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公開番号2025111838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2025081318,2025003011
出願日2025-05-14,2021-05-06
発明の名称薬剤準備部
出願人株式会社湯山製作所
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250723BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】錠剤が、薬剤準備部と衝突した際に、衝突の衝撃によって跳ねるのを抑制する。
【解決手段】薬剤準備部(10)には、錠剤通過経路(30)を通って排出された錠剤(2)と衝突した際に、弾性変形して衝撃を和らげる領域である緩衝領域(Ba)が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤払出装置において、錠剤通過経路を通って排出された錠剤を、複数の貯留部の各々に一包分ずつ留め置く薬剤準備部であって、
前記錠剤通過経路の出口と対向する天面板が設けられ、
前記錠剤通過経路を通って排出された前記錠剤と衝突した際に、弾性変形することを容易にする空隙が、前記天面板と前記貯留部の側壁との間に設けられている、薬剤準備部。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤払出装置において、錠剤通過経路を通って排出された錠剤を、複数の貯留部の各々に一包分ずつ留め置き、一包分の前記錠剤を分包紙に分包する分包部へと供給する薬剤準備部に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一包分の錠剤を分包紙に分包する薬剤払出装置が知られている。例えば、下掲の特許文献1には、以下の薬剤払出装置が開示されている。すなわち、特許文献1の薬剤払出装置は、複数の貯留部を有する薬剤準備部を備えている。特許文献1の薬剤払出装置において、一包分の錠剤は、ホッパー(錠剤通過経路)を通って、薬剤準備部の有する複数の貯留部の各々へと、排出される。そして、一包分の錠剤が、複数の貯留部の各々から、錠剤を分包紙に分包する分包部へと、供給されることにより、一包分の錠剤は分包紙に分包される。
【0003】
また、特許文献1の薬剤準備部は、複数の貯留部が形成された区画形成体と、区画形成体を収容可能な薬剤準備部本体と、を備えている。区画形成体は、回動自在な状態で薬剤準備部本体に収容されている。また、薬剤準備部本体の底面には開口が形成されている。開口に相当する位置に到来した貯留部においては、貯留部に設けられたシャッタが開き、貯留部内の錠剤が分包部に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-100911
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来技術において、前記錠剤通過経路を通って排出された前記錠剤が、前記薬剤準備部との衝突の衝撃によって跳ねてしまうと、以下の状況が発生し得る。すなわち、衝突の際の衝撃で前記錠剤が跳ねると、前記複数の貯留部のうちの、前記錠剤が収納されるべき所望の貯留部へと、前記錠剤が収納されるタイミングが遅れるなどして、前記所望の貯留部とは異なる貯留部に、前記錠剤が収納される可能性がある。
【0006】
また、上述のような従来技術において、貯留部に留め置かれた錠剤から発生した粉及び欠片の少なくとも一方が、薬剤準備部本体の底面の、貯留部の外側に存在する場合、以下の状況が発生し得る。すなわち、薬剤準備部本体の底面の、貯留部の外側に存在する、粉及び欠片の少なくとも一方が、例えば区画形成体の回動に伴い、薬剤準備部本体の底面に形成された開口から分包部へと供給されてしまう可能性がある。
【0007】
本発明の一態様は、薬剤払出装置において、錠剤通過経路を通って排出された錠剤が、薬剤準備部との衝突の衝撃によって跳ねてしまうのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る薬剤準備部は、薬剤払出装置において、錠剤通過経路を通って排出された錠剤を、複数の貯留部の各々に一包分ずつ留め置く薬剤準備部であって、前記錠剤通過経路の出口と対向する天面板が設けられ、前記錠剤通過経路を通って排出された前記錠剤と衝突した際に、弾性変形することを容易にする空隙が、前記天面板と前記貯留部の側壁との間に設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、薬剤払出装置において、錠剤通過経路を通って排出された錠剤が、薬剤準備部との衝突の衝撃によって跳ねてしまうのを抑制することができるとの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1に係る薬剤準備部の全体概要を示す外観斜視図である。
図1の薬剤準備部を備える薬剤払出装置の概要を説明する図である。
図1の薬剤準備部を鉛直上方から見下ろした上面図である。
図1の薬剤準備部を鉛直下方から見上げた底面図である。
図1の薬剤準備部の備える天面板および区画形成体を鉛直上方から見下ろした上面図である。
図5のX1-X2矢視断面のイメージを示す図である。
図5のY1-Y2矢視断面のイメージを示す図である。
図5の区画形成体を鉛直下方から見上げた底面図である。
図1の薬剤準備部の備える底面板を鉛直上方から見下ろした上面図である。
図9の底面板を鉛直下方から見上げた底面図である。
図10のZ1-Z2矢視断面のイメージを示す図である。
錠剤通過経路を通って排出される錠剤の位置を説明する図である。
錠剤が貯留部へと収納される様子を説明する図である。
本発明の実施形態2に係る薬剤払出装置の全体を示す斜視図である。
本発明の実施形態2に係る錠剤待機部の構成を示す斜視図である。
錠剤待機部が備えるリブの拡大図である。
薬剤準備部を鉛直上方から見下ろした上面図である。
薬剤準備部を鉛直下方から見上げた底面図である。
薬剤準備部が備える底面板を鉛直上方から見下ろした上面図である。
区画形成体を鉛直下方から見上げた底面図である。
平面視における区画形成体と底面板との位置関係を示す模式図である。
薬剤準備部の、軸に平行な平面における断面の斜視図である。
除去部の周囲の構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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