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公開番号
2025114380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024009041
出願日
2024-01-24
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/03 20060101AFI20250729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被検者の体型に応じた適切な撮影位置における断層画像を取得することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備える。プロセッサは、被検者の体軸方向に沿った所定範囲における被検者の身体的特徴を示す身体情報に基づいて、被検者の体軸方向における判定対象位置を導出し、被検者について撮影された画像である被検者画像に基づいて、被検者の体軸方向における基準位置を導出し、判定対象位置と基準位置との相対的な位置関係に基づいて断層画像の撮影位置を決定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備えた情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
被検者の体軸方向に沿った所定範囲における前記被検者の身体的特徴を示す身体情報に基づいて、前記被検者の体軸方向における判定対象位置を導出し、
前記被検者について撮影された画像である被検者画像に基づいて、前記被検者の体軸方向における基準位置を導出し、
前記判定対象位置と前記基準位置との相対的な位置関係に基づいて断層画像の撮影位置を決定する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記身体情報は、前記被検者の体軸方向に沿った体厚分布を含み、
前記プロセッサは、前記体厚分布から特定される前記被検者の体軸方向における体厚が最も大きい位置を、前記判定対象位置として導出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記被検者について撮影された距離画像を取得し、
前記距離画像に基づいて、前記体厚分布を導出する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記被検者について撮影された光学画像を前記身体情報として取得し、
前記光学画像から特定される前記被検者の臍の位置を、前記判定対象位置として導出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記被検者画像はスキャノ画像であり、
前記プロセッサは、前記スキャノ画像から特定される骨盤領域の前記体軸方向における最上部を前記基準位置として導出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記被検者画像は、光学画像であり、
前記プロセッサは、前記光学画像から特定される前記被検者の腰の位置を前記基準位置として導出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記判定対象位置が、前記基準位置に対して前記体軸方向の下側にある場合、前記被検者の体軸方向における第1の位置を前記撮影位置として決定し、前記判定対象位置が、前記基準位置に対して前記体軸方向の上側にある場合、前記第1の位置とは異なる第2の位置を前記撮影位置として決定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記判定対象位置が、前記基準位置に対して前記体軸方向の下側にある場合、前記被検者画像に基づいて前記被検者の前上腸骨棘の位置及び肋骨下縁の位置を特定し、前記前上腸骨棘の位置と前記肋骨下縁の位置の前記体軸方向における中央を前記撮影位置として決定する
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記判定対象位置が、前記基準位置に対して前記体軸方向の下側にある場合、前記被検者画像に基づいて前記被検者の第4腰椎を特定し、前記第4腰椎の前記体軸方向における中央を前記撮影位置として決定する
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記判定対象位置が、前記基準位置に対して前記体軸方向の下側にある場合、前記被検者画像に基づいて前記被検者の腰の位置を特定し、前記腰の位置から特定される前記体軸方向における所定位置を前記撮影位置として決定する
請求項7に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の技術は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
被検者の内臓脂肪の測定に関し、以下の技術が知られている。特許文献1には、X線CT画像に基づいて被検者の体表面の三次元画像を作成し、被検者の体表面上で予め定められている内臓脂肪率測定位置に該当する位置を体表面の三次元画像上で指定し、指定された内臓脂肪率測定位置のX線CT画像を取得し、取得されたX線CT画像を被検者の内臓脂肪率の求出に用いることが記載されている。
【0003】
特許文献2には、予め定められている被検体の体表面上の内臓脂肪率測定位置にX線遮蔽性材料製のマーカが被着されている被検体について撮影計画立案用の2次元X線透過画像を撮影し、2次元X線透過画像上のマーカの出現位置をX線CT画像を得る撮影位置として指定し、指定されたマーカの出現位置のX線CT画像を被検体の内臓脂肪率の求出に用いることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-254932号公報
特開2004-254933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積とともに、高血圧、高血糖及び脂質異常の3つの中で、少なくとも2つ以上の代謝異常がみられる症候群であり、早期診断と生活習慣の改善が推奨される。メタボリックシンドロームの診断方法の一つとして、CT(Computed Tomography)装置を用いて撮影された被検者の臍の位置における断層画像を用いて内臓脂肪面積を測定する方法が採用されている。
【0006】
しかしながら、肥満体型の人は、標準体型の人よりも臍の位置が下がっており、臍の位置における断層画像には骨盤が入り込む。したがって、肥満体型の人については、臍の位置における断層画像を用いて内臓脂肪面積を測定することは適切ではない。脂肪蓄積が著明で臍の位置が下方に偏倚している被検者については、例えば、肋骨下縁と前上腸骨棘の中点の高さにおける断層画像に基づいて内臓脂肪面積を測定することが好ましい。
【0007】
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、被検者の体型に応じた適切な撮影位置における断層画像を取得することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の技術に係る情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備える。プロセッサは、被検者の体軸方向に沿った所定範囲における被検者の身体的特徴を示す身体情報に基づいて、被検者の体軸方向における判定対象位置を導出し、被検者について撮影された画像である被検者画像に基づいて、被検者の体軸方向における基準位置を導出し、判定対象位置と基準位置との相対的な位置関係に基づいて断層画像の撮影位置を決定する。
【0009】
身体情報は、被検者の体軸方向に沿った体厚分布を含んでいてもよい。この場合、プロセッサは、体厚分布から特定される被検者の体軸方向における体厚が最も大きい位置を判定対象位置として導出してもよい。プロセッサは、被検者について撮影された距離画像を取得し、距離画像に基づいて体厚分布を導出してもよい。
【0010】
プロセッサは、被検者について撮影された光学画像を身体情報として取得し、光学画像から特定される被検者の臍の位置を、判定対象位置として導出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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