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公開番号2025124097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024019889
出願日2024-02-14
発明の名称カット装置、カットデータ生成方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B26D 5/00 20060101AFI20250819BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】被カット媒体の不要な領域に対して行われるめくれが発生する特殊カットを柔軟に行えるようにする。
【解決手段】端末装置50のCPU51は、カット装置10により所定のカットデータに基づきカットが行われた後に不要となる紙(被カット媒体)60の不要領域(カッティング画像G11)を表示部54に表示する。また、CPU51は、表示部54に表示された不要領域(カッティング画像G11)を対象として、カット装置10により行われる不要領域の内側にめくれが発生するかす取りカット(特殊カット)の要否の選択をユーザから受け付ける。また、CPU51は、受け付けられたかす取りカットの要否を示す要否識別情報を、カットデータに付帯する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
カット装置により所定のカットデータに基づきカットが行われた後に不要となる被カット媒体の不要領域を表示部に表示する表示制御手段と、
前記表示部に表示された前記不要領域を対象として、前記カット装置により行われる前記不要領域の内側にめくれが発生する特殊カットの要否の選択をユーザから受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた前記特殊カットの要否を示す要否識別情報を、前記カットデータに付帯する付帯手段と、
を備えることを特徴とするカットデータ生成装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記表示制御手段は、前記受付手段により前記特殊カットの要否の選択が受け付けられた場合に、当該特殊カットが必要となる前記不要領域を前記ユーザが識別可能な態様で表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のカットデータ生成装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記受付手段により前記特殊カットの要否の選択が受け付けられた場合に、当該特殊カットが必要となる前記不要領域内の当該特殊カットが行われる位置に所定のマークを表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載のカットデータ生成装置。
【請求項4】
カット装置により被カット媒体に対してカットが行われる際に用いられるカットデータを生成するカットデータ生成装置のカットデータ生成方法であって、
前記カット装置により所定のカットデータに基づきカットが行われた後に不要となる前記被カット媒体の不要領域を表示部に表示する表示制御工程と、
前記表示部に表示された前記不要領域を対象として、前記カット装置により行われる前記不要領域の内側にめくれが発生する特殊カットの要否の選択をユーザから受け付ける受付工程と、
前記受付工程により受け付けられた前記特殊カットの要否を示す要否識別情報を、前記カットデータに付帯する付帯工程と、
を含むことを特徴とするカットデータ生成方法。
【請求項5】
カット装置により被カット媒体に対してカットが行われる際に用いられるカットデータを生成するカットデータ生成装置のコンピュータを、
前記カット装置により所定のカットデータに基づきカットが行われた後に不要となる被カット媒体の不要領域を表示部に表示する表示制御手段、
前記表示部に表示された前記不要領域を対象として、前記カット装置により行われる前記不要領域の内側にめくれが発生する特殊カットの要否の選択をユーザから受け付ける受付手段、
前記受付手段により受け付けられた前記特殊カットの要否を示す要否識別情報を、前記カットデータに付帯する付帯手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カット装置、カットデータ生成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被カット媒体に対してカットを行うカット装置が知られている。このカット装置に関して、下記特許文献1にはカット領域の外周をカットするとともに当該カット領域の内側の不要な領域をカットする接着用シートの形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-98505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されている接着用シートの形成装置では、カット領域の内側の不要な領域の形状が区区である場合、不要な領域を取り除くときに除去装置(押出装置)を使用できない。したがって、かかる場合には、カット領域の内側の不要な領域を手作業で取り除く必要がある。ここで、不要な領域を取り除き易くするために、当該不要な領域の内側にめくれが発生する特殊カットを行うといった方法が考えられる。しかし、不要な領域に対して上記の特殊カットが自動的に一律に行われると、当該不要な領域を他の用途(例えば、マスキング等)で使用できなくなってしまうといった問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、被カット媒体の不要な領域に対して行われるめくれが発生する特殊カットを柔軟に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決のために、本発明のカットデータ生成装置は、カット装置により所定のカットデータに基づきカットが行われた後に不要となる被カット媒体の不要領域を表示部に表示する表示制御手段と、前記表示部に表示された前記不要領域を対象として、前記カット装置により行われる前記不要領域の内側にめくれが発生する特殊カットの要否の選択をユーザから受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた前記特殊カットの要否を示す要否識別情報を、前記カットデータに付帯する付帯手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、被カット媒体の不要な領域に対して行われるめくれが発生する特殊カットを柔軟に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態のカットシステムを示すブロック図である。
カット装置の機能構成を示すブロック図である。
紙が貼り付けられた台紙が載置された載置台を示す斜視図である。
端末装置の機能構成を示すブロック図である。
かす取りカット処理の制御手順を示すフローチャートである。
かす取りカットの例を示す図である。
(a)はかす取りカット時の紙の断面を示す図、(b)はかす取りカット時のカッター刃の動きを示す図である。
かす取りカット幅及びかす取りカット長の設定方法を示す図である。
かす取りカット幅及びかす取りカット長の設定方法を示す図である。
かす取りカットの例を示す図である。
(a)~(d)はかす取りカットの例を示す図である。
カットデータ生成処理の制御手順を示すフローチャートである。
要否選択受付画面の例を示す図である。
(a)~(d)は要否選択受付画面の例を示す図である。
(a),(b),(d)は要否選択受付画面の例を示す図であり、(c)はシンボルマークの例を示す図である。
変形例のかす取りカット処理の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。図1に示すように、本実施の形態のカットシステム1は、カット装置10と、端末装置50と、を備えて構成される。
【0010】
カット装置10は、載置台31(後述)に載置(セット)された台紙32(後述)に貼り付けられた矩形などの平面状の被カット媒体を任意の平面形状にカット(カッティング)する装置である。本実施の形態において、被カット媒体として、A4などの用紙である紙60(図3参照)を用いる例を説明するが、これに限定されるものではない。被カット媒体としては、樹脂などのシート、シール、皮など、カッター刃でカット可能な他の媒体でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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