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公開番号
2025113500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025090769,2024065373
出願日
2025-05-30,2019-04-09
発明の名称
ワーキングチャネルを延長するためのデバイス
出願人
ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
,
BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
1/018 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医療用デバイスが複数の補助デバイスと互換性を有すること。
【解決手段】延長システムは、内視鏡と送達デバイスと延長デバイスとを備える。延長デバイスは、管状の内側部材と、管状の外側部材と、外側部材及び内側部材を互いに対して固定するように構成されたロックアセンブリと、送達デバイスのハンドルの遠位端に接続するように構成された、外側部材の近位端にある近位コネクタと、内視鏡の近位端に接続されるように構成された、内側部材の遠位端にある遠位コネクタと、を備える。送達デバイスは、送達デバイスの遠位端からステントを送達するべく、内視鏡の遠位端を貫通し、かつ内視鏡の遠位端を超えて延びるように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載のシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用デバイスの分野に関する。具体的には、本発明は、ステントの送達などのための、内視鏡の作業チャネルを拡張するためのデバイス、システム、及び方法に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)
【背景技術】
【0002】
医療用デバイスは、患者の特定の治療部位に到達するため、及び/又は特定の補助医療用デバイス(例えば、内視鏡)と互換性を持たせるために、所定の長さの部品(例えば、デリバリーカテーテルのシャフトなど)を有し得る。シャフトの長さが事前に決定されているこれらの医療用デバイスの製造においては、他の患者の治療箇所や、互換性があるように設計されていない他の補助医療用デバイス(他のタイプの内視鏡や他の患者の体腔など)ではうまく機能しない場合がある。例えば、医療用デバイスは、それが適合するように設計されていない内視鏡に取り付けられる場合があるが、医療用デバイス(例えば、デリバリーカテーテル)のシャフトの長さが、内視鏡のワーキングチャネルよりもはるかに遠く遠位に延びてしまうことになり、デバイスやシステムが意図したとおりに動作できない、あるいは、完全に組み込むことができなくなる可能性がある。例えば、超音波内視鏡の端部から遠く遠位に延在するカテーテルシャフトの遠位先端は、超音波で画像化できない場合がある。多様な補助医療用デバイスと互換性のある適切な設計構造を備えた様々な代替医療用デバイスを設計及び製造する場合には、過度の追加開発及び在庫コストが必要となり得る。さらに、単に複数の補助デバイスと互換性を持たせるために、同一の医療用デバイスの異なるバージョンを購入する必要があることになると、市場活動において魅力が失われる場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、医療用デバイスが複数の補助デバイスと互換性を有することを可能にするデバイス及び/又はシステムを有することが望ましい場合がある。医療用デバイス及び/又は補助デバイスを操作するユーザのために、医療用デバイス及び/又はシステムを人間工学的に改善することも望ましい。これらの事項を考慮すると、本発明による改善が有利である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
様々な実施形態における本発明には、超音波内視鏡や他の内視鏡に結合し、それと連動するように設計されたデバイスを含み得る。デバイスのシャフトは、超音波内視鏡のワーキングチャネルの遠位端よりも患者内の所定の距離だけ延びることができる。この所定の距離は、超音波を介して使用者に治療部位を表示するために、超音波内視鏡の動作範囲内にある。これより長く延びるデバイスの遠位端の長さは、この処置における超音波内視鏡の機能範囲を超える可能性があるが、これより短く延びる遠位端の長さは、ステントの適切な挿入、配置、及び送達ができない場合がある。
【0005】
様々な実施形態における本発明には、内視鏡のワーキングチャネルを延長するためのデバイス、システム、及び方法を含む。一実施形態によると、延長デバイスは、内部を貫通して延びる管腔を有した管状内側部材を有し得る。管状外側部材は、内部を貫通して延びる管腔を有し得る。外側部材の管腔は、内側部材を受け入れるように構成することができ、外側部材及び内側部材は、装置の調節可能な長さに対応する所望の位置まで入れ子式に互いに相対して摺動可能であり得る。ロックアセンブリは、所望の位置で互いに対する外側部材及び内側部材の相対位置を固定する。近位コネクタは、外側部材の近位端にあり、第1の医療用デバイスの遠位端に接続するように構成され得る。遠位コネクタは、内側部材の遠位端にあり、第2の医療用デバイスの近位端に接続するように構成され得る。内側部材及び外側部材の管腔は、同軸に設けられ得る。近位コネクタ及び遠位コネクタのうちの少なくとも1つは、ルアーロックコネクタであり得る。複数の所望の位置は、3つの所定の固定位置を含み得る。固定された位置は、内側部材又は外側部材、あるいはその両方に視覚的インジケータを含み得る。視覚的インジケータにはマーキングが含まれ得る。固定位置には、内側部材及び外側部材の一方又は両方に留め具を含み得る。留め具は、内側部材上の第1の要素と、外側部材上の第2の要素とを含み得る。第1及び第2の要素は、互いに嵌合するように構成され得る。ジョイントは、第1の長手方向軸が第2の軸から90度~180度の角度になるように旋回することができる。ロックアセンブリは、戻り止めであってもよい。ロックアセンブリは、ねじであってもよい。ねじは、内側部材と係合することにより、内側部材に対して外側部材を所望の位置にロックすることができる。
