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公開番号
2025110347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024013662
出願日
2024-01-15
発明の名称
包丁研ぎ器具
出願人
個人
代理人
主分類
B24B
3/36 20060101AFI20250718BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】 従来のシャープナーや砥石を使った包丁研ぎは効果が薄く、難易度が高いなどの課題がある。
【解決手段】 本発明で従来の角度(15°)よりも高い角度(30°)を維持して研ぐことで、簡易に短時間で砥石を使った包丁のメンテナンスが可能になる
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
砥石に面する下面と、
下面に隣接し、下面から離れるにつれて前記砥石からも離れる方向で、前記砥石の上面に対して30°傾斜した傾斜面と、
前記傾斜面に内蔵されたネオジム磁石と、
前記ネオジム磁石を覆う板と、
前記下面に配置され、前記砥石に接触する接触板と、
前記下面の上側に配置されたウェイトと、
前記ウェイトの両側に配置された持ち手部分と、を有する包丁研ぎ器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、砥石による包丁研ぎを容易にするための器具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
包丁研ぎの切れ味を維持する為に、既存の方法ではシャープナーや砥石を使った研磨を行う。ただし、それぞれに解決するべき点がある。シャープナー(棒状や機械式)は研磨剤を刃先に当てて食材に引っ掛かる部位を作り切れるようにするが、刃先は徐々に丸くなり効果は徐々に薄くなる。一般的な砥石による研磨は高い切れ味を出すが研ぎあげるまでの時間もかかり、また砥石の種類も複数必要である。また、両刃の包丁の場合、刃の角度は15°程度に維持する必要がありその作業自体の難易度が高い。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献】
【】
実用新案登録第3223022号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、容易にまた短時間で砥石を使い包丁を研げるようにし、切れ味を持ち主が維持できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
下に配置される砥石に面する下面と、
下面に隣接し、下面から離れるにつれて前記砥石からも離れる方向で、前記砥石の上面に対して30°傾斜した傾斜面と、
前記傾斜面に内蔵されたネオジム磁石と、
前記ネオジム磁石を覆う板と、
前記下面に配置され、前記砥石に接触する接触板と、
前記下面の上側に配置されたウェイトと、
前記ウェイトの両側に配置された持ち手部分と、を有する包丁研ぎ器具とする。
【発明の効果】
【0006】
一般的な角度(15°)より角度を上げる(30°)ことで削る量が少なくなり砥石を使いながらも短時間で高い切れ味にすることが出来る。また角度が固定出来るので不器用な方や小学生程度の子どもでも容易に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本願の実施形態に係る包丁研ぎ器具を示す図である。
本願の実施形態に係る包丁研ぎ器具の使用方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1を参照して本願の実施形態に係る包丁研ぎ器具を説明する。包丁研ぎ器具は、包丁研ぎ器具の下に配置される砥石に面する下面と、下面に隣接し、下面から離れるにつれて砥石から離れる方向(上方向)に傾斜した傾斜面とを有する。上面は長方形状をしている。下面を挟んで傾斜面とは反対側の側面も長方形状をしている。その側面と傾斜面とに挟まれた側面(横面)は、下底よりも上底が長い台形状をしている。本体は木材から形成することが好ましい。
【0009】
傾斜面は、砥石の上面に対して30°の傾斜を有する。傾斜面にはネオジム磁石2が内蔵されている。下面の上側には鉄製のウェイト3が内蔵されている。下面には、砥石の上面に面接触するステンレス製の砥石接触板4が設けられている。ネオジム磁石2は、磁石を隠すための板5によって覆われている。台形状の側面のうち傾斜面とは反対側の部分(ウェイト3の両側)には1mm程度の深さで凹んだ持ち手部分6が形成されている。
【0010】
次に図2を参照して、本願の実施形態に係る包丁研ぎ器具の使用方法を説明する。まず、セラミック砥石(粒度#1000)を水でぬらす。包丁の刃先が砥石に当たった状態で包丁を置き、包丁を傾斜部分のネオジム磁石2の力で、刃を砥石から30°の角度で固定する。刃先が砥石に接触した状態で、包丁研ぎ器具の手前部分が浮かないように持ち手部分6を持って前方に押し出す作業を3回程度繰り返す。順々に位置をずらしながら刃の表全体を研ぐ(裏面は研がない)曲がっている包丁の先端の刃先を当てるときは包丁の刃の柄に近い部分を砥石から離して持ち上げると先端が砥石に当たる。研いだ包丁の刃先を背の方に向かって動かしながら束になった新聞紙か、なめし皮に撫でるように当てる。もし切れ味が出ていない場合は元々刃先が減りすぎて研いだ部分が刃先に到達していないので刃先が尖って切れ味が出るまで再度同じ作業を繰り返す。刃先全体が鋭くなることで高い切れ味の包丁にすることができる。
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)
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