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公開番号
2025117839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012784
出願日
2024-01-31
発明の名称
液体化粧料及び塗布具
出願人
ぺんてる株式会社
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】光輝性顔料の沈降抑制及び再分散性に優れるとともに、描線の光輝感が損なわれ難い液体化粧料及び塗布具を提供する。
【解決手段】液体化粧料は、光輝性顔料と、粘土鉱物粒子と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから選ばれる少なくとも1種をモノマー単位として含む第1共重合体と、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル及びそれらの誘導体から選ばれる少なくとも一種、及び、アルキルビニルエーテル、ビニルアルコール、α-オレフィン、スチレン及びスチレン誘導体から選ばれる少なくとも1種をモノマー単位として含む第2共重合体と、ヘキシレングリコールと、水と、を含有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光輝性顔料と、
粘土鉱物粒子と、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから選ばれる少なくとも1種をモノマー単位として含む第1共重合体と、
マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル及びそれらの誘導体から選ばれる少なくとも一種、及び、アルキルビニルエーテル、ビニルアルコール、α-オレフィン、スチレン及びスチレン誘導体から選ばれる少なくとも1種をモノマー単位として含む第2共重合体と、
ヘキシレングリコールと、
水と、
を含有する液体化粧料。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第1共重合体は、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから選ばれる前記少なくとも1種、及び、スチレンをモノマー単位として含む
請求項1に記載の液体化粧料。
【請求項3】
前記第2共重合体は、マレイン酸、無水マレイン酸及びマレイン酸エステルから選ばれる少なくとも1種、及び、メチルビニルエーテルをモノマー単位として含む
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項4】
前記液体化粧料中の前記第2共重合体の含有量が0.03質量%以上2.0質量%以下である
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項5】
多糖類をさらに含有し、
前記液体化粧料中の前記多糖類の含有量が0.01質量%以上0.30質量%以下である
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項6】
前記液体化粧料中のヘキシレングリコールの含有量が1.0質量%以上4.0質量%以下である
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項7】
前記光輝性顔料の平均粒子径r
P
に対する前記粘土鉱物粒子の平均粒子径r
C
の比r
C
/r
P
が、0.0016以上0.055以下である
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項8】
前記光輝性顔料の平均粒子径r
P
が10μm以上150μm以下であり、
前記粘土鉱物粒子の平均粒子径r
C
が0.250μm以上0.550μm以下である
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項9】
前記光輝性顔料はアルミニウムを含む
請求項1又は2に記載の液体化粧料。
【請求項10】
塗布部と、
請求項1又は2に記載の液体化粧料を収容する液体収容部と、を備え、
前記液体収容部からの前記液体化粧料が前記塗布部に供給されるように構成された
塗布具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体化粧料及び塗布具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
塗布具等により塗布することで肌等の表面に光輝性の描線を形成するための液体化粧料(例えばアイライナー等)が用いられている。
【0003】
特許文献1には、セルロース等の化合物によって被覆された板状顔料と、層状粘土鉱物粒子と、アクリル系共重合体と、水と、を含有する液体化粧料組成物が開示されている。液体化粧料組成物にこれらの成分を含ませることで、肌等の被塗布面上に塗布しても板状顔料が重ならずに鮮明な光輝性の塗膜を得ることが図られている。
【0004】
特許文献2には、ポリアスパラギン酸ナトリウム、光輝性粉体、水溶性分散剤、及び金属酸化物を含有する水系液状化粧料が開示されている。水系液状化粧料にこれらの成分を含ませることで、光輝性粉体が沈降し難く保存安定性に優れるとともに沈降した光輝性粉体の再分散性に優れ、かつ、ペンタイプの形態であっても十分に吐出可能な液状化粧料とすることが図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-14412号公報
特開2020-132619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば特許文献1,2に開示されるような、光輝性顔料を含む従来の液体化粧料では、保存中における光輝性顔料の沈降の抑制や、再使用時における光輝性顔料の再分散の点において、改善の余地がある。また、光輝性顔料を含む従来の液体化粧料では、塗布後の塗膜の乾燥に比較的長い時間を要するため、乾燥中の塗膜に指や物体が触れることにより塗膜に含まれる光輝性顔料が液状成分とともに剥がれやすく、肌の表面に形成される描線の光輝感が比較的損なわれやすい。
【0007】
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、光輝性顔料の沈降抑制及び再分散性に優れるとともに、描線の光輝感が損なわれ難い液体化粧料及び塗布具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の少なくとも一実施形態に係る液体化粧料は、
光輝性顔料と、
粘土鉱物粒子と、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから選ばれる少なくとも1種をモノマー単位として含む第1共重合体と、
マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル及びそれらの誘導体から選ばれる少なくとも一種、及び、アルキルビニルエーテル、ビニルアルコール、α-オレフィン、スチレン及びスチレン誘導体から選ばれる少なくとも1種をモノマー単位として含む第2共重合体と、
ヘキシレングリコールと、
水と、
を含有する。
【0009】
また、本発明の少なくとも一実施形態に係る塗布具は、
塗布部と、
上述の液体化粧料を収容する液体収容部と、を備え、
前記液体収容部からの前記液体化粧料が前記塗布部に供給されるように構成される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の少なくとも一実施形態によれば、光輝性顔料の沈降抑制及び再分散性に優れるとともに、描線の光輝感が損なわれ難い液体化粧料及び塗布具が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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