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公開番号2025107895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001438
出願日2024-01-09
発明の名称熱交換器一体型アキュムレータ
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F25B 43/00 20060101AFI20250714BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】熱交換器一体型アキュムレータの能力、及び設置に係る利便性を高める。
【解決手段】熱交換器一体型アキュムレータ10は、上下方向に延びる筒状に形成され、内部に低温冷媒を一時的に貯留可能なアキュムレータ12と、アキュムレータ12の上方に設けられ、低温冷媒と高温冷媒との間で熱交換を行う熱交換器14と、アキュムレータ12と熱交換器14の間に設けられ、低温冷媒の入口及び出口と、高温冷媒の入口及び出口が設けられた継手部16と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
上下方向に延びる筒状に形成され、内部に低温冷媒を一時的に貯留可能なアキュムレータと、
アキュムレータの上方に設けられ、前記低温冷媒と高温冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
前記アキュムレータと前記熱交換器の間に設けられ、前記低温冷媒の入口及び出口と、前記高温冷媒の入口及び出口が設けられた継手部と、
を有する熱交換器一体型アキュムレータ。
続きを表示（約 140 文字）【請求項２】
前記熱交換器は、プレート式である請求項１に記載の熱交換器一体型アキュムレータ。
【請求項３】
前記熱交換器の上端と前記アキュムレータの軸方向の下端が、それぞれ平らに形成されている請求項１又は請求項２に記載の熱交換器一体型アキュムレータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、熱交換器一体型アキュムレータに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
低温冷媒の流入パイプと熱交換パイプの流出管部がアキュムレータの上端側に設けられ、低温冷媒の流出パイプと熱交換パイプの流入管部がアキュムレータの下端側に設けられた内部熱交換器一体型アキュムレータが開示されている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－７６９９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記した従来例のように、冷媒の流入部及び流出部が円筒状の外側部材の上端側と下端側に分かれて設けられた構造では、管の接続部分が分散するため、配管の取り回しスペースが多く必要となる。また、熱交換パイプがアキュムレータの周囲に螺旋状に配置される構造では、熱交換パイプの存在によって全体の外径が大きくなる。また、高温冷媒の加熱によりアキュムレータ内の低温冷媒が加熱されるため、アキュムレータの貯液機能が低下すると考えられる。
【０００５】
本発明は、熱交換器一体型アキュムレータの能力、及び設置に係る利便性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１の態様に係る熱交換器一体型アキュムレータは、上下方向に延びる筒状に形成され、内部に低温冷媒を一時的に貯留可能なアキュムレータと、アキュムレータの上方に設けられ、前記低温冷媒と高温冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、前記アキュムレータと前記熱交換器の間に設けられ、前記低温冷媒の入口及び出口と、前記高温冷媒の入口及び出口が設けられた継手部と、を有する。
【０００７】
この熱交換器一体型アキュムレータでは、熱交換器がアキュムレータの上方に設けられているので、全体の外径を小型化すると共にアキュムレータの貯液機能を高めることができる。また、熱交換器一体型アキュムレータに対する配管の接続位置を、アキュムレータと熱交換器の間の継手部に集約することができる。
【０００８】
第２の態様は、第１の態様に係る熱交換器一体型アキュムレータにおいて、前記熱交換器がプレート式である。
【０００９】
この熱交換器一体型アキュムレータでは、熱交換器がプレート式であるので、小型でありながら熱交換効率を高めることが可能である。
【００１０】
第３の態様は、第１の態様又は第２の態様に係る熱交換器一体型アキュムレータにおいて、前記熱交換器の上端と前記アキュムレータの軸方向の下端が、それぞれ平らに形成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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