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公開番号
2025120558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015419
出願日
2024-02-05
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250808BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】媒体の静電気により搬送不良を引き起こすおそれがあった。
【解決手段】印刷装置は、搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送される媒体の印刷面への液体の吐出により媒体に印刷を行う印刷部と、印刷部によって印刷された印刷後の媒体を乾燥する乾燥部と、を備える印刷装置であって、乾燥部は、媒体の印刷面とは反対側の面である裏面と接触して媒体を加熱する接触加熱部と、接触加熱部と対向する位置に配置され、複数の噴射孔から気体を噴射する噴射部と、を有し、噴射部は、気流生成部と、接触加熱部と対向する面に複数の噴射孔が設けられた噴射面を有する筐体と、気流生成部と筐体とを接続する気流流路と、気流生成部によって発生した気流に含まれる筐体内の気体の一部をイオン化するイオン化装置と、を有し、接触加熱部に裏面が接触している媒体の印刷面に向かって、複数の噴射孔からイオン化された気体を噴射する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される前記媒体の印刷面への液体の吐出により前記媒体に印刷を行う印刷部と、
前記印刷部によって印刷された印刷後の前記媒体を乾燥する乾燥部と、
を備える印刷装置であって、
前記乾燥部は、
前記媒体の前記印刷面とは反対側の面である裏面と接触して前記媒体を加熱する接触加熱部と、
前記接触加熱部と対向する位置に配置され、複数の噴射孔から気体を噴射する噴射部と、
を有し、
前記噴射部は、
気流生成部と、
前記接触加熱部と対向する面に前記複数の噴射孔が設けられた噴射面を有する筐体と、
前記気流生成部と前記筐体とを接続する気流流路と、
前記気流生成部によって発生した気流に含まれる前記筐体内の前記気体の一部をイオン化するイオン化装置と、
を有し、
前記接触加熱部に前記裏面が接触している前記媒体の前記印刷面に向かって、前記複数の噴射孔からイオン化された前記気体を噴射することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記噴射部は、前記気流流路内にヒーターを有し、
前記イオン化装置は、前記噴射面と前記ヒーターとの間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記イオン化装置は、複数のイオン生成部を有し、
前記複数のイオン生成部の各々は、一方に針状電極端子を有し、他方に電極端子を有しており、
前記複数の針状電極端子の各々は、平面視において前記噴射面の前記噴射孔と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記複数の針状電極端子の数は、前記複数の噴射孔の数よりも少なく、前記複数のイオン生成部はマトリックス状、又は、千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記噴射面と対向する対向面を有しており、
前記イオン化装置は、バータイプであり、
前記バータイプの前記イオン化装置は、
台座と、
前記台座の長手方向に並んで配置された複数のイオン生成部と、
を有し、
前記台座は、前記筐体内において、前記対向面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記バータイプの前記イオン化装置を複数有し、
前記バータイプの前記イオン化装置の各々は、前記対向面に前記長手方向が前記搬送方向と平行な方向となるように、且つ、互いに千鳥状となるように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記イオン生成部の前記電極端子は、
前記針状電極端子を取り囲むように配置された筒状電極端子であることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、印刷後の媒体の裏面に接触しつつ加熱して乾燥させる乾燥部を備える印刷装置が開示され、さらに、乾燥部が印刷後の媒体の印刷面に送風するように構成してもよい旨が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-133808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の印刷装置では、乾燥部と媒体との間の摩擦により静電気が発生し、媒体の搬送不良を引き起こすおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記媒体の印刷面への液体の吐出により前記媒体に印刷を行う印刷部と、前記印刷部によって印刷された印刷後の前記媒体を乾燥する乾燥部と、を備える印刷装置であって、前記乾燥部は、前記媒体の前記印刷面とは反対側の面である裏面と接触して前記媒体を加熱する接触加熱部と、前記接触加熱部と対向する位置に配置され、複数の噴射孔から気体を噴射する噴射部と、を有し、前記噴射部は、気流生成部と、前記接触加熱部と対向する面に前記複数の噴射孔が設けられた噴射面を有する筐体と、前記気流生成部と前記筐体とを接続する気流流路と、前記気流生成部によって発生した気流に含まれる前記筐体内の前記気体の一部をイオン化するイオン化装置と、を有し、前記接触加熱部に前記裏面が接触している前記媒体の前記印刷面に向かって、前記複数の噴射孔からイオン化された前記気体を噴射することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
印刷装置の主要部を示す模式図。
乾燥部の噴射部を示す斜視図。
乾燥部の噴射部を示す断面図。
噴射部の上部を示す斜視図。
噴射部の下部の噴射面を示す斜視図。
噴射部の噴射面を示す正面図。
第1イオナイザー素子を示す模式図。
バータイプのイオナイザーを示す模式図。
第2イオナイザー素子を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向、上方、又は単に上と称し、負方向を下方向、下方、又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向、右方、又は単に右と称し、負方向を左方向、左方、又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向、後方、又は単に後と称し、負方向を前方向、前方、又は単に前と称して説明する。
【0008】
1.印刷装置の構成
図1に示すように、印刷装置1は、媒体Pの搬送方向Aの上流から下流へ向かって、供給部2、ブラテン4、印刷部であるヘッド3、乾燥部10、巻取部5を配置する。
媒体Pは、ロール状に巻かれた状態で供給部2にセットされる。媒体Pは、搬送部である複数の搬送ローラー6により、供給部2から引き出され、搬送方向Aに沿って搬送される。
【0009】
ヘッド3はブラテン4に対向する位置にある。供給部2から引き出された媒体Pは、ブラテン4により下方から裏面P2を支持される。
ヘッド3は、搬送される媒体Pの印刷面P1に向かって、上方からインク滴などの液体を吐出し、印刷を行う。印刷面P1は、裏面P2とは反対側の面である。
乾燥部10は、ヘッド3により印刷された後の媒体Pを乾燥する。巻取部5は、乾燥部10により乾燥された後の媒体Pを巻き取る。
なお、媒体Pは、普通紙、合成紙、フィルム、布などのいずれであってもよい。
【0010】
ヘッド3は、インクジェット方式のヘッドであり、例えばCMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Black)の各色のインク滴を吐出可能である。なお、インク色は例えばCMYKの濃淡色を含むなど、4色以上の任意の組み合わせも可能である。
ヘッド3は、いわゆるシリアル型である。ヘッド3は、キャリッジ(図示省略)に搭載される。ヘッド3は、キャリッジにより、搬送方向Aと交わる方向であって、前後方向であり、媒体Pの幅方向へ移動する。ヘッド3は、移動しながらインク滴を吐出し、下方の媒体Pの印刷面P1に印刷をする。
なお、ヘッド3は、シリアル型ではなく、固定された、いわゆるライン型であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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