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公開番号2025115978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025010981
出願日2025-01-24
発明の名称徐放性製剤
出願人富士化学工業株式会社
代理人弁理士法人アルガ特許事務所
主分類A61K 31/426 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 良好な徐放性を有し、かつ目的に合わせて徐放性をコントロール可能なミラベグロン徐放性製剤を提供する。
【解決手段】ミラベグロン、平均分子量100~800万のポリエチレンオキシド、並びにアラビアゴム末、イソマル水和物、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、プルラン、トレハロース、エリスリトール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルセルロース、DL-リンゴ酸、リン酸水素ナトリウム水和物及びリン酸二水素ナトリウム水和物から選ばれる1種以上の導水性成分を含有する徐放性製剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ミラベグロン、平均分子量100~800万のポリエチレンオキシド、並びにアラビアゴム末、イソマル水和物、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、プルラン、トレハロース、エリスリトール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルセルロース、DL-リンゴ酸、リン酸水素ナトリウム水和物及びリン酸二水素ナトリウム水和物から選ばれる1種以上の導水性成分を含有する徐放性製剤。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
導水性成分がアラビアゴム末、イソマル水和物、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコールグラフトコポリマー及びプルランから選ばれる1種以上である、請求項1に記載の徐放性製剤。
【請求項3】
導水性成分の含有量が製剤中5~80質量%である、請求項1に記載の徐放性製剤。
【請求項4】
導水性成分の含有量が製剤中40~65質量%である、請求項1に記載の徐放性製剤。
【請求項5】
平均分子量100~800万のポリエチレンオキシドの含有量が製剤中10~80質量%である、請求項1に記載の徐放性製剤。
【請求項6】
製剤中のミラベグロンの含量が25mg又は50mgである、請求項1に記載の徐放性製剤。
【請求項7】
さらに、平均分子量90万以下のポリエチレンオキシド、塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム及びメタケイ酸アルミン酸マグネシウムヒプロメロースから選ばれる1種以上の徐放性調節剤を含有する、請求項1に記載の徐放性製剤。
【請求項8】
ミラベグロン、ポリエチレンオキシド及び導水性成分を粒子径1mm以下の造粒粒子として含有する、請求項1に記載の徐放製剤。
【請求項9】
ミラベグロンの溶出率が以下の3種の溶出条件を満たす、請求項1に記載の徐放性製剤。
(1)1液パドル50rpmの条件で、60分後が10~30%、120分後が20~50%。
(2)水パドル50rpmの条件で、420分後が30~62%、720分後が65~100%。
(3)pH7.5パドル200rpmの条件で、120分後が18~60%、240分後が75~100%。
【請求項10】
ジブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル及びアスコルビン酸ナトリウムから選ばれる1種以上の抗酸化剤を含む、請求項1に記載の徐放性製剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ミラベグロンを含む徐放性錠剤及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ミラベグロン(化学名:2-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)-N-[4-(2-{[(2R)-2-ヒドロキシ-2-フェニルエチル]アミノ}エチル)フェニル]アセタミド)及びその薬学的に許容される塩は、選択的β

アドレナリン受容体作動性の過活動膀胱治療剤として、「ベタニス(登録商標)錠」(以下「既承認製剤」とする。)の名称で市販されている。
【0003】
過活動膀胱(Overactive Bladder:OAB)は下部尿路症状(排尿障害)の一つで、膀胱の急な不随意収縮に由来する尿意切迫感及び頻尿の症状であり、夜間頻尿や切迫性尿失禁を伴うことがある。過活動膀胱は、神経因性と非神経因性と2種類の病因に大別される。頻尿とは「昼間の排尿回数が7-8回以上、夜間の排尿回数が2回以上」であり、尿失禁とは「不随意あるいは無意識な尿の漏れが社会的にまた衛生上の問題となる状態」といわれている。頻尿や尿失禁などのため、QOLを著しく低下させ、患者自身のみならず、その周りの家族や介護者などにまで負担を強いる疾患である。日本では40歳以上の人口の12.4%(810万人)が過活動膀胱患者であると推定されている。
【0004】
過活動膀胱は潜在的な排尿筋過活動状態に起因していると考えられることから、過活動膀胱治療には主に膀胱収縮抑制作用を有するムスカリン受容体拮抗薬が広く用いられていたが、排尿困難、残尿量の増加及び尿閉などの副作用を伴うことから、これらの副作用を低減させた選択的β

アドレナリン受容体作動薬のミラベグロンが開発された。また、過活動膀胱治療は、常時作用を及ぼすこと及び副作用を制限することが必要であるため、ミラベグロンの血中濃度を一定に保つため徐放性製剤が開発されている。
【0005】
ミラベグロン徐放製剤としては、ポリエチレンオキシドなどのハイドロゲルを形成する高分子及びポリエチレングリコールなどの製剤内部に水を侵入させるための親水性添加剤からなり、その親水性添加剤によりハイドロゲル内部まで導水することにより消化管中を移動しながら薬物を過剰に放出せずに徐々に放出する徐放性製剤が提案されている(特許文献1、非特許文献1)。また、安定性の改善を目的として、ポリエチレンオキシドなどのハイドロゲル形成高分子及びエリスリトールなどの親水性基剤を含む放出制御医薬組成物が開示されている(特許文献2)。また、変色及び膨張抑制を目的として、ポリエチレンオキシド並びにヒプロメロースやヒドロキシプロピルセルロースなどの親水性添加剤を含む徐放性錠剤が開示されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2010/038690号
特開2023-066053号公報
特開2023-143873号公報
【非特許文献】
【0007】
近藤ら, Drug Delivery System 210-218, 31-3, 2016
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、良好な徐放性を示し、かつ目的にあわせ徐放性をコントロール可能であり、安定性に優れたミラベグロン徐放性製剤及びその徐放性製剤の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、前記課題を解決すべく検討した結果、特定のポリエチレンオキシド及び導水性成分を含む徐放性製剤が、既承認製剤と溶出挙動が同じ、即ち生物学的同等性を有すると共に、ミラベグロンの安定性に優れ、また通常の製剤製造設備で容易に製造可能な徐放性製剤の製造方法を見出した。
すなわち、本発明は以下の1)~2)に係るものである。
1)ミラベグロン、平均分子量100~800万のポリエチレンオキシド、並びにアラビアゴム末、イソマル水和物、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、プルラン、トレハロース、エリスリトール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルセルロース、DL-リンゴ酸、リン酸水素ナトリウム水和物及びリン酸二水素ナトリウム水和物から選ばれる1種以上の導水性成分を含有する徐放性製剤。
2)a)ミラベグロン、平均分子量100~800万のポリエチレンオキシド、並びにアラビアゴム末、イソマル水和物、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、プルラン、トレハロース、エリスリトール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルセルロース、DL-リンゴ酸、リン酸水素ナトリウム水和物及びリン酸二水素ナトリウム水和物から選ばれる1種以上の導水性成分を造粒し造粒物を得る工程、b)前記造粒物、抗酸化剤及び滑沢剤を混合し打錠末を得る工程、c)前記打錠末を圧縮成型し素錠を得る工程、及びd)前記素錠をフィルムコーティングしフィルムコーティング錠を得る工程、を含むミラベグロン徐放性製剤の製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明の徐放性製剤は、ミラベグロン、特定のポリエチレンオキシド及び導水性成分を含有し、良好な徐放性を示し、かつ目的にあわせて徐放性をコントロールできる徐放性製剤であり、ミラベグロンの安定性に優れ、造粒・混合・打錠などの工程で通常の製剤設備で容易に製造することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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