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公開番号2025113062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007705
出願日2024-01-22
発明の名称射出成形機の金型交換装置
出願人パスカルエンジニアリング株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 45/17 20060101AFI20250725BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】本発明は、安価な射出成形機の金型交換装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の射出成形機の金型交装置は、射出成形機と、当該射出成形機の横に移動自在に設けられた金型交換台車と、当該金型交換台車の停止位置を制御する台車制御システムとを有する射出成形機の金型交換装置において、前記金型交換台車の移動は、インダクションモータにより行われ、前記台車制御システムは、サーボモータにより移動停止が制御される位置決めブロックと、当該位置決めブロックに当接して前記金型交換台車の移動を停止させる位置決めシリンダとを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
射出成形機と、当該射出成形機の横に移動自在に設けられた金型交換台車と、当該金型交換台車の停止位置を制御する台車制御システムとを有する射出成形機の金型交換装置において、
前記金型交換台車の移動は、インダクションモータにより行われ、
前記台車制御システムは、サーボモータにより移動停止が制御される位置決めブロックと、当該位置決めブロックに当接して前記金型交換台車の移動を停止させる位置決めシリンダとを有する射出成形機の金型交装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、射出成形機の金型交換装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
射出成形機の金型交換装置として、特許第５０９０８１２号公報（特許文献１）に記載のものが公知である。この金型交換装置は、二型搭載射出成形機の制御装置と、自走式金型交換台車の制御装置との通信により、自走式金型交換台車の位置を制御するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５０９０８１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前記従来技術の自走式金型交換台車に載置している金型は重量が大きく、且つ、金型を搬送する金型交換台車の自己重量も大きくなるので、慣性の大きい当該台車は、射出成形機の側面に近づくに従って減速し、停止時の衝撃軽減と、停止位置精度の確保をするように台車制御システムにより制御されている。
【０００５】
この台車制御システムによる自走式金型交換台車の位置決め制御は、サーボモータにより行われており、その装置は非常に高価なものであった。
【０００６】
そこで、本発明は、安価に金型交換台車の位置を制御できる金型交換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
前記目的を達成するため、本発明は次の手段を講じた。すなわち、射出成形機と、当該射出成形機の横に移動自在に設けられた金型交換台車と、当該金型交換台車の停止位置を制御する台車制御システムとを有する射出成形機の金型交換装置において、前記金型交換台車の移動は、インダクションモータにより行われ、前記台車制御システムは、サーボモータにより移動停止が制御される位置決めブロックと、当該位置決めブロックに当接して前記金型交換台車の移動を停止させる位置決めシリンダとを有するものである。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、重量の大きい金型交換台車はインダクションモータで駆動し、位置決めブロックの位置制御をサーボモータで行うようにしたので、台車制御システムを小型化することができるので、従来のものに比べて安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、本発明の第１の実施の形態を示し、射出成形機より金型を搬出した直後の金型交換装置の平面図である。
図２は、金型を射出成形機へ搬入する直前の平面図である。
図３は、図１の側面図である。
図４は、図３のＣ－Ｃ線断面図である。
図５は、図１のＡ－Ａ線矢示図である。
図６は、図１のＢ－Ｂ線矢視図である。
図７は、本発明の第２の実施の形態を示す平面図である。
図８は、図７のＤ－Ｄ線矢視図である。
図９は、図７の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図１～図６に示すものは、本発明の第１の実施の形態である。
（【００１１】以降は省略されています）

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