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公開番号2025113423
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025087617,2023214441
出願日2025-05-27,2023-12-20
発明の名称拘束型人工膝
出願人ジンマー,インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61F 2/38 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】拘束型人工膝を提供する。
【解決手段】プロテーゼアセンブリであって、ヒンジポストは、脛骨支承コンポーネントを貫通して延在し、脛骨トレイの凹部内に少なくとも部分的に収容され得る。大腿骨コンポーネントは、脛骨支承コンポーネントの関節表面と接触することができる。シャックルは、ヒンジポストに結合され、大腿骨コンポーネントの内側顆と外側顆との間に挿入されるように構成され得る。壁は大腿骨コンポーネントとシャックルとの間に位置決めされ得る。ヒンジ軸は、シャックルに対して大腿骨コンポーネントを固定するように構成され得る。バンプストップは、大腿骨コンポーネントに対して取外し可能な形で取付けることができ、脛骨支承コンポーネントに対する大腿骨コンポーネントの回転の設定限界において、シャックルと接触するように構成することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
拘束型膝用プロテーゼアセンブリであって、
脛骨トレイと、
関節表面を含む脛骨支承コンポーネントと、
前記脛骨支承コンポーネントを貫通して延在し、前記脛骨トレイの凹部内に少なくとも部分的に収容されたヒンジポストと、
前記脛骨支承コンポーネントの前記関節表面と接触し、かつ、前記脛骨支承コンポーネントと関節接合するように構成された大腿骨コンポーネントと、
第1の端部において前記ヒンジポストに結合され、前記大腿骨コンポーネントの内側顆と外側顆との間に挿入されるように構成されたシャックルであって、
第1の側部、及び、
前記第1の側部と反対側の第2の側部、
を含むシャックルと、
前記大腿骨コンポーネントと前記シャックルとの間に位置決めされ、かつ、前記大腿骨コンポーネントによって係合された壁であって、
前記シャックルの前記第1の側部を被覆するように構成された第1の壁、及び、
前記シャックルの前記第2の側部を被覆するように構成された第2の壁であって、前記第1の壁は、前記第2の壁に取付けられる、前記第2の壁、
を含む壁と、
前記シャックルに対して前記大腿骨コンポーネントを固定するように構成されたヒンジ軸と、
を含み、
前記第1の壁は前記第2の壁に対して取外し可能に取付けられ、
前記第1の壁の外表面は、少なくとも部分的に第1の円錐台状プロファイルを含む、
プロテーゼアセンブリ。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記大腿骨コンポーネントに対して取外し可能に取付けられたバンプストップであって、前記脛骨支承コンポーネントに対する前記大腿骨コンポーネントの回転の設定限界において、前記シャックルと接触するように構成されたバンプストップを含む、請求項1に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項3】
前記バンプストップは、膝関節が屈曲状態にあるときに取外されるように構成されている、請求項2に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項4】
バンプストップのサイズは、前記脛骨支承コンポーネントに対する前記大腿骨コンポーネントの回転の設定限界を決定する、請求項2に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項5】
前記バンプストップは、選択的に保守可能となるように構成されている、請求項4に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項6】
前記第1の壁及び前記第2の壁は、係合機構によって結合されている、請求項1に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項7】
前記係合機構は、前記第1の壁と前記第2の壁との間のダブテール連結を含む、請求項6に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項8】
前記第2の壁の外表面は、少なくとも部分的に第2の円錐台状プロファイルを含む、請求項1に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項9】
前記大腿骨コンポーネントの前記内側顆の内壁は、前記第1の円錐台状プロファイルに相補的な第3の円錐台状プロファイルを含む、請求項8に記載のプロテーゼアセンブリ。
【請求項10】
前記大腿骨コンポーネントの前記外側顆の内壁は、前記第2の円錐台状プロファイルに相補的な第4の円錐台状プロファイルを含む、請求項9に記載のプロテーゼアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
優先権の主張
本出願は、優先権の利益が本明細書により主張されておりかつその全体が参照により本明細書に組込まれている、2022年12月22日出願の米国仮特許出願第63/434,563号明細書及び2023年12月1日出願の米国特許出願第18/526,693号明細書の利益を主張するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【0002】
