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公開番号
2025112497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006753
出願日
2024-01-19
発明の名称
バスバー及び車両用電池パック
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/503 20210101AFI20250725BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】車両の衝突時等に電池モジュールの電極端子が露出するのを防げるようにする。
【解決手段】隣り合う電池モジュール2の電極端子13間を接続するためのバスバー3は、バー部15、及び前記バー部15の両端部の前記電極端子13に接続するための接続部16を有するバスバー本体14と、前記接続部16が接続する前記電極端子13を覆うためのカバー部20とを備える。前記バー部15には、前記カバー部20よりも、前記電池モジュール2から遠ざかる方向に突出する突出部18が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
隣り合う電池モジュールの電極端子間を接続するためのバスバーであって、
バー部、及び前記バー部の両端部の前記電極端子に接続するための接続部を有するバスバー本体と、
前記接続部が接続する前記電極端子を覆うためのカバー部とを備え、
前記バー部には、前記カバー部よりも、前記電池モジュールから遠ざかる方向に突出する突出部が形成されていることを特徴とするバスバー。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記バー部の周囲を覆う絶縁材を備え、
前記カバー部は、前記絶縁材に一体形成されることを特徴とする請求項1に記載のバスバー。
【請求項3】
前記バスバーの長手方向において、前記突出部の最大幅は、前記カバー部の最大幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のバスバー。
【請求項4】
車両に搭載される車両用電池パックであって、
隣り合う電池モジュールと、
隣り合う前記電池モジュールの電極端子間を接続する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバスバーと、
前記バスバーの前記突出部よりも、前記電池モジュールから遠ざかる方向に位置する部位を有する部材とを備えたことを特徴とする車両用電池パック。
【請求項5】
前記電池モジュールの周囲の領域に配置される、冷却風の流路を構成するダクトと、
前記電池モジュールの前記電極端子が設けられた端面側に配置されたブラケットとを備え、
前記ダクト及び前記ブラケットのうちの少なくともいずれか一方が、前記バスバーの前記突出部よりも、前記電池モジュールから遠ざかる方向に位置する部位を有することを特徴とする請求項4に記載の車両用電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバー及び車両用電池パックに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載される車両用電池パックにおいて、複数の電池モジュールを設置する場合、隣り合う電池モジュールの電極端子間がバスバーで接続される。特許文献1には、バッテリパック及びこれを含む二次電池において、サブモジュールを直列で連結するために、隣接したサブモジュールの間には所定形状に折り曲げられた連結バスバーを備える構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-512496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
隣り合う電池モジュールの電極端子間を接続するためのバスバーにおいて、高電圧部である電極端子を覆うための絶縁素材のカバー部を備えるものがある。
しかしながら、車両の衝突時等に、車体や、電池パックの外装を構成する板金が変形してカバー部に接触すると、カバー部が損傷して、電極端子が露出してしまう可能性がある。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、車両の衝突時等に電池モジュールの電極端子が露出するのを防げるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のバスバーは、隣り合う電池モジュールの電極端子間を接続するためのバスバーであって、バー部、及び前記バー部の両端部の前記電極端子に接続するための接続部を有するバスバー本体と、前記接続部が接続する前記電極端子を覆うためのカバー部とを備え、前記バー部には、前記カバー部よりも、前記電池モジュールから遠ざかる方向に突出する突出部が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の衝突時等に電池モジュールの電極端子が露出するのを防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る車両用電池パックを示す斜視図である。
実施例に係る車両用電池パックに含まれる電池モジュールを示す平面図である。
実施例に係るバスバーを示す図である。
実施例に係る車両用電池パックを示す斜視図である。
実施例に係る車両用電池パックにおけるバスバーの周辺構造を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係るバスバー3は、隣り合う電池モジュール2の電極端子13間を接続するためのバスバー3であって、バー部15、及び前記バー部15の両端部の前記電極端子13に接続するための接続部16を有するバスバー本体14と、前記接続部16が接続する前記電極端子13を覆うためのカバー部20とを備える。前記バー部15には、前記カバー部20よりも、前記電池モジュール2から遠ざかる方向に突出する突出部18が形成されている。
これにより、車両の衝突時等に、車体や、電池パックの外装を構成する板金が変形したときに、まずバスバー3の突出部18に接触して、突出部18で衝撃の荷重を受けることになるので、カバー部20に荷重がかかって損傷するのを避けて、電池モジュール2の電極端子13が露出するのを防ぐことが可能になる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1は、実施例に係る車両用電池パック1を示す斜視図である。図2は、車両用電池パック1に含まれる電池モジュール2L、2M、2Rを示す平面図である。図3は、実施例に係るバスバー3を示す図であり、(a)がバスバー3の正面図、(b)がバスバー3の底面図である。図4は、実施例に係る車両用電池パック1(バック上カバー7及びバックカバー8を取り外した状態)を示す斜視図である。図5は、車両用電池パック1におけるバスバー3の周辺構造を説明するための図であり、図4のV-V線の断面を示す。なお、以下の説明において、電池モジュール2L、2M、2Rを総称するかたちで電池モジュール2と称する場合もある。以下に述べる前後、左右、上下の方向(図1、図2、図4、図5に示す方向)は、車両用電池パック1が搭載される車両を基準とした方向とする。
(【0011】以降は省略されています)
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