【0006】
別の態様では、延長システムは、一定のワーキングチャネルを有する内視鏡を含み得る。システムは、送達デバイスを含み得る。シャフトは、送達デバイスよりも遠位に延在し得、ワーキングチャネル内に受容可能である。システムは延長デバイスを含み得る。延長デバイスは、内部を貫通して伸びる管腔を有した管状の内側部材を含み得る。デバイスは、内部を貫通して伸びる管腔を有した管状外側部材を含み得る。外側部材の管腔は、内側部材を受け入れるように構成され得、外側部材及び内側部材は、延長デバイスの調節可能な長さに対応する所望の位置まで互いに相対して入れ子式に摺動可能であり得る。デバイスは、所望の位置で互いに対する外側部材及び内側部材の相対位置を固定するように構成されたロックアセンブリを含み得る。デバイスは、外側部材の近位端に近位コネクタを有することができ、送達デバイスの遠位端に接続するように構成されている。デバイスは、内側部材の遠位端に遠位コネクタを有することができ、内視鏡の近位端に接続するように構成されている。所定の距離は、約8センチメートルであり得る。調節可能な長さは、最小で約0センチメートル、最大で約8センチメートルであり得る。内側部材及び外側部材の管腔は、同軸に設けられ得る。近位コネクタは、オスのルアーコネクタであり得、遠位コネクタは、メス型のルアーコネクタであり得る。所望の位置は、複数の所定の固定位置を含み得る。所望の位置は、3つの所定の固定位置を含み得る。ジョイントは、第1の長手方向軸が第2の軸から90度~180度の角度になるように旋回することができる。継手は、内側部材の遠位部分に球体を含み得る。球体には、内部管腔と流体連通している第1の管腔が貫通していてもよい。カップ状体は、内側部材の遠位部分にあり、球体の周りに配置され得る。カップ状の本体には、第1の管腔と流体連通している第2の管腔が貫通していてもよい。球体は、カップ状体内で旋回可能であり得る。第1の管腔及び第2の管腔は、デバイスを受け入れるように構成され得る。ロックアセンブリは、外側部材の予め設定された開口に対応する内側部材の突出部であってもよい。ロックアセンブリは、複数の所望の位置に対応することができる複数の予め設定された開口を含むことができ、これは、所定の複数の調整可能な長さを規定することができる。突出部は、ボタンを圧縮して内側部材を外側部材から離脱させることができるように、圧縮可能なボタンを含むことができる。ロックアセンブリは、ねじであってもよい。ねじは、内側部材と係合することにより、内側部材に対して外側部材を所望の位置にロックすることができる。
【0007】
別の態様では、ワーキングチャネルの長さを延長する方法は、ワーキングチャネルが内部を貫通する内視鏡を患者に挿入する工程を含み得る。カテーテルは、ワーキングチャンネルを通して患者に挿入される。延長デバイスは、カテーテルのシャフトの周りに、内部を貫通して延びる管腔を有して配置されてもよい。延長デバイスは、ワーキングチャネルの近位端に取り付けられ得る。カテーテルは、延長デバイスの近位端に取り付けられてもよい。延長装置は、延長装置の調整可能な長さに対応する所望の位置に調整することができる。延長装置は、所望の位置でロックされ得る。カテーテルの先端は、内視鏡を使用して視覚化できる。シャフトの周りに延長デバイスを配置することは、カテーテルを患者に挿入する前であり得る。所望の位置は、調節可能な長さを固定するように構成された、延長デバイスのロックアセンブリの少なくとも1つの所定の固定位置を含み得る。所望の位置は、複数の所定の固定位置を含み得る。延長デバイスの複数のチャネルは、延長デバイスがシャフトの周りに配置及び除去され得るように、互いに位置合わせされ得る。延長デバイスは、チャネルが実質的に位置合わせされた開放形態と、チャネルが実質的に位置合わせされていない閉鎖形態との間で回転することができる。
【0008】
本開示の非限定的な実施形態は添付の図面を参照して一例として説明されるものであるが、これらは概略を示すものであり、一定の縮尺で描かれることを意図されていない。図面では、図示された同一又はほぼ同一の各構成要素は、通常、単一の参照符号を用いて表されている。明確にするために、すべての構成要素がすべての図で符号を付されているわけではなく、また、当業者が開示を理解できるようにするために例示が必要ではない各実施形態のすべての構成要素が示されているわけではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
内視鏡に固定長をもって接続された医療用デバイスを操作するユーザの例を示す斜視図。
本発明の実施形態に従い、直列に接続された医療用デバイス、延長デバイス、及び内視鏡を通ってステントを送達している間の状態を図示する斜視図。
本発明の実施形態による延長デバイスを示す斜視図。
本発明の実施形態による、所定のロック位置を有する延長デバイスを示す斜視図。
本発明の実施形態による、開放形態における内側チャネル及び外側チャネルを有した延長デバイスを示す分解斜視図。
本発明の実施形態による、開放形態における内側チャネル及び外側チャネルを有した延長デバイスを示す分解斜視図。
本発明の実施形態による、開放形態における内側チャネル及び外側チャネルを有した延長デバイスを示す分解斜視図。
図5A~図5Cの延長装置が閉鎖形態にある状態を示す斜視図。
図5A~図5Cの延長装置が閉鎖形態にある状態を示す斜視図。
図5A~図5Cの延長装置が閉鎖形態にある状態を示す斜視図。
本発明の実施形態による、旋回可能なジョイントを有する延長デバイスを示す斜視図。
図6Aのデバイスの部分を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、記載された特定の実施形態に限定されない。本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定することを意図するものではない。特に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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