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公開番号
2025113087
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024016705
出願日
2024-01-19
発明の名称
着火燃焼具を備える線香
出願人
合同会社セピア
代理人
主分類
A61Q
13/00 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】屋外での墓参り時に、大量の紙や、ライター等を使用し燃焼させていた。着火燃焼させる場合、炎の位置に線香先端を持っていき、燃焼させねばならず線香先端が均一に燃焼できず火傷の心配などもあった。又、複数分けるとき、落下や火傷の心配もあった。
【解決手段】先端側結束部材は線香の先端に紙類や布材等を巻回し、紙類や布材等と線香上部周囲は蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料で側面や上面に付着し、紙類や布類等の内側と線香側面の外周と外周が互いに接する接点あるいは近接する接点付近の間に蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料が隙間なく挿入され付着しており線香への着火を容易にする。又、線香の先端に紙類や布材等を挿入し、外周と外周が互いに接する接点あるいは近接する接点付近の間に蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料が隙間なく挿入され付着しており、線香先端部を燃焼できる。又、線香束の本数を少なくすることで、複数に分けなくてよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
線香への着火を容易にする着火部材付線香であって、複数の線香を束ねた線香で構成され、先端側結束部材は線香の先端に紙類や布材等を巻回し、紙類や布材等と線香上部周囲は蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料で付着し、紙類や布類等の内側と線香側面の間に蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料が隙間なく侵入し、含侵され、付着していることを特徴とする線香への着火を容易にする着火部材付線香。
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【請求項2】
線香への着火を容易にする着火部材付線香であって、複数の線香の先端側と後端側を結束する結束部材等で構成され、前記先端側の結束部材は、後端側の結束部材より多い回数で複数巻回したことを特徴とする請求項1に記載の着火部材付線香。
【請求項3】
前記先端側の結束部材は、繊維が長い針葉樹さらに繊維と繊維を結合させる樹脂湿潤紙力増強剤を使った柔らかく薄い紙類、あるいは繊維の短い広葉樹を使った紙や布材を巻回し、内側の紙類等は蝋材等を含侵、浸透させることにより彎曲や湾曲に変形して付着していることを特徴とする請求項1に記載の着火部材付線香。
【請求項4】
線香への着火を容易にする着火部材付線香であって、複数の線香を束ねた線香で構成され、先端側結束部材は紙類や布材等を券回し、その紙類や布類等の側面に蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料を滴下し、紙類に浸透し、その部分が紙類の内側と線香側面の間に隙間なく侵入し、付着していることを特徴とする線香への着火を容易にする着火部材付線香。
【請求項5】
線香への着火を容易にする着火部材付線香であって、複数の線香の先端側と後端側を結束する結束部材等で構成され、前記先端側の結束部材は、後端側の結束部材より多い回数で複数巻回しており、側面に蝋材等が付着していることを特徴とする請求項4に記載の着火部材付線香。
【請求項6】
線香への着火を容易にする着火部材付線香であって、複数の線香を束ねた線香で構成され、前記先端側の結束部材は、繊維が長い針葉樹さらに繊維と繊維を結合させる樹脂湿潤紙力増強剤を使った柔らかく薄い紙類、あるいは繊維の短い広葉樹を使った紙や布材を巻回し、その紙類や布類等の側面に蝋材が含まれた油脂材料を滴下や溶融した蝋材を付着させることにより、内側の紙類等が彎曲や湾曲に変形し、付着していることを特徴とする請求項4に記載の着火部材付線香。
【請求項7】
線香への着火を容易にする着火部材付線香であって、複数の線香を束ねた線香で構成され、前期先端側は紙類や布材等が線香束の間に挿入され、蝋類等が紙類や布材等の外側と各線香の外周と外周が互いに接する接点あるいは近接する接点付近に含侵され、線香側面と隙間なく付着し、線香への着火を容易にすることを特徴とする着火部材付線香。
【請求項8】
前記先端側と後端側を結束部により結束される線香の本数は線香の太さにより30本位から8本位程度、又は直径1cm位から直径1.5cm位であることを特徴とする請求項1、請求項4,請求項7に記載の着火部材付線香。
【請求項9】
線香への着火を容易にする着火部材付線香の製造方法であって、複数の線香を線香束の先端側結束部材と前記線香束の後端側を結束する後端側結束部材とで結束する結束工程と、前記先端側結束部材は紙類や布材等で線香束を巻回するとともに前記先端側結束部材に蝋材料あるいは蝋材が含まれた油脂材料を溶融した蝋材等に浸して含侵侵透させる浸透工程と、この浸透工程により線香束の互いに隣接する各線香の外周と外周が互いに接する接点あるいは近接する接点付近まで上記の紙類や布材等が各線香の外周に沿って変形付着する付着工程と、又は、先端側の結束部材は、紙類や布類等を複数券回し、その側面に溶融した蝋材等を滴下し、蝋材料の固形化により紙類や布材等が各線香に付着固定するように乾燥させる乾燥工程と、上記各工程により線香への着火を容易にすることを特徴とする着火部材付線香の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、線香の一端の先端部に紙類、布類、綿類等の部材を取り付け、その部材に蝋材や油性の燃料を付着させた、燃焼しやすい線香に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
徐燃性、遅燃性である着火しにくい線香類に、マッチ、紙類、ガス類、ローソク等に点火させ、燃焼させるのに手間や費用が掛かっていた。又、墓参りの多い本数の線香を複数に分けるのに落下や火傷の危険性もあった。
【0003】
又、線香着火剤として加熱溶融した乾性油、硬化油又はパラフィンワックス等を添加・混合させた物質を線香束の先端に付着させるなどの対策が提案されている。又、火薬を用い素早く着火させる燃焼具などの提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭58-105441
特許4104643
特開平09-301841
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
屋外での墓参り時に、大量の紙を燃やし線香に着火させていた。又、火事の心配や燃えカスのゴミが残るなどしている。又、紙やライターやローソク等で着火燃焼させる場合、炎の位置に線香先端を持っていき、下に向けたまま線香に着火するまで位置を動かすことができないでいた。
【0006】
又、温度の高い位置に線香の先端を傾けねばならず、炎が線香を持っている手より下の位置になってしまい、火傷の心配などもあった。又、着火に手間取り面倒であった。
【0007】
又、本特許文献1で公開されている結束バンドの線香は、線香の側面と結束バンドの間に隙間が生じているので、外側と内側で紙が燃焼してしまい、先に燃え落ちる危険性がある。又、紙だけで線香に蝋が付着していないので、線香先端部を燃焼させることはできない。
【0008】
又、垂直に上に向けると、紙が先に燃焼してしまい線香束を燃焼させることはできない。横に向けると一部は燃焼するが、その線香だけが燃えて曲がり他の線香の燃焼が難しい。
【0009】
又、本特許文献2で公開されている着火剤付き線香束は着火剤の表面が燃えるだけで線香束を燃やす温度に十分ではなく、着火剤もすぐに燃え尽きてしまい、付け火をしなければ燃えにくい線香を燃焼させることができないでいた。
【0010】
又、本特許文献3は線香束の間に挟んでいるだけなので、線香と蝋を付けた紙の間に隙間があるので、落下しやすい。又、線香より先に燃焼が早く、燃え落ちてしまう。
(【0011】以降は省略されています)
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