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公開番号2025112628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006970
出願日2024-01-19
発明の名称性行為補助具
出願人個人
代理人個人
主分類A61F 5/41 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】更年期障害等による勃起不全者が男性器に装着することで性行為を補助することが可能な性行為補助具を提供する。
【解決手段】性行為補助具1は、第1の方向Xに延出し、男性器の陰茎Aが配置される配置部21が形成された本体部2と、陰茎Aが配置部21に配置された状態を保持するために、本体部2の第1の方向Xと略直交する第2の方向Yにおける端部22から延出した保持部3と、亀頭Bに第1の方向Xにおいて当接するように、本体部2の先端23側から立ち上がった当接部4と、を備えている。保持部3は、可撓性を有する樹脂によって形成されており、その延出した先端41側は開放されており、当接部4は、可撓性を有する樹脂によって形成されており、第2の方向Yから見て第1の方向Xに向けて膨らみ、かつ、保持部3側が凹んだ形状を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
男性器に装着された状態で前記男性器と共に女性器内に挿入される性行為補助具であって、
第１の方向に延出し、前記男性器の陰茎が前記第１の方向に沿って配置される配置部が一の面に形成された本体部と、
前記陰茎が前記配置部に配置された状態を保持するために、前記本体部の前記第１の方向と略直交する第２の方向における少なくとも一方の端部から延出した保持部と、
前記配置された陰茎の先端の亀頭に前記第１の方向において当接するように、前記本体部の前記第１の方向における先端側から立ち上がった当接部と、
を備え、
前記保持部は、可撓性を有する樹脂によって形成されており、その延出した先端側は開放されており、
前記当接部は、可撓性を有する樹脂によって形成されており、前記第２の方向から見て前記第１の方向に向けて膨らみ、かつ、前記保持部側が凹んだ形状を有しており、
前記保持部と前記当接部の間の位置関係は、前記保持部の先端と前記当接部の内周面との間に前記亀頭が収まるように設定されていることを特徴とする性行為補助具。
続きを表示（約 69 文字）【請求項２】
前記当接部の開放されている先端は、尿道と亀頭冠の間に位置することを特徴とする請求項１に記載の性行為補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、更年期障害等による勃起不全者が男性器に装着することで性行為を補助することが可能な性行為補助具に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、勃起不全者が陰茎に装着して勃起時と同様の状態にして性交可能にするために、陰茎を支持する陰茎支持部と、陰茎支持部の先端部において亀頭冠に沿った状態で掛止することにより亀頭を陰茎支持部に固定する亀頭固定部と、亀頭固定部を亀頭先端に支持する亀頭先端固定部を有する勃起不全又は勃起不能者用装着具が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６９８５９９２号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記装着具は、男性器に常に装着された状態で性行為を行うものであるが、性行為中に十分な勃起に達した場合には、装着具を装着することなく性行為を行いたいという要望もある。
【０００５】
そこで、本発明は、更年期障害等による勃起不全者の性行為を補助すると共に、性行為中に容易に取り外すことが可能な性行為補助具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、男性器に装着された状態で前記男性器と共に女性器内に挿入される性行為補助具であって、第１の方向に延出し、前記男性器の陰茎が前記第１の方向に沿って配置される配置部が一の面に形成された本体部と、前記陰茎が前記配置部に配置された状態を保持するために、前記本体部の前記第１の方向と略直交する第２の方向における少なくとも一方の端部から延出した保持部と、前記配置された陰茎の先端の亀頭に前記第１の方向において当接するように、前記本体部の前記第１の方向における先端側から立ち上がった当接部と、を備え、前記保持部は、可撓性を有する樹脂によって形成されており、その延出した先端側は開放されており、前記当接部は、可撓性を有する樹脂によって形成されており、前記第２の方向から見て前記第１の方向に向けて膨らみ、かつ、前記保持部側が凹んだ形状を有しており、前記保持部と前記当接部の間の位置関係は、前記保持部の先端と前記当接部の内周面との間に前記亀頭が収まるように設定されていることを特徴とする性行為補助具を提供している。
【０００７】
このような構成によれば、凹んだ部分により、当接部が撓んでその先端が上下・前後方向に移動することが可能となるので、性行為補助具の取り外しが容易となる。また、亀頭の露出部分（当接部に覆われていない部分）が多くなるため、性的快感が阻害されることが抑制される。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の性行為補助具によれば、更年期障害等による勃起不全者の性行為を補助すると共に、性行為中に容易に取り外すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の実施の形態による性行為補助具の斜視図
本発明の実施の形態による性行為補助具の側面図
本発明の実施の形態による性行為補助具の上面図
本発明の実施の形態による性行為補助具の後面図
本発明の実施の形態による弧形状に該当しない場合の説明図
本発明の変形例による保持部の説明図
本発明の変形例による当接部の説明図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態による性行為補助具１について、図１－図５を参照して説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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