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公開番号
2025113473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025089951,2022552613
出願日
2025-05-29,2021-03-02
発明の名称
ロック機構を有する多部品眼内レンズ
出願人
アルコン インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61F
2/16 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】基部上に着座し、ロック機構によって固定される交換可能な光学部品を有する多部品眼内レンズ(IOL)を提供すること。
【解決手段】光学部品は、基部のリングの直径よりも大きい直径を有する前面を備える。光学部品の後側は、後面と、基部と接触するための遷移領域と、遷移領域の径方向外側の側壁及びタブとを有する。側壁及びタブは、リングの少なくとも一部に重なって、光学部品の偏心及び傾斜を低減又は防止さえする。各タブは、基部に結合するための横方向延在部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
眼内レンズアセンブリであって、
基部であって、
リングであって、
リング厚さを画成する前面と後面と、
リング直径を画成する外面と、
前記リングの前記外面から延在する一対のハプティックであって、各ハプティックがガセット領域、エルボー領域、及び遠位領域を備え、前記ガセット領域の内面及び前記リングの前記外面がリング-ハプティック接合部を形成する、一対のハプティックと、を備えるリング、を備える基部と、
光学部品であって、
前記リング直径よりも大きい前面直径を画成する前面を有する前側と、
後側であって、
後面と、
前記後面の径方向外側の遷移領域と、
前記遷移領域の径方向外側に位置する一対の側壁であって、各側壁が側壁高さを有する、一対の側壁と、
前記遷移領域の径方向外側に位置する一対のタブと、を備え、
各タブは、タブ高さを画成し、各タブは横方向延在部を備え、タブは、前記タブが前記リング-ハプティック接合部に位置決めされる場合に、前記一対のハプティックのうちの一方のハプティックの後面よりも後方に前記横方向延在部を位置決めする、後側と、 を備える光学部品と、
を備える、眼内レンズアセンブリ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記側壁高さは前記リング厚さよりも大きい、請求項1に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項3】
前記一対のハプティックは、第1の軸を画成し、
前記一対のタブは、第2の軸上に配置され、
前記リング-ハプティック接合部内に各タブを位置決めすることは、前記第2の軸を前記第1の軸と整列させる、
請求項1に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項4】
前記ハプティック上の第1の対の開口部は、前記第1の軸を画成し、
前記光学部品上の第2の対の開口部は、前記第2の軸を画成し、
前記ハプティック上の前記第1の対の開口部に対して前記光学部品上の前記第2の対の開口部を整列させることは、前記第2の軸を前記第1の軸と整列させる、
請求項3に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項5】
各横方向延在部は、前面を備え、
前記タブが前記リング-ハプティック接合部に位置決めされる場合に前記基部に対する前記光学部品の回転は、前記横方向延在部の前記前面と前記ハプティックの前記後面との間の接触のために前記タブを前記ハプティックに近接して位置決めする、
請求項1に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項6】
前記リングの内面は溝を備える、請求項1に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項7】
更に、前記溝内に位置決めされる第2の光学部品を備える、請求項6に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項8】
各ハプティックは、各タブの前記横方向延在部を受け入れるための切欠きを備える、請求項1に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項9】
各横方向延在部の前記前面は、隆起特徴部を受け入れるための凹部を備える、請求項1に記載の眼内レンズアセンブリ。
【請求項10】
眼内レンズ(IOL)アセンブリであって、
基部であって、
リングであって、
リング厚さを画成する前面と後面と、
リング直径を画成する外面と、
前記リングから径方向に延在する一対のポストと、
を備えるリング、を備える基部と、
光学部品であって、
前記リング直径よりも大きい前面直径を画成する前面を有する前側と、
後側であって、
後面曲率半径を有する後面と、
前記後面の径方向外側の遷移領域と、
前記遷移領域の径方向外側に位置する一対の側壁であって、各側壁が側壁高さを有する、一対の側壁と、
