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公開番号2025120509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025102612,2024020492
出願日2025-06-18,2019-09-27
発明の名称センサユニット
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類A61B 5/11 20060101AFI20250807BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】着座者が着座するためのシートに対し容易に着脱することが可能なセンサユニット及びセンサユニット付きシートを提供する。
【解決手段】センサユニット30は、着座者の生体信号を検出する生体センサと、生体センサと接続され、検出された生体信号を外部へ無線送信するための無線通信部とを含むセンサモジュール31と、センサモジュール31を保持するセンサ保持体32とを備えている。センサ保持体32は、シートクッション1の表面において着座者が当接可能な位置に設けられた被取り付け部に対し、着脱可能となるように取り付けられるシート取り付け部を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヒトが当接可能な対象物に取り付けられるセンサユニットであって、
前記ヒトの生体信号を検出する生体センサと、
該生体センサと接続され、検出された前記生体信号を外部へ送信するための通信部と、
前記生体センサ及び前記通信部を保持するセンサ保持体と、を備え、
該センサ保持体は、前記対象物において前記ヒトが当接可能な位置に設けられた被取り付け部に対し、着脱可能となるように取り付けられる取り付け部を有していることを特徴とするセンサユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
着座者が着座するためのシートに取り付けられる前記センサユニットであって、
前記生体センサは、前記着座者の生体信号を検出し、
前記センサ保持体は、前記シートにおいて前記着座者が当接可能な位置に設けられた前記被取り付け部に対し、着脱可能となるように取り付けられる前記取り付け部としてのシート取り付け部を有していることを特徴とする請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
検出された前記生体信号を外部へ無線送信する前記通信部としての無線通信部と、
前記生体センサ及び前記無線通信部と接続され、電力を供給するためのバッテリー部と、をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記センサ保持体は、袋状に形成されており、前記生体センサ及び前記通信部を袋内部に保持していることを特徴とする請求項2又は3に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記センサ保持体は、前記シートの着座部となるシートクッションの表面に設けられた前記被取り付け部としてのクッション凹部に対応した形状を有し、該クッション凹部の内部に収納されて取り付けられることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のセンサユニット。
【請求項6】
前記生体センサは、前記センサ保持体と前記シートクッションに設けられた前記クッション凹部との間に挟まれた状態で配置されていることを特徴とする請求項5に記載のセンサユニット。
【請求項7】
前記センサ保持体は、複数の前記生体センサを保持し、
該複数の生体センサは、シート幅方向及び/又はシート前後方向に間隔を空けて配置され、前記着座者が当接可能な位置に対応して配置されていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のセンサユニット。
【請求項8】
前記センサ保持体は、前記シートに設けられた前記被取り付け部に対し、該被取り付け部を間に挟むようにして取り付け可能なシート取り付け部を有していることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のセンサユニット。
【請求項9】
前記センサ保持体は、前記シートに設けられた前記被取り付け部に対し、互いに面同士で接触させて取り付け可能なシート取り付け部を有していることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のセンサユニット。
【請求項10】
前記センサ保持体の表面には、前記生体センサの保持位置を外部に表示するための位置決め表示部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のセンサユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサユニット及びセンサユニット付きシートに係り、特に、着座者が着座するためのシートに取り付けられるセンサユニット及びセンサユニット付きシートに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両運転時において運転者の生体情報を計測する機能を備えた車両用シートが知られており、例えば、運転者の生体電位を検出する生体センサを用いて運転者の心拍を計測し、心拍の変化に異常が生じた場合に運転者に素早く報知することが可能な機能を備えたシートが知られている(具体的には、特許文献1参照)。
