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公開番号2025111085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005250
出願日2024-01-17
発明の名称プロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250723BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】投射画像の揺れによる画質低下を抑制できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明のプロジェクターは、外装を構成する外装筐体と、外装筐体の内面に固定される金属製のベースと、ベースに固定された光源装置と、ベースに固定され、光源装置からの光を画像光に変調する画像形成装置と、ベースに固定され、画像光を投射する投射光学装置と、ベースに固定され、駆動により振動を発生する冷却ユニットと、ベースから起立した第1支持部と、第1支持部と冷却ユニットにおけるベースの反対側とを互いに連結固定する第1梁部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外装を構成する外装筐体と、
前記外装筐体の内面に固定される金属製のベースと、
前記ベースに固定された光源装置と、
前記ベースに固定され、前記光源装置からの光を画像光に変調する画像形成装置と、
前記ベースに固定され、前記画像光を投射する投射光学装置と、
前記ベースに固定され、駆動により振動を発生する冷却ユニットと、
前記ベースから起立した第1支持部と、
前記第1支持部と前記冷却ユニットにおける前記ベースの反対側とを互いに連結固定する第1梁部材と、を備える、
ことを特徴とするプロジェクター。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記冷却ユニットは、ファンを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項3】
前記冷却ユニットは、
液体が流れる配管で接続された、ラジエーター、ポンプおよびタンクと、
前記ラジエーターを保持する金属製の第1ホルダーと、
前記第1ホルダーに連結され、前記ポンプおよび前記タンクを保持する金属製の第2ホルダーと、をさらに有し、
前記第1梁部材は、前記第1ホルダーに固定される、
ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項4】
前記冷却ユニットは、前記ファンを保持する金属製の第3ホルダーをさらに有し、
前記第3ホルダーは、前記第1ホルダーおよび前記第2ホルダーに連結される、
ことを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
【請求項5】
前記第1支持部は、前記ラジエーターの長手方向に沿って延びる延在部を有し、
前記第1梁部材は、前記延在部に重ねて配置される板状部と、前記板状部の両端側と前記第1ホルダーとを連結固定する固定部と、を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
【請求項6】
前記冷却ユニットは、前記ファンを保持する金属製の第4ホルダーを有し、
前記第1梁部材は、前記第4ホルダーに固定される、
ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項7】
前記冷却ユニットにおいて、複数の前記ファンが横並びで配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載のプロジェクター。
【請求項8】
前記冷却ユニットは、前記複数のファンにそれぞれ対応する複数の前記第4ホルダーを有し、
前記第1梁部材は、複数の前記第4ホルダーの少なくとも1つに連結される、
ことを特徴とする請求項7に記載のプロジェクター。
【請求項9】
前記第1支持部は、前記複数のファンが並ぶ方向に沿って延びる延在部を有し、
前記第1梁部材は、前記延在部に重ねて配置される板状部と、前記板状部の両端側と前記第4ホルダーとを連結固定する固定部と、を有する、
ことを特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれか一項に記載のプロジェクター。
【請求項10】
前記タンクは、前記第1支持部が前記ベースから起立する方向において、前記ベースと前記ファンとの間に位置する、
ことを特徴とする請求項3から請求項5のうちのいずれか一項に記載のプロジェクター。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、プロジェクターの高画質化、プロジェクションマッピングなどの大画面化に伴い、輝度の高いプロジェクターが要望されている。このため、プロジェクターにおいて、パネルを含む画像形成装置、光源装置、あるいは電源装置等の熱源は温度がより高くなるので、冷却装置の性能を向上させる必要がある。例えば、下記特許文献1に開示のプロジェクターでは、画像形成ユニットを構成する液晶パネルを液冷によって冷却している。
【0003】
一方、冷却装置のファンやポンプは駆動に伴う振動が発生し、その振動がプロジェクターの固有振動数に共振すると、投射レンズに振動が伝わり、投影画像の揺れが発生し、画質の低下につながる。例えば、下記特許文献2に開示のプロジェクターでは、複数のファンの振動の周波数に差を持たせることで投射レンズに振動が伝わり難くすることで画質の低下を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-119493号公報
特開2021-167860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、下記特許文献2に開示のプロジェクターにおいても、プロジェクター内に配置される各部材のレイアウトの制約により投射レンズの揺れを十分に抑制することは難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の1つの態様によれば、外装を構成する外装筐体と、前記外装筐体の内面に固定される金属製のベースと、前記ベースに固定された光源装置と、前記ベースに固定され、前記光源装置からの光を画像光に変調する画像形成装置と、前記ベースに固定され、前記画像光を投射する投射光学装置と、前記ベースに固定され、駆動により振動を発生する冷却ユニットと、前記ベースから起立した第1支持部と、前記第1支持部と前記冷却ユニットにおける前記ベースの反対側とを互いに連結固定する第1梁部材と、を備える、プロジェクターが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のプロジェクターの構成を示した平面図である。である。
第1実施形態のプロジェクターの要部構成を示す分解斜視図である。
第1実施形態のプロジェクターの要部構成を示す断面図である。
冷却ユニットの左斜め方向から視た図である。
冷却ユニットの右斜め方向から視た図である。
第1実施形態のプロジェクターの電気的な構成を示すブロック図である。
スキップ制御におけるデューティー比の変化を模式的に示すグラフである。
第2実施形態の冷却ユニットの概略構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
【0009】
(第1実施形態)
図1は本実施形態のプロジェクターの構成を示した平面図である。
本実施形態のプロジェクター1は、光源装置2から射出された照明光を変調して画像情報に応じた画像光を生成し、形成した画像光をスクリーン等の被投射面に拡大投射する。図1に示すように、プロジェクター1は、光源装置2と、画像形成装置3と、投射光学装置4と、外装筐体5と、ベース15と、冷却装置6と、電源装置14と、を備えている。
【0010】
以下の説明では、必要に応じてXYZ直交座標系を用いる。
各図面において、X軸は光源装置2から画像形成装置3に向けて射出される照明光WLの光軸AX1に沿う軸である。Y軸はX軸に直交し、投射光学装置4が画像光を投射する方向、すなわち、投射光学装置4の光軸AX2に沿う軸である。Z軸は光軸AX1および光軸AX2に直交する軸である。
また、本実施形態では、Z軸に沿う方向を「上下方向Z」、+Zを「上側」、-Zを「下側」とし、X軸に沿う方向を「左右方向X」、+Xを「右側」、-Xを「左側」とし、Y軸に沿う方向を「前後方向Y」、+Yを「前側」、-Yを「後側」と称して説明する。
なお、上下方向Z、左右方向Xおよび前後方向Yとは、単にプロジェクター1の各構成部材の配置関係を説明するための名称であって、プロジェクター1における実際の設置姿勢や方向を規定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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