TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025117039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011683
出願日2024-01-30
発明の名称照明器具
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類F21S 8/04 20060101AFI20250804BHJP(照明)
要約【課題】輝度ムラが少なくて均一で美しい光を出射し易い照明器具を提供すること。
【解決手段】照明器具1が、天井の器具取付部に取り付けられるアダプタと、アダプタに対して静止し、天井に沿うように配置されるベース部材と、ベース部材に対して静止する基板に実装された1以上の発光素子と、その1以上の発光素子を覆うように配置される内側カバー20を備える。内側カバー20が、光が入射する光入射面83に光入射側に突出する突出部28を有する。突出部28の先端面が、基板に略平行に広がる平面部51を含むか、又は凹面部を含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
建物の天井に設けられた器具取付部に取り付けられる取付部と、
前記取付部に対して静止し、前記天井に沿うように配置されるベース部材と、
前記ベース部材に対して静止する基板に実装された1以上の発光素子と、
前記1以上の発光素子を覆うように配置される1以上の光学カバーと、を備え、
少なくとも一つの前記光学カバーが、光が入射する光入射面に光入射側に突出する突出部を有し、
前記突出部の先端面が、前記基板に対して略平行に広がる平面部を含むか、又は凹面部を含む、照明器具。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記突出部が、先端に行くにしたがって小径となるテーパ外周面部を含む、請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記突出部が、円筒外周面部を含む、請求項1に記載の照明器具。
【請求項4】
前記突出部が、前記平面部を有し、
前記少なくとも一つの光学カバーが、光が出射する光出射面に凹部を有し、
前記凹部の全てが、前記平面部に高さ方向に重なっている、請求項1から3のいずれか1つに記載の照明器具。
【請求項5】
前記1以上の光学カバーが、前記1以上の発光素子を覆うように配置される内側カバーと、前記内側カバーを覆うように配置される外側カバーとを含み、
前記内側カバーは、前記1以上の発光素子からの光を拡散させる拡散カバーであり、
前記内側カバーが、前記突出部を有する、請求項1から3のいずれか1つに記載の照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明器具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、照明器具としては、特許文献1に記載されているものがある。この照明器具は、略円板形状を有するベース板、光源、拡散カバー、及び保護カバーを備える。光源、拡散カバー、及び保護カバーは、ベース板に保持されている。拡散カバーは、光源と、保護カバーとの間に配置される。拡散カバーは、光源を覆うように配置され、光源からの光を拡散させて保護カバー側へ配光する。保護カバーは、拡散カバーからの光を反射及び拡散させて、外部へ配光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-117385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
照明器具の光学カバーが射出成形で形成されることがあるが、その場合、光学カバーを成形するための金型に樹脂を注入するのに用いる1以上のゲートの痕跡が光学カバーに生じる。本件発明者は、その痕跡の構造によっては、光が局所的に集光され、局所的に輝度が高い光が出射される虞があることを突き止めた。そこで、本開示の目的は、輝度ムラが少なくて均一で美しい光を出射し易い照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本開示に係る照明器具は、建物の天井に設けられた器具取付部に取り付けられる取付部と、取付部に対して静止し、天井に沿うように配置されるベース部材と、ベース板に対して静止する基板に実装された1以上の発光素子と、1以上の発光素子を覆うように配置される1以上の光学カバーと、を備え、少なくとも一つの光学カバーが、光が入射する光入射面に光入射側に突出する突出部を有し、突出部の先端面が、基板に略平行に広がる平面部を含むか、又は凹面部を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る照明器具によれば、輝度ムラが少なくて均一で美しい光を出射し易い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る照明器具を斜め下側から見たときの斜視図である。
上記照明器具を斜め上側から見たときの斜視図である。
外側カバーを取り外した状態の照明器具を斜め下側から見たときの斜視図である。
図3に示す状態から更に内側カバーを取り外した状態の照明器具を斜め下側から見たときの斜視図である。
受具の斜視図である。
ベース部材における受具の固定箇所を径方向外方側から見たときの斜視図である。
外側カバーを斜め上側から見たときの斜視図である。
内側カバーを斜め下側から見たときの斜視図である。
内側カバーを斜め上側から見たときの斜視図である。
一つの突出部の中心軸を通過すると共に周方向及び高さ方向を含む湾曲面で内側カバーを切断したときの拡大断面図であって、突出部周辺の拡大断面図である。
参考例の内側カバーにおける図10に対応する拡大断面図である。
参考例の照明器具の内側カバーにおける突出部周辺から出射される光の輝度分布を示す図である。
本実施形態の照明器具の内側カバーにおける突出部周辺から出射される光の輝度分布を示す図である。
第1変形例の内側カバーにおける図10に対応する拡大断面図である。
第2変形例の内側カバーにおける図10に対応する拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、複数の図面には、模式図が含まれ、異なる図間において、各部材における、縦、横、高さ等の寸法比は、必ずしも一致しない。以下で説明される構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素であり、必須の構成要素ではない。
【0009】
下記の説明において、下、上、下側、及び上側等の鉛直方向に関連する文言が使用された場合、それは、照明器具1が天井に設置された状態での方向を示す。また、下記の説明で高さ方向と言及した場合、その高さ方向は、照明器具1の高さ方向を示し、直交方向と言及した場合、その直交方向は、高さ方向に直交する方向を示す。また、実施形態の照明器具1は、高さ方向から見たときの平面視で中心及び径方向を特定できる形状を有する。より詳しくは、実施形態の外側カバー30は、中央部に貫通孔31を有するドーム形状を有し、高さ方向下側から見たときの平面視において円環形状を有する。下記の説明において、径方向と言及した場合、その径方向は、外側カバー30の径方向を示し、内側と言及した場合、その内側は、径方向内側を示し、外側と言及した場合、その外側は、径方向外側を示す。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態に係る照明器具1を斜め下側から見たときの斜視図であり、図2は、照明器具1を斜め上側から見たときの斜視図である。また、図3は、外側カバー30を取り外した状態の照明器具1を斜め下側から見たときの斜視図であり、図4は、図3に示す状態から更に内側カバー20を取り外した状態の照明器具1を斜め下側から見たときの斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
室外機器
1か月前
個人
照明器具
6か月前
個人
照明システム
1か月前
個人
LED光源基盤
6か月前
個人
気泡を用いた遊具。
3か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
2か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
6か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
7か月前
デンカ株式会社
照明装置
1か月前
個人
LEDライト
1か月前
日本船燈株式会社
照明装置
6か月前
デンカ株式会社
道路用照明
1か月前
日本発條株式会社
照明装置
6か月前
瀧住電機工業株式会社
ダクトレール
5か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
7か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
9日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
4か月前
ローヤル電機株式会社
照明装置
8か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
株式会社オカムラ
間仕切り装置
5か月前
常盤電業株式会社
表示機
5か月前
国楽(香港)有限公司
照明器具
6か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
5か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
5か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
8か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
8か月前
続きを見る