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公開番号
2025093563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209290
出願日
2023-12-12
発明の名称
電動弁
出願人
株式会社不二工機
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F16K
31/04 20060101AFI20250617BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】シール材の摩耗が抑制される電動弁を提供する。
【解決手段】電動弁10は、第一開口24A1を有する弁座24Aと、弁座24Aに直交する方向に延び、第一開口24A1とずれた軸中心周りに回転する駆動軸22と、シール材50を有し、駆動軸22に設けられ、駆動軸22の回転によって弁座24Aに沿って回転運動することで第一開口24A1をシール材50により開閉する弁体24Dと、弁体24Dを弁座24Aに向けて付勢するばね部材26と、少なくともシール材50が第一開口24A1を閉止する状態から開放する状態への弁体24Dの回転運動をシール材50が弁座24Aから離れる側への弁体24Dの直線運動に変換する変換機構60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有する筐体と、
前記開口の形成面に直交する方向に延び、前記開口とずれた軸中心周りに回転する軸体と、
シール材を有し、前記軸体に設けられ、該軸体の回転によって前記形成面に沿って回転運動することで前記開口を前記シール材により開閉する弁体と、
前記弁体を前記形成面に向けて付勢する付勢部と、
少なくとも前記シール材が前記開口を閉止する状態から開放する状態への前記弁体の回転運動を前記シール材が前記形成面から離れる側への前記弁体の直線運動に変換する変換機構と、
を備える電動弁。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記変換機構は、
前記筐体に配置され、前記開口の形成面から離れる方向に出っ張る凸部と、
前記弁体における前記凸部に対向する側に配置され、前記開口の形成面に対し傾斜する傾斜面を有し、前記軸体の回転に伴って前記凸部が傾斜面に沿って移動する板部と、
を有する、
請求項1に記載の電動弁。
【請求項3】
前記凸部と前記板部の傾斜面とは、いずれも前記弁体よりも前記軸中心に沿う方向から見て外方に配置される、
請求項2に記載の電動弁。
【請求項4】
前記板部は、前記軸体の回転方向と反対方向に前記傾斜面から続き、平坦に形成される台座面を有する、
請求項3に記載の電動弁。
【請求項5】
前記板部は、前記台座面よりも前記開口の形成面から離れる方向であって、前記軸体の回転方向と反対方向に前記台座面に続いて形成され、前記シール材が前記開口を開放する状態から閉止する状態に移る際に前記凸部が沿って移動する基準面を有する、
請求項4に記載の電動弁。
【請求項6】
前記変換機構は、前記軸体の軸中心を基準として対称に一対配置される、
請求項1~5のいずれか一項に記載の電動弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1のように、送りねじ機構によって弁体を上下動させて流量調整を行うニードル弁タイプの電動弁(以下、電動ニードル弁とする)が知られている。電動ニードル弁は、弁本体と、弁本体に取り付けられた筒状のキャンと、キャンの内側に設けられたロータと、キャンの外側に配置されロータを回転させるステータとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-219059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シール材を有する弁体を筐体の開口の形成面に沿って回転させることにより開口を閉止する電動弁において、従来の電動弁は付勢部によりシール材を開口の形成面に常時押し付けるため、シール材が摩耗する。
【0005】
本開示は、弁体のシール材が開口の形成面に常時押し付けられる構成に比べ、開口の開閉に伴うシール材の摩耗が抑制される電動弁を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に係る電動弁は、開口を有する筐体と、前記開口の形成面に直交する方向に延び、前記開口とずれた軸中心周りに回転する軸体と、シール材を有し、前記軸体に設けられ、該軸体の回転によって前記形成面に沿って回転運動することで前記開口を前記シール材により開閉する弁体と、前記弁体を前記形成面に向けて付勢する付勢部と、少なくとも前記シール材が前記開口を閉止する状態から開放する状態への前記弁体の回転運動を前記シール材が前記形成面から離れる側への前記弁体の直線運動に変換する変換機構と、を備える。
【0007】
第1態様に係る電動弁では、弁体が開口の閉止する状態から開放側に回転すると、変換機構が弁体の回転運動を直線運動に変換してシール材が開口の形成面から離れる側に作用する。これにより、本電動弁では、弁体のシール材が開口の形成面に常時押し付けられる構成に比べ、シール材の摩耗が抑制される。
【0008】
第2態様に係る電動弁は、第1態様に係る電動弁において、前記変換機構は、前記筐体に配置され、前記開口の形成面から離れる方向に出っ張る凸部と、前記弁体における前記凸部に対向する側に配置され、前記開口の形成面に対し傾斜する傾斜面を有し、前記軸体の回転に伴って前記凸部が傾斜面に沿って移動する板部と、を有する。
【0009】
第2態様に係る電動弁では、付勢部の付勢力で筐体側の凸部が弁体側である板部に接する。弁体の回転により傾斜面が凸部に沿って移動すると弁体の回転運動が直線運動に変換される。本電動弁では、複雑な形状の傾斜面を板部が有するため、筐体に傾斜面が配置される構成に比べ、簡易な構成で弁体の運動の方向が変わる。
【0010】
第3態様に係る電動弁は、第2態様に係る電動弁において、前記凸部と前記板部の傾斜面とは、いずれも前記弁体よりも前記軸中心に沿う方向から見て外方に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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