TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025118349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013620
出願日2024-01-31
発明の名称画像形成装置及びプログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像形成装置を利用しているユーザが画像形成装置から直ちに処理可能量を購入できる技術を提供する。
【解決手段】MFPCPU26Aは、MFP20によって実行される印刷処理の印刷可能枚数に応じた料金の支払指示の入力を受け付け、ネットワークに接続されたサーバ30に記憶されているMFP20のユーザの決済情報に関連付けられたセキュリティコードの入力を受け付け、受け付けた支払指示の入力に応じた支払い要求と、受け付けたセキュリティコードとをサーバ30に送信し、送信したセキュリティコードがサーバ30によって認証された場合に、送信した支払い要求に応じてサーバ30により設定され、外部通信部22を介してサーバ30から受信された印刷可能枚数を、印刷処理の実行指示に応じて実行された画像形成処理の処理量分減少させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力インタフェースと、
ネットワークに接続するための通信インタフェースと、
コントローラと、を備えた画像形成装置であって、
前記コントローラは、
前記画像形成装置によって実行される画像形成処理の処理可能量に応じた料金の支払指示の入力を、前記入力インタフェースを介して受け付ける支払指示入力受付処理と、
前記ネットワークに接続されたサーバに記憶されている前記画像形成装置のユーザの決済情報に関連付けられた認証情報の入力を、前記入力インタフェースを介して受け付ける認証情報受付処理と、
受け付けた前記支払指示の入力に応じた支払い要求と、受け付けた前記認証情報とを、前記通信インタフェースを介して前記サーバに送信する第1送信処理と、
送信した前記認証情報が前記サーバによって認証された場合に、送信した前記支払い要求に応じて前記サーバにより設定され、前記通信インタフェースを介して前記サーバから受信された処理可能量を、前記画像形成処理の実行指示に応じて実行された画像形成処理の処理量分減少させるための制御処理と、
を実行する、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
報知部、をさらに備え、
前記コントローラはさらに、
前記認証情報を入力するよう促す報知を前記報知部に行う第1報知処理、
を実行する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラはさらに、
前記サーバに記憶されている前記画像形成装置の契約情報に応じた複数の支払いプラン情報を取得する支払いプラン情報取得処理と、
取得した前記複数の支払いプラン情報の報知を前記報知部に行う第2報知処理と、
報知した前記複数の支払いプラン情報からいずれかの支払いプラン情報の選択を、前記入力インタフェースを介して受け付ける支払いプラン情報選択受付処理と、
受け付けた選択に係る支払いプラン情報とその支払い要求とを、前記通信インタフェースを介して前記サーバに送信する第2送信処理と、
を実行する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記コントローラはさらに、
前記複数の支払いプラン情報のうちの特定の支払いプラン情報に応じた支払い画面を呼び出すショートカットキーの操作入力を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合、前記特定の支払いプラン情報が選択されていることを示す報知を前記報知部に行う第3報知処理、
を実行する、
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記コントローラはさらに、
前記ショートカットキーの操作入力を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記特定の支払いプラン情報が前記サーバに記憶されていないときには、前記支払いプラン情報取得処理及び前記第2報知処理を実行する、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記ショートカットキーには有効期限が設定され、
前記コントローラはさらに、
有効期限が切れた前記ショートカットキーの操作入力を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合、前記支払いプラン情報取得処理及び前記第2報知処理を実行する、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
メモリ、をさらに備え、
前記コントローラはさらに、
前記ショートカットキーの登録要求を、前記通信インタフェースを介して前記サーバに送信する第3送信処理と、
前記通信インタフェースを介して前記サーバから前記ショートカットキーの識別情報の登録指示を受信した場合、前記識別情報を前記メモリに記憶させる記憶処理と、
を実行する、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御処理は、前記支払い要求に応じて設定された処理可能量に達するまで前記画像形成処理を実行することを含む、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
画像形成装置に関連付けて決済情報及び認証情報を記憶するメモリと、通信インタフェースと、を備えたサーバのコンピュータに、
前記画像形成装置によって実行される画像形成処理の処理可能量に応じた料金の支払い要求と前記画像形成装置に関連付けられた前記認証情報とを、前記通信インタフェースを介して受信した場合に、受信した前記認証情報と前記メモリに記憶されている前記認証情報とに基づいて行う認証処理と、
前記認証処理において認証が成功した場合に、受信した前記支払い要求に応じた前記画像形成処理の処理可能量を設定する設定処理と、