後方向に延在する一対のタブであって、各タブは、タブ高さを画成し、各タブは横方向延在部を備え、前記一対のタブは、前記光学部品が前記基部上に着座する場合、前記横方向延在部を前記一対のポストの後方に位置決めする、タブと、を備える、後側と、を備える、
光学部品と、を備える、
眼内レンズ(IOL)アセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
優先権
本願は、2020年3月5日出願の米国仮特許出願第62/985,419号明細書、発明の名称「MULTI-PART INTRAOCULAR LENS WITH LOCKING MECHANISM」、発明者Kamal K.Das及びWilliam Jacob Spenner Dollaによる優先権の利益を主張し、その全てを十分且つ完全に本明細書中に記載するように引用し、組み込む。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
本開示は、一般に、多部品眼内レンズ(IOL)に関する。詳細には、本開示は、基部に結合するためのロック機構を有する交換可能な光学部品の実施形態に関する。
【背景技術】
【0003】
人間の眼は、角膜と呼ばれる透明な外側部分を通して光を透過させ、水晶体によって網膜上で像に焦点を合わせることによって視力を提供するよう機能する。焦点の合った像の質は、眼の大きさ及び形状、並びに角膜及び水晶体の透明度を含む多くの要因に依存する。
【0004】
水晶体は、眼内の透明な両凸構造体であり、角膜と共に、光を屈折させて網膜上で焦点を合わせること役立つ。水晶体は、その形状を変化させることによって、様々な距離にある物体に焦点を合わせることができるように眼の焦点距離を変化させるよう機能し、従って、対象物体の鮮明な実像が網膜上に形成されることを可能にしている。この水晶体の調整は、調節として知られており、そのレンズの移動による写真カメラの焦点合わせに類似している。
【0005】
老化又は他の眼疾患は、水晶体の透明度を低下させ(例えば、混濁させ)、網膜に伝達され得る光が減少するため、視力が低下する。眼の水晶体におけるこの欠陥は、医学的に白内障として知られている。この状態に対する現在利用可能な治療は、水晶体嚢から水晶体を外科的に除去し、水晶体嚢内に人工眼内レンズ(IOL)を配置することである。白内障水晶体の大部分は、超音波水晶体乳化吸引術と呼ばれる外科的手法によって除去される。この処置の間、開口部(嚢切開)が水晶体嚢の前側に形成され、超音波水晶体乳化吸引用の細い切断チップが罹患水晶体内に挿入され、超音波により振動させる。振動切断チップは、水晶体が水晶体嚢から吸引されてもよいように、水晶体を液化又は乳化する。白内障水晶体は、一旦除去されると、IOLに置き換えられる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書中に説明するIOLの実施形態は、基部と光学コンポーネントとが組み合わされる多部品IOLを含んでいる。基部は、一般に、リングと、リングを水晶体嚢内に位置決めし、安定させるための一対のハプティックとを有する。光学部品は、治療される眼の症状に基づいて選択され、次いで、基部に結合されてIOLを完成させる。
【0007】
一実施形態において、基部は、リングと、一対のハプティックと、リングの前面に着座させるために構成される光学部品とを含む。光学部品上の側壁は、基部と重なって、光学部品の偏心及び傾斜を低減又は防止さえし、光学部品上のタブは、ハプティックと係合して、光学部品を基部に固定する。
【0008】
リングは、リング厚さを画成する前面及び後面と、リング幅を画成する内面及び外面と共に形成される。ある実施形態において、リングは溝を有していてもよい。
【0009】
光学部品は、光学部品の直径にわたって形成される前面を有する。前面は、患者の眼の所望の視覚結果に基づく曲率半径を有する。光学部品はまた、後面直径が前面直径よりも小さい後面を有する後側を有する。後側はまた、リングの前面と接触するための遷移領域を含む。光学部品の後側の側壁は、遷移領域の径方向外側に位置し、光学部品が基部上に着座する場合に、基部の少なくとも一部に重なるよう構成される。側壁の高さは、重なりを特定し、IOLが患者に移植されると、傾斜及び偏心を低減するか又は防止さえするように選択される。横方向延在部を有するタブも、光学部品の後側に位置する。タブは、基部上の特徴部の後方に位置決めされて、光学部品を基部に繋止することができる横方向延在部を有する。幾つかの実施形態において、これらの特徴部はハプティックである。他の実施形態において、特徴部は、特徴部がタブによる係合のために既に利用可能であるように、基部の一部である。他の実施形態において、基部は、特徴部と共に形成される。特徴部は、基部からのポスト又は他の物理的延在部であってもよいか、又は基部に形成される凹部若しくは開口部であってもよい。
【0010】
本明細書中に説明するIOLの実施形態は、より大きく、水晶体嚢内でより前方に位置決めされる光学部品を提供してもよく、それは、偏心に対してより敏感ではなく、移植後の異常光視症の発生率を低減し、グリントの有病率を低減し、他の利益を提供する可能性がある。リング厚さよりも大きい側壁高さを有する側壁を有する光学部品を備えるIOLは、後嚢混濁(PCO)と称する細胞増殖を低減する可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)
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