TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025117904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012882
出願日
2024-01-31
発明の名称
電極カテーテルの製造方法および電極カテーテル
出願人
日本ライフライン株式会社
代理人
個人
主分類
A61B
18/14 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】かしめ固定に代わるリング状電極のカテーテルチューブへの固定方法と、それによって得られる電極カテーテルとを提供する。
【解決手段】電極カテーテルの製造方法は、2つのアウターチューブ20の間にリング状電極4が配置された状態で各アウターチューブ20およびリング状電極4にインナーチューブ22を通し、各アウターチューブ20およびインナーチューブ22を熱溶着することを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
2つのアウターチューブの間にリング状電極が配置された状態で各アウターチューブおよび前記リング状電極にインナーチューブを通し、
各アウターチューブおよび前記インナーチューブを熱溶着することを含む、
電極カテーテルの製造方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記インナーチューブは、前記アウターチューブに接する外層と、前記外層よりも前記インナーチューブの内側に位置する内層と、を有し、
前記インナーチューブの軸方向の少なくとも一部において、前記内層は、前記外層および前記アウターチューブより融点が高い、
請求項1に記載の電極カテーテルの製造方法。
【請求項3】
前記インナーチューブは、前記アウターチューブと接する外層と、前記外層よりも前記インナーチューブの内側に位置する内層と、を有し、
前記インナーチューブの軸方向の少なくとも一部において、前記内層は、前記外層および前記アウターチューブより硬度が高い、
請求項1または2に記載の電極カテーテルの製造方法。
【請求項4】
前記インナーチューブは、前記アウターチューブと接する外層と、前記外層よりも前記インナーチューブの内側に位置する内層と、を有し、
前記インナーチューブの軸方向の少なくとも一部において、前記外層は、前記アウターチューブより硬度が高い、
請求項1または2に記載の電極カテーテルの製造方法。
【請求項5】
前記インナーチューブの先端は、尖った形状を有する、
請求項1または2に記載の電極カテーテルの製造方法。
【請求項6】
前記アウターチューブの外径は、前記リング状電極の外径と等しい、
請求項1または2に記載の電極カテーテルの製造方法。
【請求項7】
カテーテルチューブと、
前記カテーテルチューブの外周面に位置するリング状電極と、を備え、
前記カテーテルチューブは、前記カテーテルチューブの径方向で前記リング状電極より内側に位置して前記リング状電極を支持する支持層と、前記径方向で前記支持層より外側に位置する表層と、を有し、
前記表層は、前記表層の外周面を含むとともに前記カテーテルチューブの軸方向で前記リング状電極と並ぶ露出部と、前記表層の内周面を含むとともに前記支持層および前記露出部の間、ならびに前記支持層および前記リング状電極の間に延在する介在部と、を有し、
前記軸方向の少なくとも一部において、前記外周面から連続する前記露出部の少なくとも一部と前記内周面から連続する前記介在部の少なくとも一部とは、硬度が異なる、
電極カテーテル。
【請求項8】
前記内周面から連続する前記介在部の少なくとも一部は、前記外周面から連続する前記露出部の少なくとも一部より硬度が高い、
請求項7に記載の電極カテーテル。
【請求項9】
前記軸方向の少なくとも一部において、前記支持層は、前記表層より硬度が高い、
請求項7または8に記載の電極カテーテル。
【請求項10】
前記露出部の外径は、前記リング状電極の外径と等しい、
請求項7または8に記載の電極カテーテル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電極カテーテルの製造方法および電極カテーテルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、チューブの先端側に電極を備えた電極カテーテルが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-253063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的な電極カテーテルの製造方法では、まず、カテーテルチューブと、カテーテルチューブの外径より大きい内径を有するリング状電極とが用意される。そして、リング状電極にカテーテルチューブが通される。リング状電極がカテーテルチューブ上の所定の位置に達したら、リング状電極にかしめ加工が施される。これにより、リング状電極がカテーテルチューブに固定される。リング状電極をかしめることで、リング状電極の外径とカテーテルチューブの外径とを実質的に等しくすることができる。これにより、リング状電極とカテーテルチューブとの境界の段差をなくすことができ、当該段差によって血管等の内壁が損傷するといった弊害を抑制することができる。
【0005】
しかしながら、上述の製造方法では、カテーテルチューブの外径が小さくなるとリング状電極の変形量が増加し、かしめ加工の難易度が上がるという課題があった。
【0006】
本開示はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、かしめ固定に代わるリング状電極のカテーテルチューブへの固定方法と、それによって得られる電極カテーテルとを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある態様は、電極カテーテルの製造方法である。この製造方法は、2つのアウターチューブの間にリング状電極が配置された状態で各アウターチューブおよびリング状電極にインナーチューブを通し、各アウターチューブおよびインナーチューブを熱溶着することを含む。
【0008】
本開示の他の態様は、電極カテーテルである。この電極カテーテルは、カテーテルチューブと、カテーテルチューブの外周面に位置するリング状電極と、を備える。カテーテルチューブは、カテーテルチューブの径方向でリング状電極より内側に位置してリング状電極を支持する支持層と、径方向で支持層より外側に位置する表層と、を有する。表層は、表層の外周面を含むとともにカテーテルチューブの軸方向でリング状電極と並ぶ露出部と、表層の内周面を含むとともに支持層および露出部の間、ならびに支持層およびリング状電極の間に延在する介在部と、を有する。軸方向の少なくとも一部において、外周面から連続する露出部の少なくとも一部と内周面から連続する介在部の少なくとも一部とは、硬度が異なる。
【0009】
以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、かしめ固定に代わるリング状電極のカテーテルチューブへの固定方法と、それによって得られる電極カテーテルとを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
5か月前
個人
短下肢装具
24日前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
歯茎みが品
6か月前
個人
洗井間専家。
4か月前
個人
マッサージ機
6か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
前腕誘導装置
28日前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
白内障治療法
5か月前
個人
導電香
6か月前
個人
片足歩行支援具
7か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
クリップ
7か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
収納容器
8か月前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
口内洗浄具
6か月前
個人
眼科診療車
7か月前
個人
シャンプー
3か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
22日前
個人
車椅子持ち上げ器
5か月前
個人
陣痛緩和具
1か月前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
歯の保護用シール
2か月前
株式会社結心
手袋
5か月前
株式会社大野
骨壷
1か月前
株式会社 MTG
浴用剤
6か月前
株式会社コーセー
化粧料
7か月前
株式会社八光
剥離吸引管
2か月前
個人
除菌システム
7か月前
株式会社コーセー
美爪料
7か月前
個人
服薬支援装置
4か月前
個人
性行為補助具
14日前
続きを見る
他の特許を見る