本主題は、概して整形外科用プロテーゼに関する。より具体的には、本開示は、拘束型膝関節形成術において使用される整形外科用プロテーゼに関する。
【背景技術】
【0003】
人間の体内の損傷を受けた骨及び組織を修復又は置換するためには、整形外科的手技及びプロテーゼが一般的に利用される。概して、膝は、大腿骨の遠位部分にある顆対によって形成されており、その下位表面は脛骨の対応する形状をもつ近位表面プラトーを圧迫している。大腿骨及び脛骨は、後十字靭帯、外側側副靭帯、内側側副靭帯及び前十字靭帯などの靭帯によって連結されている。これらの靭帯は、膝関節に安定性を提供している。
【0004】
人工膝関節は、拘束型又は非拘束型の何れかとみなすことができる。拘束型人工膝システムは、大腿骨及び脛骨プロテーゼを含むことができ、これらは、大腿骨及び脛骨プロテーゼの間の相対的移動を制限するために、互いに対して機械的にリンクされるか又は拘束されている。このような機械的リンケージのための一般的なメカニズムは、ヒンジ、バンド又は他のリンケージ構造を含むことができる。非拘束型人工膝システムは、機械的にリンクされていない大腿骨及び脛骨プロテーゼを含む。非拘束型膝は、関節の安定性を提供するために患者の残存する靭帯及び他の軟組織を利用する。拘束型人工膝は、患者が靭帯喪失を経験するか/又は残存する靭帯が膝に対して適切な支持及び安定性を提供しない症例に特に利用可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は概して、改良された拘束型膝プロテーゼ、特にヒンジポストを利用するものに関する。ヒンジポストを有するいくつかの拘束型膝プロテーゼは、大腿骨コンポーネント(及びヒンジポスト)が脛骨ベースプレート及び脛骨支承コンポーネントに対して近位/遠位に自由に動くことのできる設計を利用する。このような配設は、膝関節の延伸(distraction)を可能にすることができる。しかしながら、当該発明者は、ヒンジポストを伴う拘束型膝プロテーゼを受入れる一定層の患者では、大腿骨コンポーネントが脛骨ベースプレート及び脛骨ベアリングから延伸しその後脱臼するのを防ぐのに充分な軟組織を膝関節内に有していない可能性がある。脱臼は、患者に疼痛及び他の合併症をもたらす結果となる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
改良型プロテーゼの設計上の制約により、このようなコンポーネントの強度を改善するために幅を増加させたコンポーネントが求められることになる。さらに、本出願の発明者らは、当該膝プロテーゼの場合、それが脛骨ベースプレートに関係することから、大腿骨コンポーネントの回転を変更し得る調整が最小限であるということを発見した。
【0007】
添付図面の図中では、一例としてさまざまな実施形態が示されている。このような実施形態は例証的なものであって、本主題の網羅的又は排他的実施形態であるように意図されていない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本出願の一実施例に係る拘束型プロテーゼアセンブリを利用できる好適な環境を提供する膝関節構造を示す。
図2は、本出願の一実施例に係る拘束型プロテーゼアセンブリを利用できる好適な環境を提供する膝関節構造を示す。
図3は、本出願の一実施例に係る拘束型膝プロテーゼアセンブリの斜視図である。
図4は、図3の拘束型膝プロテーゼアセンブリの分解図である。
図5は、本出願の一実施例に係る拘束型膝プロテーゼの一実施例の横断面図である。
図6は、本出願の一実施例に係る大腿骨コンポーネントの一実施例の斜視図である。
図7は、本出願の一実施例に係る拘束型膝プロテーゼの一部分の斜視図である。
図8は、本出願の一実施例に係る図7の拘束型膝プロテーゼの一部分の分解図である。
図9は、本出願の一実施例に係る拘束型膝プロテーゼの一部分の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本出願は、拘束型膝プロテーゼに関する。プロテーゼは、シャックルの強度を改善するために増加した幅を有するシャックルを含むことができる。大腿骨コンポーネントは、増加した幅を有するシャックルを収容し、かつ同じ全体的プロテーゼエンベロープ内部に嵌合するように円錐台状プロファイルを含むことができる。プロテーゼは、また、シャックルを少なくとも部分的に取り囲み、かつ大腿骨コンポーネント上の円錐台状プロファイルに相補的である円錐台状プロファイルをまた含み得る大腿骨コンポーネント上の円錐台状プロファイルと係合するように構成された壁を含むことができる。
【0010】
プロテーゼは、また、膝関節が伸展状態にあるときバンプストップがシャックルと接触して脛骨ベースプレートに対する大腿骨コンポーネントのさらなる回転を防止するように大腿骨コンポーネントに対して取外し可能な形で取付けることのできるバンプストップを含むこともできる。プロテーゼは、バンプストップを保守可能となるように構成され得る。したがって、バンプストップは、取外すこと、例えばバンプストップを取外すことなく脛骨ベースプレートに対する大腿骨コンポーネントの回転を迅速に変更するべく調整すること、又は膝からプロテーゼを取外すことなく置換することができる。例えば、プロテーゼは、膝関節が屈曲状態にあるとき、バンプストップを取外すか、調整するか、又は置換するように構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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