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公開番号
2025114668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025075755,2022548564
出願日
2025-04-30,2021-02-12
発明の名称
組成物
出願人
メキシケム フロー エセ・ア・デ・セ・ヴェ
代理人
個人
,
個人
主分類
C09K
5/04 20060101AFI20250729BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】純粋なCO
2
の不燃性を保持する、ジフルオロメタン(R-32)およびCO
2
を含む不燃性冷媒混合物を提供する。
【解決手段】(a)二酸化炭素(R-744、CO
2
)と、(b)ジフルオロメタン(R-32)と、(c)1,1,1,2-テトラフルオロエタン(R-134a)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(R-1234ze(E))、2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(R-1234yf)、1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン(R-227ea)およびそれらの混合物から選択される第3の成分と、を含む、組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)二酸化炭素(R-744、CO
2
)と、
(b)ジフルオロメタン(R-32)と、
(c)1,1,1,2-テトラフルオロエタン(R-134a)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(R-1234ze(E))、2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(R-1234yf)、1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン(R-227ea)およびそれらの混合物から選択される第3の成分と、を含む、組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第3の成分が、R-134a、ならびにR-1234yf、R-1234ze(E)およびR-227eaのうちの1つ以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記第3の成分が、R-134aであり、ただし、前記組成物が、86重量%±1重量%のCO
2
、7重量%±1重量%のR-32および7重量%±1重量%のR-134aを含まないことを条件とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記第3の成分が、R-1234yfまたはR-1234ze(E)のうちの1つ以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記第3の成分が、R-1234yf、R-1234ze(E)およびR-227eaのうちの1つ以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
約62または約65~約98重量%、例えば、約69または約71~約97重量%、例えば、約74もしくは約77~約96重量%または約81~約96重量%、任意選択で、約81または約84~約95重量%のCO
2
を含む、先行請求項のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
約1~約25重量%、例えば、約2~約22重量%、例えば、約3~約19重量%、任意選択で、約4重量%~約15もしくは約13重量%または約5重量%~約11重量%のR-32を含む、先行請求項のいずれか一項に記載の組成物
【請求項8】
約1~約20重量%、例えば、約2または約3~約15重量%、例えば、約4~約13重量%、任意選択で、約5~約11重量%の前記第3の成分を含む、先行請求項のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
約65~約95重量%のCO
2
、約5~約15重量%のR-32および約2~約20重量%のR-134aを含み、任意選択で、本質的にそれらからなる、請求項3に記載の組成物。
【請求項10】
前記CO
2
が、約70~約91重量%の量で存在し、前記R-32が、約6~約14重量%の量で存在し、前記R-134aが、約3~約16重量%の量で存在し、好ましくは、前記CO
2
が、約72~約88重量%の量で存在し、前記R-32が、約8~約13重量%の量で存在し、前記R-134aが、約4~約15重量%の量で存在する、請求項9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調および冷却用途における作動流体としての使用に適した組成物に関する。本明細書に開示される組成物は、ヒートポンプ給湯器、列車、バス、自動車およびトラックのための空調システム、スーパーマーケット陳列システムおよび冷蔵室(ウォークイン冷蔵庫および冷凍庫など)を含む商業用冷却システム、ならびに輸送用冷却システムにおいて特に有用である。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
先行公開文献の列挙もしくは考察または本明細書における任意の背景技術は必ずしも文献もしくは背景技術が技術水準の一部であるかまたは一般的常識であることの承認として解釈されるべきではない。
【0003】
二酸化炭素(CO
2
、R-744)は、冷媒の不燃性が必要とされる用途のための低い地球温暖化係数(GWP)の冷媒として支持されている。これらの用途には、列車、バス、自動車およびトラックのための空調システム、ヒートポンプ-給湯器システム、スーパーマーケット陳列システムおよび冷蔵室を含む商業用冷却システム、ならびに冷却運送コンテナまたはトラックに取り付けられた輸送用冷却システムが含まれる。
【0004】
CO
2
は、同じ用途での使用における他のフルオロカーボン冷媒と比較して2つの主要な不利益を有する。第1に、それは約25~30℃を超える周囲温度での低いエネルギー効率という問題を抱えている。第2に、その動作圧力は、伝統的なフルオロカーボンベースのシステムの動作圧力よりはるかに高い。
【0005】
ジフルオロメタン(R-32)およびCO
2
を含む不燃性冷媒混合物が提案されている(Adams et al.(J.Chem.Eng.Data 16(1971)146-149)およびUS7238299B(その内容はその全体が参照により本明細書に組み込まれる)を参照されたい)。そのような不燃性組成物は、最大約60重量%のR-32を含有し得る。
【0006】
しかし、そのような二成分冷媒組成物は、配合時には不燃性であるが、ASHRAE Standard 34(2019)に従えば依然として可燃性であると見なされる。これは、この混合物が非共沸性であるからである。ASHRAE Standard 34は、-40℃から60℃の温度範囲での一連の蒸気漏れ実験の結果が、漏れが「配合時」の組成物よりも可燃性の組成物を生成し得るかどうかを特定すると見なされることを要求する。これをR-32のCO
2
との不燃性二成分混合物について行うと、-40℃での蒸気漏れは可燃性組成物の生成をもたらす。なぜなら、より揮発性のCO
2
がシステムから優先的に除去され、残存材料の分別を引き起こし、その結果、それは60%を超えるR-32を含有するからである。
【0007】
したがって、好ましくは純粋なCO
2
の不燃性を保持する一方で、これらの問題に対処する、冷媒組成物を特定することが望ましい。そのような組成物は好ましくは低いGWPをも有するべきである。特に、乗用車における空調システムまたは自立型冷却器具などの、特定の用途について欧州連合のFガス規制下で約150以下のGWPが要求される。
【発明の開示】
【0008】
本発明は、二酸化炭素(CO
2
、R-744)と、ジフルオロメタン(R-32)と、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(R-134a)、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(R-1234ze(E))、2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(R-1234yf)、1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン(R-227ea)およびそれらの混合物から選択される第3の成分と、を含む、組成物の提供によって、上記および他の欠乏、ならびに上記の必要性に対処する。
【0009】
そのような組成物は、本明細書中以下で(本)発明の組成物と称される。
【0010】
本発明者は、比較的少量の他の成分(特に、R-134a)をCO
2
およびR-32に添加して、得られる混合物が、ASHRAE Standard 34プロトコルに従って分析されたときに可燃性組成物に分別されないことを確実にし得ることを見出した。さらに、少量の可燃性種(例えば、R-1132a)はまた、可燃性組成物を生成することなしに本発明の混合物に添加され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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