設定した前記処理可能量を、前記通信インタフェースを介して前記画像形成装置に送信する第1送信処理と、
を実行させる、
プログラム。
【請求項10】
前記メモリはさらに、前記画像形成装置に関連付けて前記画像形成装置が加入する契約を示す契約情報を記憶し、
前記プログラムはさらに、前記コンピュータに、
前記支払い要求を受信した場合に、前記画像形成装置に関連付けられた前記契約情報に応じた複数の支払いプラン情報を、前記通信インタフェースを介して前記画像形成装置に送信する第2送信処理、
を実行させ、
前記設定処理では、前記認証処理において認証が成功した場合に、前記複数の支払いプラン情報を受信した前記画像形成装置が前記複数の支払いプラン情報から選択し、前記通信インタフェースを介して前記サーバに送信したいずれかの支払いプラン情報と前記支払い要求とに基づいて前記処理可能量を設定する、
請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、処理可能量分の画像形成処理を実行できる画像形成装置及びその画像形成装置と接続されるサーバのコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像形成装置と携帯端末装置とサーバとを含むシステムにおいて、サーバが画像形成装置の処理可能量を管理することが記載されている。このシステムでは、ユーザが携帯端末装置を操作して処理可能量を購入すると、サーバは、管理している画像形成装置の処理可能量に購入した処理可能量を加算する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-110476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のシステムでは、携帯端末装置を操作して画像形成装置の処理可能量を購入していたので、画像形成装置の処理可能量が不足した場合に、画像形成装置を利用しているユーザが画像形成装置から直ちに処理可能量を購入できる方法が望まれていた。
【0005】
本願は、画像形成装置を利用しているユーザが画像形成装置から直ちに処理可能量を購入できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、入力インタフェースと、ネットワークに接続するための通信インタフェースと、コントローラと、を備えた画像形成装置であって、コントローラは、画像形成装置によって実行される画像形成処理の処理可能量に応じた料金の支払指示の入力を、入力インタフェースを介して受け付ける支払指示入力受付処理と、ネットワークに接続されたサーバに記憶されている画像形成装置のユーザの決済情報に関連付けられた認証情報の入力を、入力インタフェースを介して受け付ける認証情報受付処理と、受け付けた支払指示の入力に応じた支払い要求と、受け付けた認証情報とを、通信インタフェースを介してサーバに送信する第1送信処理と、送信した認証情報がサーバによって認証された場合に、送信した支払い要求に応じてサーバにより設定され、通信インタフェースを介してサーバから受信された処理可能量を、画像形成処理の実行指示に応じて実行された画像形成処理の処理量分減少させるための制御処理と、を実行する。
【0007】
本願の画像形成装置では、画像形成装置を操作して処理可能量を購入するので、画像形成装置を利用するユーザが直ちに処理可能量を購入できる。
【0008】
また、本願の画像形成装置は、報知部、をさらに備え、コントローラはさらに、認証情報を入力するよう促す報知を報知部に行う第1報知処理、を実行する。これにより、ユーザが認証情報を入力することができる。
【0009】
また、コントローラはさらに、サーバに記憶されている画像形成装置の契約情報に応じた複数の支払いプラン情報を取得する支払いプラン情報取得処理と、取得した複数の支払いプラン情報の報知を報知部に行う第2報知処理と、報知した複数の支払いプラン情報からいずれかの支払いプラン情報の選択を、入力インタフェースを介して受け付ける支払いプラン情報選択受付処理と、受け付けた選択に係る支払いプラン情報とその支払い要求とを、通信インタフェースを介してサーバに送信する第2送信処理と、を実行する。これにより、契約に応じた支払いプランを画像形成装置で選択することができる。
【0010】
また、コントローラはさらに、複数の支払いプラン情報のうちの特定の支払いプラン情報に応じた支払い画面を呼び出すショートカットキーの操作入力を、入力インタフェースを介して受け付けた場合、特定の支払いプラン情報が選択されていることを示す報知を報知部に行う第3報知処理、を実行する。これにより、ショートカットキーによって、支払に係るユーザの作業の手間を省くことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
液体吐出装置、その制御方法及びプログラム
1日前
シヤチハタ株式会社
印判
2か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
8か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
7か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
5か月前
三光株式会社
感熱記録材料
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
2日前
日本製紙株式会社
感熱記録体
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4日前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
7か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
8か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
9か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
8か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
4か月前
続きを見る