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公開番号2025104213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024105334
出願日2024-06-28
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250702BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】装置のコストダウンを図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、カラーの作像ユニットを装着せずにブラックの作像ユニットのみを装着して、カラー機からモノクロ機へ転用可能となっている。モノクロ機として使用するときは、作像ユニット装着部のカラーの作像ユニットが装着される箇所を塞ぐ単色用インナーカバーたる第一モノクロ用インナーカバー111が取り付けられる。この第一モノクロ用インナーカバー111には、装着されていないカラーの作像ユニットに対応する廃トナー受け口を塞ぐ受け口閉鎖部111aを有し、カラーの廃トナー受け口からの廃トナーの飛散を防止する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
互いに異なる色のトナー像を作像する複数の作像ユニットが装着可能な作像ユニット装着部と、
前記作像ユニット装着部の各作像ユニット装着箇所にそれぞれ設けられ、前記作像ユニット装着部に装着された作像ユニットから排出される廃トナーを受ける複数の廃トナー受け口と、
複数の廃トナー受け口に連通し、前記廃トナー受け口が受けた廃トナーを収容する廃トナー収容部とを備えた画像形成装置において、
前記作像ユニット装着部に作像ユニットを一つ装着して単色の画像を形成する単色画像形成装置として用いるときに装置本体に取り付けられるインナーカバーを備え、
前記インナーカバーは、装着されていない作像ユニットに対応する廃トナー受け口を塞ぐ受け口閉鎖部を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
互いに異なる色のトナー像を作像する複数の作像ユニットが装着可能な作像ユニット装着部と、
前記作像ユニット装着部の各作像ユニット装着箇所にそれぞれ設けられ、前記作像ユニット装着部に装着された作像ユニットから排出される廃トナーを受ける複数の廃トナー受け口と、
複数の廃トナー受け口に連通し、前記廃トナー受け口が受けた廃トナーを収容する廃トナー収容部とを備えた画像形成装置において、
少なくとも前記作像ユニット装着部の前記作像ユニットが装着されていない箇所を覆うインナーカバーを備え、
前記インナーカバーは、装着されていない作像ユニットに対応する廃トナー受け口を塞ぐ受け口閉鎖部を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記インナーカバーは、前記受け口閉鎖部を有し、前記作像ユニットが装着されていない箇所を覆う第一部材と、前記第一部材が係合する第二部材とからなり、
前記第一部材は、前記第二部材を装置本体に取り付けた状態で、前記装置本体から着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像形成装置において、
前記第一部材は、前記作像ユニット装着部の前記作像ユニットが装着されていない一つの箇所を覆うものであり、
前記第二部材は、複数の第一部材が係合可能であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置において、
前記複数の第一部材は、同一形状であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の画像形成装置において、
各廃トナー受け口を囲むように、弾性部材が設けられており、
前記受け口閉鎖部は、前記弾性部材に密着して前記廃トナー受け口を塞ぐことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像形成装置において、
前記インナーカバーは、前記受け口閉鎖部の近傍で装置筐体に締結されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置において、
前記インナーカバーは、装着位置に位置する前記作像ユニットをロックするロック部を操作する操作レバーが締結されていた軸部材に締結されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記受け口閉鎖部は、前記インナーカバーに一体成型されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像形成装置において、
前記受け口閉鎖部は、前記インナーカバーの前記作像ユニットが装着されていない箇所を覆う部材に一体成型されていることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、互いに異なる色のトナー像を作像する複数の作像ユニットが装着される作像ユニット装着部と、各作像ユニットに対応して設けられ作像ユニットから排出される廃トナーを受ける複数の廃トナー受け口と、廃トナー受け口で受けた廃トナーが収容される廃トナー収容部とを備え画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記画像形成装置として、複数の廃トナー受け口それぞれに設けられ、廃トナー受け口を開放するための開口部と、廃トナー受け口を塞ぐ閉鎖部とを有するシャッター部材が、移動可能に支持されたものが記載されている。複数のシャッター部材は、移動機構によって同時に同量移動するように構成されている。ブラック(B)の廃トナー受け口に対応するシャッター部材の開口部は、それ以外のシャッター部材(イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の廃トナー受け口に対応する複数のシャッター部材)の開口部よりもシャッター部材の回動方向の下流側に長くなっている。そのため、移動機構によって、複数のシャッター部材を同時に移動させたとき、ブラック(B)の廃トナー受け口が、他の廃トナー受け口よりも先にシャッター部材の開口部によって開放される。
【0004】
上記画像形成装置をモノクロ機として使用するときは、Y、C、Mの作像ユニットは装着せず、B作像ユニットひとつだけ、装置のB作像ユニット装着部に装着する。そして、移動機構によるシャッター部材の移動量を、カラー機として使用するときの移動量よりも少なくし、B作像ユニットに対応するB廃トナー受け口のみを開放し、Y、C、Mの廃トナー受け口は、シャッター部材で塞いだ状態にする旨が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、複数の廃トナー受け口にシャッター部材を設けるとともに、これらシャッター部材を移動させる移動機構を設ける必要があり、部品点数の増加によるコストアップにつながるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、互いに異なる色のトナー像を作像する複数の作像ユニットが装着可能な作像ユニット装着部と、前記作像ユニット装着部の各作像ユニット装着箇所にそれぞれ設けられ、前記作像ユニット装着部に装着された作像ユニットから排出される廃トナーを受ける複数の廃トナー受け口と、複数の廃トナー受け口に連通し、前記廃トナー受け口が受けた廃トナーを収容する廃トナー収容部とを備えた画像形成装置において、前記作像ユニット装着部に作像ユニットを一つ装着して単色の画像を形成する単色画像形成装置として用いるときに装置本体に取り付けられるインナーカバーを備え、前記インナーカバーは、装着されていない作像ユニットに対応する廃トナー受け口を塞ぐ受け口閉鎖部を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装置の部品点数の増加を抑制でき、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略構成図。
前カバーを開いた状態の画像形成装置の概略正面図。
操作レバー周辺を示す斜視図。
操作レバー周辺の平面図。
操作レバーを取り外した状態を示す斜視図。
作像ユニットの手前側を示す概略斜視図。
操作レバーの操作について説明する図。
図2のA-A断面図。
図8のB-B断面図。
モノクロ機として使用する画像形成装置の構成を示す概略構成図。
モノクロ機として使用する画像形成装置の前カバーを開いた状態の概略正面図。
図11のC-C断面図。
図12のD-D断面図。
第一部材と第二部材で構成されたインナーカバーが取り付けられたモノクロ機の概略正面図。
第一部材を作像ユニット装着部の3つのカラーの作像ユニットが装着される箇所のうちの一つを覆うように構成したインナーカバーが取り付けられたモノクロ機の概略正面図。
第一部材を作像ユニット装着部の3つのカラーの作像ユニットが装着される箇所のうちの一つを覆うように構成したインナーカバーが取り付けられた2色画像形成装置の概略正面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0010】
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式の画像形成装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す概略構成図である。
図中Z方向は、上下方向であり、図中Y方向は、装置の前後方向であり、図中X方向は、装置の左右方向を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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