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公開番号2025115326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009819
出願日2024-01-25
発明の名称医用画像撮影装置の寝台
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 5/055 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】カバーを容易に脱着することが可能な医用画像撮影装置の寝台を提供する。
【解決手段】寝台は、被写体が臥す天板と、床面側に設置される脚車部と、天板と脚車部との間に設けられ、天板の高さを調整するための昇降機構と、昇降機構の周囲を覆う筒状であり、昇降機構の駆動に応じて上下に伸縮することが可能なカバーとを備える。カバーは、天板側の上端から脚車部側の下端まで縦断する切れ目により構成される開閉可能な開閉部を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
被写体が臥す天板と、
床面側に設置される台座部と、
前記天板と前記台座部との間に設けられ、前記天板の高さを調整するための昇降機構と、
前記昇降機構の周囲を覆う筒状であり、前記昇降機構の駆動に応じて上下に伸縮することが可能なカバーであって、前記天板側の上端から前記台座部側の下端まで縦断する切れ目により構成される開閉可能な開閉部を有するカバーと、
を備える、
医用画像撮影装置の寝台。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記カバーは、
可撓性を有するシートと、
前記開閉部と交差する方向に延びる複数の枠部材とで構成される蛇腹構造である請求項1に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項3】
前記シートは、前記開閉部において向き合う一端と他端とが、脱着部材によって脱着可能に接続される請求項2に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項4】
前記脱着部材は、面ファスナーまたは線ファスナーである請求項3に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項5】
前記シートは、前記開閉部において向き合う一端が外側、他端が内側に配され、
前記一端は、前記他端に重ね合わされており、前記他端を覆い隠す請求項2に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項6】
前記枠部材は、前記開閉部において向き合う一端と他端とを嵌合することによって脱着可能に接続される請求項2に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項7】
前記カバーは、前記開閉部が開かれた場合に屈曲する屈曲部を有する請求項2に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項8】
前記屈曲部においては、前記枠部材が切り離され、前記シートだけで繋がっている請求項7に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項9】
前記屈曲部においては、前記枠部材が切り離され、かつ可撓性を有する連結部材によって連結されている請求項7に記載の医用画像撮影装置の寝台。
【請求項10】
前記カバーは、上面視で短辺および長辺を有する長方形状であり、
前記開閉部は前記短辺に設けられている請求項1に記載の医用画像撮影装置の寝台。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、医用画像撮影装置の寝台に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【0002】
医療施設において、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、CT(Computed Tomography)装置といった医用画像撮影装置が用いられている。こうした医用画像撮影装置は寝台を備える。寝台は、被写体(患者)が臥す天板と、床面側に設置される台座部と、天板と台座部との間に設けられ、天板の高さを調整するための昇降機構と、昇降機構の周囲を覆う筒状のカバーとを備える。
【0003】
カバーは、昇降機構の駆動に応じて上下に伸縮することが可能な構造を有する。特許文献1、特許文献2、および特許文献3には、上下に伸縮することが可能な構造として蛇腹構造であるカバーを備えた医用画像撮影装置の寝台が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2013/042589号
特開2014-121584号公報
特開2017-018599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
カバーは、汚損および/または破損した場合に脱着交換することが可能である。従来、カバーを交換のために寝台から取り外す場合は、カバーが筒状をしているため、あたかもスカートを脱ぐように、カバーを折り畳んで台座部の下を潜らせて抜去する方法がとられていた。しかしながら、この方法であると、台座部をジャッキアップして台座部の下にブロックを差し込み、カバーが通る空間を台座部の下に確保するといった多くの煩雑な作業が必要であった。カバーを寝台に取り付ける場合も、同様に多くの煩雑な作業が必要であった。
【0006】
医用画像撮影装置の寝台は、前述の昇降機構があったり、天板のスライド機構があったり、天板に被写体の位置を固定するためのベルト等の装具があったりして、重量が比較的重い。このため、上記従来の方法では作業者の負担が非常に大きかった。そこで、医用画像撮影装置の寝台において、カバーの脱着を容易ならしめる対策が要望されていた。
【0007】
本開示の技術に係る1つの実施形態は、カバーを容易に脱着することが可能な医用画像撮影装置の寝台を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の医用画像撮影装置の寝台は、被写体が臥す天板と、床面側に設置される台座部と、天板と台座部との間に設けられ、天板の高さを調整するための昇降機構と、昇降機構の周囲を覆う筒状であり、昇降機構の駆動に応じて上下に伸縮することが可能なカバーであって、天板側の上端から台座部側の下端まで縦断する切れ目により構成される開閉可能な開閉部を有するカバーと、を備える。
【0009】
カバーは、可撓性を有するシートと、開閉部と交差する方向に延びる複数の枠部材とで構成される蛇腹構造であることが好ましい。
【0010】
シートは、開閉部において向き合う一端と他端とが、脱着部材によって脱着可能に接続されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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