また、運転者の着座姿勢を検出する生体センサを用いて運転者の身体状態を推定し、推定結果に応じてシートのシート運動を制御し、運転者を疲労した状態から回復させる機能を備えたシートが知られている(具体的には、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に記載の車両用シートでは、シートバックを構成するクッションパッドとトリムカバーの間に静電容量結合型のシート状センサが複数配置されており、シート状センサから検出された着座者の生体電気信号に基づいて着座者の心拍を計測することが開示されている。このとき、複数のシート状センサは、クッションパッドに対して接着剤等で貼り付けられて固定されている。
また、特許文献2に記載のシート制御装置では、シートバック及びシートクッションの内部にそれぞれ体圧分布センサとしての圧電素子が複数固定されており、乗員の着座姿勢に応じた圧力を電圧信号に変換することで乗員の体圧分布を検出し、乗員の身体状態が疲労状態であると推定した場合には、乗員の疲労を回復させる運動を行うようにシートを制御することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-123359号公報
特開2017-65504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1、2のような車両用シートでは、生体センサ(センサユニット)がシートバック(シートクッション)のクッションパッドに対して接着剤等で固定される構成となっているため、シートから生体センサを取り外すことが困難であった。
そうすると、ユーザーとなる着座者の要望に応じてセンサユニットの種類を交換し、生体センサから得られる生体情報に基づくアウトプット機能を変更することができず、シートの汎用性に欠ける虞があった。また、適切な交換時期にセンサユニットを交換できなくなる虞があった。
そのほか、ユーザーが車両用シートからセンサユニットを容易に取り外すことができ、車両用シートとは別の作業用イス等に取り付けることができれば、様々なシチュエーションにおいてセンサユニットに基づくアウトプット機能が利用可能になると期待されていた。
【0006】
また、特許文献1、2のような生体センサ付き車両用シートでは、シート状の生体センサがクッションパッドに対し接着剤や両面テープ等で固定されているものの、着座者側にある表皮材に対しては固定されておらず、生体センサの位置がずれてしまい、着座者の生体信号を安定的に検出できなくなる虞があった。
また、車両用シートに生体センサを取り付けるにあたって、シンプルな組み付け構成としながらも、着座者の着座フィーリングを配慮した工夫が求められていた。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ヒトが当接可能な対象物、特に着座者が着座するためのシートに対し容易に着脱することが可能なセンサユニット及びセンサユニット付きシートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、乗り物用シートだけでなく作業用イス等の様々なシートであっても取り付けることが可能なセンサユニット及びセンサユニット付きシートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、着座者の生体信号をより安定的に検出することが可能なセンサユニット及びセンサユニット付きシートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シンプルな組み付け構成としながらも、着座者の着座フィーリングを配慮したセンサユニット及びセンサユニット付きシートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、本発明のセンサユニットによれば、ヒトが当接可能な対象物に取り付けられるセンサユニットであって、前記ヒトの生体信号を検出する生体センサと、該生体センサと接続され、検出された前記生体信号を外部へ送信するための通信部と、前記生体センサ及び前記通信部を保持するセンサ保持体と、を備え、該センサ保持体は、前記対象物において前記ヒトが当接可能な位置に設けられた被取り付け部に対し、着脱可能となるように取り付けられる取り付け部を有していること、により解決される。
上記構成により、ヒトが当接可能な対象物に対し比較的容易に着脱することが可能なセンサユニットを実現することができる。
【0009】
このとき、着座者が着座するためのシートに取り付けられる前記センサユニットであって、前記生体センサは、前記着座者の生体信号を検出し、前記センサ保持体は、前記シートにおいて前記着座者が当接可能な位置に設けられた前記被取り付け部に対し、着脱可能となるように取り付けられる前記取り付け部としてのシート取り付け部を有していると良い。
上記構成により、着座用シートに対し比較的容易に着脱することが可能なセンサユニットを実現することができ、かつ、乗り物用シートだけでなく作業用イス等の様々なシートであっても取り付けることが可能なセンサユニットを実現できる。
【0010】
このとき、検出された前記生体信号を外部へ無線送信する前記通信部としての無線通信部と、前記生体センサ及び前記無線通信部と接続され、電力を供給するためのバッテリー部と、をさらに備えると良い。
上記構成により、従来のように車両用シートにおいてECU(Election Control Unit)や電源を別途要することなく、シンプルな構成となるセンサユニットを実現でき、ユーザーとなる着座者がシートから取り外して一層持ち運びし易くなる。
(【0011】以降は省略されています)

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