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公開番号
2025129695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026510
出願日
2024-02-26
発明の名称
胸骨圧迫補助具
出願人
個人
代理人
主分類
A61H
31/00 20060101AFI20250829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】胸骨圧迫実施者の姿勢を矯正し、質の高い胸骨圧迫を実現させる胸骨圧迫補助具を提供する。
【解決手段】傷病者の胸部に接触する下面と、下面の反対側に形成され、胸骨圧迫実施者の手根部に接触し、傷病者の胸部に対して水平な上面(11)と、上面と下面をつなぐ側面(13)とを有し、傷病者の胸部に対して垂直に力を加えた場合のみ安定して圧迫することができる下凸状のブロック体で構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胸骨圧迫時に仰向けになった傷病者の胸部の上に置かれて胸骨圧迫を補助するために使用される胸骨圧迫補助具において、
胸骨圧迫を行う実施者の手根部により押される本体上面と、傷病者の胸部に接触する本体下面とを有し、前記本体下面の胸部との接触面が前記本体上面よりも小さくなる下凸状の補助具本体であって、胸骨圧迫時に、実施者が前記本体上面を斜めに押し下げた場合には横に倒れ、実施者が前記本体上面を垂直に押し下げた場合にのみ安定して胸部を押し下げるように構成されている補助具本体を備えることを特徴とする胸骨圧迫補助具。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記補助具本体の前記本体上面と前記本体下面は平行な平面であることを特徴とする請求項1記載の胸骨圧迫補助具。
【請求項3】
前記補助具本体の前記本体上面は平面、前記本体下面は下に凸の曲面であることを特徴とする請求項1記載の胸骨圧迫補助具。
【請求項4】
傷病者の胸部を覆って隠すためのカバーであり、前記補助具本体に着脱自在に連結されるハンカチをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の胸骨圧迫補助具。
【請求項5】
スピーカーと、前記スピーカーに電気を供給するためのソーラーパネルと、をさらに備え、前記スピーカーから心肺蘇生法手順をガイドする音声と110/分のリズムを刻む音が鳴ることを特徴とする請求項1記載の胸骨圧迫補助具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、胸骨圧迫を補助するための胸骨圧迫補助具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
胸骨圧迫(心臓マッサージ)の質向上を目的とした製品が開発されているものの、医療従事者向けのものやトレーニング用のもの、講習用のものが多い。
【0003】
実際に胸骨圧迫を実施する状況に活用できる胸骨圧迫補助具として下記特許文献1のように押圧部位に体重をかけやすくし、力を集中させることによって心臓を効果的に圧迫するものが提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-70420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、標準救急医学第5版によると、胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく実施することが求められており、成人に対しては少なくとも5cmの深さで強く押す必要がある。しかし、この深さで長時間持続して胸骨圧迫を絶え間なく実施することは容易なことではなく、また、これに加え1分間に100~120回のリズムで胸骨を圧迫する必要があり、適切なリズムを保ちつつ、十分な深さで持続して胸骨を圧迫し続けるためには胸骨圧迫実施者の補助具が必要である。
【0006】
胸骨圧迫を実施するにあたり、傷病者の胸骨部位に実施者の手根部を添え、実施者は腕を真っすぐに伸ばし、実施者の肩~手根部までが傷病者の胸部に対して垂直となるような姿勢でなければならない。上記に述べた正しい姿勢で胸骨圧迫を行うことによって、実施者の力が効果的に傷病者の胸骨へ伝わり、深さの十分な質の高い胸骨圧迫へとつながるとともに、実施者の体力温存にもつながるため、質の高い胸骨圧迫を持続的に行うことができる。
【0007】
しかし、上記特許文献1に開示された心臓マッサージ用補助具は、傷病者の胸部に置いたときの安定性が高いために、胸骨圧迫実施時に、実施者の腕が傷病者の胸部に対して真っすぐ垂直でなくても押すことができ、このような場合には胸骨圧迫に十分必要な力をかけることができない。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、胸骨圧迫実施者の姿勢を矯正し、質の高い胸骨圧迫を実現させる胸骨圧迫補助具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る胸骨圧迫補助具は、傷病者の胸部に接触する下面(12)と、下面の反対側に形成され、胸骨圧迫実施者の手根部に接触、傷病者の胸部に対して水平な上面(11)と、上面と下面をつなぐ側面(13)とを有し、傷病者の胸部に対して垂直に力を加えた場合のみ安定して圧迫することができる下凸状のブロック体(10)で構成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明においては、傷病者の胸骨に沿って配置するブロック体(10)の形状が、垂直に力を加えた場合のみ安定して圧迫ができる下凸状であるため、胸骨圧迫実施者は安定して圧迫ができるように、自身の肩~手根部までが傷病者に対して垂直になる姿勢へ矯正される。矯正された結果、正しい姿勢で胸骨圧迫を実施することが可能となり、十分な深さで持続的に胸骨圧迫を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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