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公開番号2025122307
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024017665
出願日2024-02-08
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 19/00 20060101AFI20250814BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録装置の輸送時等に使用される部品の取り外しを、ユーザーに対して適切に案内する。
【解決手段】記録装置であって、媒体を支持する媒体支持部と、媒体に記録を行う記録部と、記録部を支持し、記録部を媒体支持部に対して第1軸に沿って相対移動させる第1移動機構と、記録部を、媒体支持部に対して、第1軸と交差する第2軸に沿って相対移動させる第2移動機構と、記録装置の起動時に操作される操作部と、第1移動機構および第2移動機構の少なくともいずれかの移動を規制する、1または複数の、着脱可能な固定部と、少なくとも1の固定部を操作部と繋ぐ接続体と、を備える、記録装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
記録装置であって、
媒体を支持する媒体支持部と、
前記媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部を支持し、前記記録部を前記媒体支持部に対して第1軸に沿って相対移動させる第1移動機構と、
前記記録部を、前記媒体支持部に対して、前記第1軸と交差する第2軸に沿って相対移動させる第2移動機構と、
前記記録装置の起動時に操作される操作部と、
前記第1移動機構および前記第2移動機構の少なくともいずれかの移動を規制する、1または複数の、着脱可能な固定部と、
少なくとも1の前記固定部を前記操作部と繋ぐ接続体と、
を備える、記録装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記第1移動機構は、前記第1軸と平行に延設された第1フレームに沿って前記記録部を移動させ、
前記固定部は、前記記録部の前記第1フレームに沿った移動を規制する第1固定部を含む、請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第2移動機構は、前記第1フレームを支持する脚部を、前記第2軸と平行に延設された脚部ガイド軸に沿って移動させ、
前記固定部は、前記脚部の前記脚部ガイド軸に沿った移動を規制する第2固定部を含む、請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記接続体は、前記第1固定部と前記操作部とを繋ぐ第1接続体を含む、請求項2または請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記接続体は、前記第1固定部と前記操作部とを繋ぐ第1接続体、及び、前記第2固定部と前記操作部とを繋ぐ第2接続体を含む、請求項3に記載の記録装置。
【請求項6】
前記接続体は、前記第1固定部と前記操作部とを繋ぐ第1接続体、及び、前記第1固定部と前記第2固定部とを繋ぐ第3接続体を含む、請求項3に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第1固定部、及び、前記第2固定部の取り外し順序が予め定められており、
前記接続体は、前記第1固定部と前記第2固定部との取り外し順序に従って、前記操作部と、前記第1固定部と、前記第2固定部とを繋ぐ、請求項3に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、媒体に記録を行う記録装置において、媒体を支持する媒体支持部と、記録を行う記録とを、所定の軸に沿って相対移動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、記録部を搭載した移動部を第1脚部および第2脚部により支持し、第1脚部が第1ガイド軸に沿って移動し、第2脚部が第2ガイド軸に沿って移動する構成を開示する。第1脚部および第2脚部はガイド軸に摺動する複数の軸受により移動部の荷重を支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-103589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように移動する構造を含む記録装置を輸送する場合、輸送中の衝撃や振動からの保護を目的として、記録装置に固定用の部品が装着され、記録装置の各部が固定される。固定用の部品が装着された状態で、記録装置は正常な動作を実行できないため、輸送後に記録装置の使用を開始するときには、固定用の部品を取り外す必要がある。このため、ユーザーが固定用の部品の取り外しを確実に行うよう、案内する手法が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る一態様は、記録装置であって、媒体を支持する媒体支持部と、前記媒体に記録を行う記録部と、前記記録部を支持し、前記記録部を前記媒体支持部に対して第1軸に沿って相対移動させる第1移動機構と、前記記録部を、前記媒体支持部に対して、前記第1軸と交差する第2軸に沿って相対移動させる第2移動機構と、前記記録装置の起動時に操作される操作部と、前記第1移動機構および前記第2移動機構の少なくともいずれかの移動を規制する、1または複数の、着脱可能な固定部と、少なくとも1の前記固定部を前記操作部と繋ぐ接続体と、を備える、記録装置である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る記録装置の構成を示す斜視図。
前面カバーを開いた状態の記録装置の斜視図。
記録装置の要部平面図。
記録装置の内部構成を示す要部斜視図。
脚部の斜視図。
脚部及び脚部フレームを含む要部斜視図。
ガイドケーブルの接続例を示す説明図。
ガイドケーブルの接続例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0008】
[1.記録装置の構成]
図1は、実施形態に係る記録装置1の斜視図である。図2は、前面カバー11を開いた状態の記録装置1の斜視図である。
【0009】
記録装置1は、記録ヘッド89aから液体を吐出することで、媒体支持部30において支持した媒体Mに対して記録を行う装置である。媒体Mは、シート、布、或いは立体物である。シートは、紙、合成樹脂製のシートであってもよい。布は不織布、ニット、布帛のいずれであってもよい。立体物は、衣服や靴などの装飾品、日用品、機械部品、その他の各種の物体を含む。記録装置1が媒体Mに吐出する液体の種類に制限はなく、流動性を有していればよい。例えば、記録装置1は、1つまたは複数の色のインクを記録ヘッド89aによって媒体Mの表面に向けて噴射し、媒体Mに画像を形成するプリンターである。この場合、媒体Mは、印刷媒体ということができる。
【0010】
図1、及び、後述する図2~図8には、X軸、Y軸、及びZ軸を示す。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。Z軸は、上下方向に延びる軸であり、鉛直方向に延びる軸ということもできる。X軸、及び、Y軸は、水平面に平行である。Z軸は、記録装置1の設置状態において鉛直方向に延びる。以下の説明において、X軸に沿った方向を左右方向とし、Y軸に沿った方向を前後方向とする。各軸に沿った正方向を図中では+で示し、Z軸に沿って正方向を上方向とし、X軸に沿って正方向を右方向とし、Y軸に沿って正方向を前方向とする。X軸は、第1軸の一例に対応する。Y軸は、第2軸の一例に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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