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公開番号2025119901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015012
出願日2024-02-02
発明の名称受信コイルユニット、及び医用画像診断システム
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 5/055 20060101AFI20250807BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】撮像スタッフの負担を軽減することが可能な受信コイルユニット及び医用画像診断システムを提供する。
【解決手段】受信コイルユニットは、バンド部材と、バンド部材の両端に設けられ、バンド部材をテーブルに接続する第1接続具及び第2接続具と、被検体の核磁気共鳴信号を受信する複数のコイルエレメントを含む受信コイルと、受信コイルに配置されたフック部材であって、受信コイルをバンド部材に沿ってスライド可能に、バンド部材を保持するフック部材と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
バンド部材と、
前記バンド部材の両端に設けられ、前記バンド部材をテーブルに接続する第1接続具及び第2接続具と、
被検体の核磁気共鳴信号を受信する複数のコイルエレメントを含む受信コイルと、
前記受信コイルに配置されたフック部材であって、前記受信コイルを前記バンド部材に沿ってスライド可能に、前記バンド部材を保持するフック部材と、
を備える受信コイルユニット。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記受信コイルの両端には前記フック部材を有さず、前記両端に重り部材を備える、請求項1に記載の受信コイルユニット。
【請求項3】
前記受信コイルは、前記複数のコイルエレメントと、前記複数のコイルエレメントを支持し、且つ間隔をあけて配置された複数の板状部材とを含み、
前記複数の板状部材は、折り畳み可能に構成され、
前記フック部材は、前記複数の板状部材以外に配置される、請求項1に記載の受信コイルユニット。
【請求項4】
前記受信コイルは、前記複数のコイルエレメントの周囲を覆う柔軟性のあるコイルカバーを含む、請求項1に記載の受信コイルユニット。
【請求項5】
前記受信コイルは、前記複数のコイルエレメントと、前記複数のコイルエレメントを保持する剛性のある本体部とを含む、請求項1に記載の受信コイルユニット。
【請求項6】
前記第1接続具は、前記バンド部材の長さ調整機構と、増し締め機構とを備える、請求項1に記載の受信コイルユニット。
【請求項7】
前記第1接続具は、前記バンド部材の長さを測定するための測長センサ及び/又は前記第1接続具の接続の有無を確認するための接続確認センサと、前記測長センサ及び/又は前記接続確認センサからの検出信号を前記受信コイルに伝える伝送線路と、を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の受信コイルユニット。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか一項に記載の受信コイルユニットと、
被検体を載置するための可動天板を備えるテーブルと、
前記受信コイルユニットが受信した核磁気共鳴信号を処理するプロセッサを備える磁気共鳴撮像装置と、
を含む、医用画像診断システム。
【請求項9】
前記可動天板は、長手方向に沿い、且つ前記第2接続具がスライド可能に接続される移動レールを備える、
請求項8に記載の医用画像診断システム。
【請求項10】
前記テーブルは、前記受信コイルユニットを退避させるための退避用レールを備える、
請求項9に記載の医用画像診断システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は受信コイルユニット及び医用画像診断システムに係り、撮像スタッフの負担を低減する技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
磁気共鳴撮像装置(MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置)によって被検体を撮像する場合、被検体は寝台装置のテーブルと共にガントリの撮像空間内に配置される。その際、被検体の撮像部位(例えば胸部又は腹部)の画像を得るため、核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)信号を受信するRF(Radio Frequency)コイル等の受信コイルユニットが被検体に装着される。
【0003】
特許文献1は、受信コイルユニットを被検体に固定するための技術を開示している。特許文献1によれば、受信コイルを撮像部位に装着し、次に、固定ベルトによって、受信コイルユニットを被検体とともにテーブルに固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-92935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、受信コイルユニットを被検体に装着及び固定する際の撮像スタッフの負担(ワークフロー)を改善する技術が求められている。特許文献1の技術では、受信コイルユニットと固定ベルト(さらには被検体と腹部コイル)が離れているため、受信コイルユニットの装着と、固定ベルトによるテーブルへの固定の2つの作業工程が必要になる。そのため、撮像スタッフの負担が増えるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、撮像スタッフの負担を軽減することが可能な受信コイルユニット及び医用画像診断システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1態様の受信コイルユニットは、バンド部材と、バンド部材の両端に設けられ、バンド部材をテーブルに接続する第1接続具及び第2接続具と、被検体の核磁気共鳴信号を受信する複数のコイルエレメントを含む受信コイルと、受信コイルに配置されたフック部材であって、受信コイルをバンド部材に沿ってスライド可能に、バンド部材を保持するフック部材と、を備える。
【0008】
第2態様の受信コイルユニットは、第1態様において、受信コイルの両端にはフック部材を有さず、両端に重り部材を備える。
【0009】
第3態様の受信コイルユニットは、第1態様において、受信コイルは、複数のコイルエレメントと、複数のコイルエレメントを支持し、且つ間隔をあけて配置された複数の板状部材とを含み、複数の板状部材は、折り畳み可能に構成され、フック部材は、複数の板状部材以外に配置される。
【0010】
第4態様の受信コイルユニットは、第1態様から第3態様のいずれかにおいて、受信コイルは、複数のコイルエレメントの周囲を覆う柔軟性のあるコイルカバーを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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