と、
前記流路部材の冷媒流れ方向両端部に接続され、複数の前記低圧流路に連通する低圧用継手と、複数の前記高圧流路に連通する高圧用継手とを取り付けたブロックと、
を有する熱交換器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記流路部材を第1流路部材と第2流路部材を含んで構成し、
前記第1流路部材の幅方向の向きと前記第2流路部材の幅方向の向きとが互いに交差する方向となるように、前記第1流路部材と前記第2流路部材とを配置した、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記流路部材を第1流路部材と第2流路部材と第3流路部材とを含んで構成し、
前記第1流路部材と前記第2流路部材とを各々の側面が対向するように離隔して配置し、
前記第1流路部材、及び前記第2流路部材の幅方向一方側に、前記第3流路部材の側面の向きが前記第1流路部材の側面、及び前記第2流路部材の側面と交差する方向となるように、前記第1流路部材、前記第2流路部材、及び前記第3流路部材を配置した、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記流路部材を第1流路部材と第2流路部材と第3流路部材と第4流路部材とを含んで構成し、
前記第1流路部材と前記第2流路部材とを各々の側面が対向するように離隔して配置し、
前記第3流路部材と前記第4流路部材とを各々の側面が対向するように離隔させ、前記第3流路部材の側面と前記第4流路部材の側面の向きが、前記第1流路部材の側面と前記第2流路部材の側面の向きと交差する方向なるように、前記第1流路部材、前記第2流路部材、前記第3流路部材、及び前記第4流路部材を配置した、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の熱交換器の製造方法であって、
前記ブロックに前記流路部材を貫通させて前記流路部材を前記ブロックにロウ付けするロウ付け工程と、
前記ロウ付け工程後、前記流路部材の側面に前記低圧流路と連通する低圧連通流路を加工する低圧連通流路加工工程と、
前記ロウ付け工程後、前記流路部材の側面に前記高圧流路と連通する高圧連通流路を加工する高圧連通流路加工工程と、
低圧連通流路加工工程後、前記ブロックに、前記低圧連通流路と連通するように前記低圧用継手を取り付ける低圧用継手取り付け工程と、
高圧連通流路加工工程後、前記ブロックに、前記高圧連通流路と連通するように前記高圧用継手を取り付ける高圧用継手取り付け工程と、
を有する熱交換器の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器、及び熱交換器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
熱交換器として、例えば、特許文献1、及び特許文献2に記載の熱交換器が知られている。
特許文献1に記載の熱交換器は、多数の流体流路孔が断面厚み方向に複数の列状に配置された多孔扁平チューブを用い、片面側の流体流路孔列を低圧流体流路とし、もう片面側の流体流路孔列を高圧流体流路として低圧流体と高圧流体との間で熱交換を行っている。
また、特許文献2に記載の熱交換器は、低圧冷媒が流れる偏平状の低圧チューブと高圧冷媒が流れる偏平状の高圧チューブとを積層した構成や、偏平状の低圧チューブと偏平状の高圧チューブとを一体化した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-101144号公報
特開2004-125340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、何れの熱交換器においても、熱交換効率について改善の余地があった。
本開示は、熱交換効率を向上させた熱交換器、及び熱交換器の製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様に係る熱交換器は、低圧の冷媒が流れる低圧流路と高圧の冷媒が流れる高圧流路とが一方向に交互に形成された流路部材と、前記流路部材の冷媒流れ方向両端部に接続され、複数の前記低圧流路に連通する低圧用継手と、複数の前記高圧流路に連通する高圧用継手とを取り付けたブロックと、を有する。
【0006】
第1の態様に係る熱交換器では、例えば、一方のブロックの高圧用継手に高圧の冷媒を流入させると、高圧の冷媒は、流路部材の高圧流路を流れて他方のブロックの高圧用継手から排出される。また、例えば、一方のブロックの低圧用継手に低圧の冷媒を流入させると、低圧の冷媒は、流路部材の低圧流路を流れて他方ブロックの低圧用継手から排出される。なお、例えば、一方のブロックの高圧用継手に高圧の冷媒を流入させ、他方のブロックの低圧用継手に低圧の冷媒を流入させるようにしてもよい。
【0007】
流路部材において、高圧流路に高圧の冷媒を流し、低圧流路に低圧の冷媒を流すことで、互いに隣接する高圧流路と低圧流路との間で、高圧の冷媒と低圧の冷媒との熱交換を行うことができる。
【0008】
流路部材では、高圧流路と低圧流路とが一方向に交互に形成されているので、例えば、高温の流路の両側に低圧流路が配置されることとなり、高圧流路の高圧の冷媒は、両側の2つの低圧流路の低圧冷媒と熱交換することができ、高圧流路の片側だけに低圧流路が配置されている場合に比較して、熱交換効率を向上することができる。
【0009】
第2の態様に係る熱交換器は、第1の態様に係る熱交換器において、前記流路部材を第1流路部材と第2流路部材を含んで構成し、前記第1流路部材の幅方向の向きと前記第2流路部材の幅方向の向きとが互いに交差する方向となるように、前記第1流路部材と前記第2流路部材とを配置した。
【0010】
第2の態様に係る熱交換器では、第1流路部材と第2流路部材とを例えばL字状に配置することができる。これにより、第1流路部材と第2流路部材とで形成される隅部分に、例えば、熱交換器と接続される冷凍サイクルに用いられるアキュムレータを配置することができる。このため、熱交換器にアキュムレータを接続して一体化する場合、熱交換器とアキュムレータの設置スペースを小さくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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