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公開番号2025116584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024011087
出願日2024-01-29
発明の名称ドライヤー
出願人株式会社KALOS BEAUTY TECHNOLOGY
代理人個人
主分類A45D 20/10 20060101AFI20250801BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】ヒーターの熱量を増加することの可能なドライヤーを提供する。
【解決手段】ケーシング11と、ケーシング11の内部A1からケーシング11の外部A2へ吹き出す空気の流れを形成するファン17と、ケーシング11の内部A1において、空気が流れる経路でファン17より下流に配置されたヒーターと、ケーシング11の内部A1において、空気が流れる経路でファン17より下流でヒーターに接触され、かつ、ヒーターの熱をケーシング11の内部A1で空気へ放散するヒートシンク13と、を有するドライヤー10であって、ヒートシンク13は、複数設けられ、ヒーターは、複数のヒートシンク13により挟まれ、かつ、カーボンナノチューブにより構成された第1ヒーターを含むドライヤー10を構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中空のケーシングと、
前記ケーシングの内部から前記ケーシングの外部へ吹き出す空気の流れを形成する送風機構と、
前記ケーシングの内部において、前記空気が流れる経路で前記送風機構より下流に配置されたヒーターと、
前記ケーシングの内部において、前記空気が流れる経路で前記送風機構より下流で前記ヒーターに接触され、かつ、前記ヒーターの熱を前記ケーシングの内部で前記空気へ放散するヒートシンクと、
を有するドライヤーであって、
前記ヒートシンクは、複数設けられ、
前記ヒーターは、前記複数のヒートシンクにより挟まれ、かつ、カーボンナノチューブにより構成された第1ヒーターを含む、ドライヤー。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
請求項1記載のドライヤーであって、
前記複数のヒートシンクは、前記空気の流れ方向に沿った仮想線に対して垂直な平面内で、前記仮想線を中心とする円周方向に沿って並べて配置されている、ドライヤー。
【請求項3】
請求項2記載のドライヤーであって、
前記ヒートシンクは、前記仮想線に対して垂直な平面内で、前記仮想線を中心とする円周方向に沿って4つ以上並べて配置されている、ドライヤー。
【請求項4】
請求項2記載のドライヤーにおいて、
前記ヒーターは、前記仮想線に対して垂直な平面内で、前記仮想線を中心とする半径方向で前記複数のヒートシンクの外側に巻かれ、かつ、カーボンナノチューブにより構成された第2ヒーターを含む、ドライヤー。
【請求項5】
請求項1記載のドライヤーにおいて、
前記送風機構は、
電力が供給されて回転する電動モータと、
前記電動モータによりに回転されるファンと、
を有し、
前記電動モータへ電力を供給するバッテリが更に設けられている、ドライヤー。
【請求項6】
請求項1に記載のドライヤーであって、
前記第1ヒーターは、前記ヒートシンクと面接触されている、ドライヤー。
【請求項7】
請求項1に記載のドライヤーであって、
前記ケーシングの内部に設けられ、かつ、前記ケーシングの内部で前記空気と前記ヒーターとを隔てる遮蔽材が設けられている、ドライヤー。
【請求項8】
請求項7に記載のドライヤーであって、
前記遮蔽材は、前記ヒーターのうち前記送風機構に最も近い箇所を覆っている、ドライヤー。
【請求項9】
請求項4記載のドライヤーにおいて、
前記ケーシングの内部に設けられ、かつ、前記第2ヒーターの外側を覆う保熱材を備えている、ドライヤー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、利用者の頭髪を乾燥させるためのドライヤーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
利用者の頭髪を乾燥させるためのドライヤーの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されたドライヤーは、空気入口及び空気出口を有するハウジングと、空気入口近接してハウジング内に設置され、空気入口から空気を吸い込み空気出口から送り出すファンと、ハウジング内に設けられてファンを回転させるモータと、ハウジング内でファンと空気出口との間に設置された熱電モジュールと、ハウジング内に設けられた上部ヒートシンク及び下部ヒートシンクと、を備えている。熱電モジュールは、上部ヒートシンクと下部ヒートシンクとの間へ配置され、かつ、熱電モジュールの側面が、上部ヒートシンク及び下部ヒートシンクへ接触されている。
【0003】
特許文献1に記載されたドライヤーは、モータによりファンが回転されると、空気入口からハウジング内へ空気が吸引され、ハウジング内で空気流が形成される。熱電モジュールの熱は、上部ヒートシンク及び下部ヒートシンクを介して、ハウジング内の空気へ伝達される。そして、ハウジング内で温度が上昇された空気が空気出口から放出され、利用者の頭髪を乾燥させるために用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2011-521727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明者は、特許文献1に記載されたドライヤーによると、ヒーターの熱量が不十分である、という課題を認識した。
【0006】
本開示の目的は、ヒーターの熱量を増加することの可能なドライヤーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、中空のケーシングと、前記ケーシングの内部から前記ケーシングの外部へ吹き出す空気の流れを形成する送風機構と、前記ケーシングの内部において、前記空気が流れる経路で前記送風機構より下流に配置されたヒーターと、前記ケーシングの内部において、前記空気が流れる経路で前記送風機構より下流で前記ヒーターに接触され、かつ、前記ヒーターの熱を前記ケーシングの内部で空気へ放散するヒートシンクと、を有するドライヤーであって、前記ヒートシンクは、複数設けられ、前記ヒーターは、前記複数のヒートシンクにより挟まれ、かつ、カーボンナノチューブにより構成された第1ヒーターを含む、ドライヤーを構成している。
【発明の効果】
【0008】
本開示のドライヤーによれば、ヒーターの熱量を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ドライヤーの実施形態を示す全体断面図である。
図1のドライヤーをII-II線に沿って破断した側面断面図である。
図1に示されたヒートシンクをV-V線に沿って見た側面端面図である。
図4(A)は、図1のヒートシンク及び第1ヒーターの他の構成例を示す側面断面図、図4(B)は、図4(A)に示されたヒートシンク及び第1ヒーターの側面端面図である。
図1のヒートシンク及び第1ヒーターの他の構成例を示す側面断面図である。
図5に示されたヒートシンク及び第1ヒーターの側面端面図である。
ドライヤーの吹き出し口から噴出される空気の温度の測定結果の一例を示すグラフ図である。
図8(A)は、ヒーターへの印加電圧とヒーターの表面温度との関係の一例を示すグラフ図、図8(B)は、ヒーター(遠赤外線)の波長と放射率との関係の一例を示すグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(構成)
ドライヤーの一実施形態は、図面に基づいて説明されている。ドライヤーを説明するための全図において、同一の構成には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。ドライヤー10は、ケーシング11、グリップ12、ヒートシンク13、プレート形状の第1ヒーター14、フィルム形状の第2ヒーター15を有する。また、ドライヤー10は、電動モータ16、ファン17、バッテリ18、プリント基板19、温度ヒューズ20、マイナスイオン発生器21、保熱層22を有する。ケーシング11は、一例として合成樹脂製の筒体であり、図2のように、一例として円筒である。
(【0011】以降は省略されています)

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