TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025125163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021042
出願日
2024-02-15
発明の名称
リング状弾性部材の装着装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16J
15/00 20060101AFI20250820BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ワークに対するリング状弾性部材の位相ずれを防止しつつ、ワークの外周面にリング状弾性部材を簡単かつ確実に装着する。
【解決手段】装着装置11は、ワークとしてのサーモスタット6の外周面に設けられたフランジ部7に、リング状弾性部材としてのガスケット1を装着するための装置である。装着装置11は、サーモスタット6を載置する載置部14と、載置部14に載置されたサーモスタット6のフランジ部7にガスケット1の一部を仮装着した初期位置Pで、ガスケット1を保持する保持部15と、初期位置Pからガスケット1の内周面に沿って移動する可動部20とを備える。可動部20は、ガスケット1の内周面の一部を外径側に押し広げて拡径させる拡径部28と、ガスケット1の拡径された部分をサーモスタット6側に押圧してフランジ部7に順次装着する押圧部29とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークの外周面に設けられたフランジ部にリング状弾性部材を装着するためのリング状弾性部材の装着装置であって、
前記ワークを載置する載置部と、
前記載置部に載置された前記ワークの前記フランジ部に前記リング状弾性部材の一部を仮装着した初期位置で、前記リング状弾性部材を保持する保持部と、
前記初期位置から前記リング状弾性部材の内周面に沿って移動する可動部とを備え、
前記可動部は、前記リング状弾性部材の内周面の一部を外径側に押し広げて拡径させる拡径部と、前記リング状弾性部材の拡径された部分を前記ワーク側に押圧して前記フランジ部に順次装着する押圧部とを備えることを特徴とするリング状弾性部材の装着装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記拡径部は、前記リング状弾性部材の内周面に沿って転動可能である請求項1に記載のリング状弾性部材の装着装置。
【請求項3】
前記拡径部のうち前記リング状弾性部材の内周面と接触する部分は円軌道を移動し、前記円軌道の径が、前記フランジ部に装着される部分における前記リング状弾性部材の内径よりも大きい請求項1又は2に記載のリング状弾性部材の装着装置。
【請求項4】
前記拡径部の前記円軌道の中心が、前記フランジ部の中心に対して、前記保持部から離間する方向にオフセットしている請求項3に記載のリング状弾性部材の装着装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リング状弾性部材の装着装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等に搭載される内燃機関は、冷却水の温度を制御するためのサーモスタットを備える。サーモスタットは、内燃機関にサーモスタットを固定するための円盤状のフランジ部(弁座)を外周部に有する。サーモスタットは、フランジ部にガスケットを装着した状態で、内燃機関に組み込まれる(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-50969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、ガスケット等のリング状弾性部材は、作業者が棒状部材を用いて、サーモスタット等のワークのフランジ部に手作業で装着される場合が多い。
【0005】
しかしながら、棒状部材を用いた手作業では、ワークに対するリング状弾性部材の位相ずれ(ワークのフランジ部に対するリング状弾性部材の周方向の位置ずれ)が生じやすい。このように両者の間に位相ずれが生じると、リング状弾性部材付きのワークを所定位置に正しく組み込むことができなかったり、リング状弾性部材のシール性が低下したりするなどの不具合が生じ得る。
【0006】
また、棒状部材を用いた手作業では、装着作業に多くの工数と時間を要し、コストアップにも繋がる。このような問題は、リング状弾性部材の形状が複雑になるに連れて顕著になる。
【0007】
本発明は、ワークに対するリング状弾性部材の位相ずれを防止しつつ、ワークのフランジ部にリング状弾性部材を短時間で確実に装着することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 上記の課題を解決するために創案された本発明は、ワークの外周部に設けられたフランジ部にリング状弾性部材を装着するためのリング状弾性部材の装着装置であって、ワークを載置する載置部と、載置部に載置されたワークのフランジ部にリング状弾性部材の一部を仮装着した初期位置で、リング状弾性部材を保持する保持部と、初期位置からリング状弾性部材の内周面に沿って移動する可動部とを備え、可動部は、リング状弾性部材の内周面の一部を外径側に押し広げて拡径させる拡径部と、リング状弾性部材の拡径された部分をワーク側に押圧してフランジ部に順次装着する押圧部とを備えることを特徴とする。
【0009】
このようにすれば、初期位置において、保持部によりリング状弾性部材が保持されるため、装着時にワークに対するリング状弾性部材の位相ずれが生じるのを防止できる。また、拡径部によりリング状弾性部材の内周面を押し広げて拡径させ、押圧部によりリング状弾性部材の拡径された部分をワーク側に押圧することで、リング状弾性部材の一部をワークのフランジ部に装着できる。そして、可動部を初期位置からリング状弾性部材の内周面に沿って移動させることで、拡径部及び押圧部により、リング状弾性部材のうちワークのフランジ部に装着された部分が、初期位置からフランジ部の周方向に順次拡大していく。したがって、ワークに対するリング状弾性部材の位相ずれを防止しつつ、ワークのフランジ部にリング状弾性部材を短時間で確実に装着することができる。
【0010】
(2) 上記(1)の構成において、拡径部は、リング状弾性部材の内周面に沿って転動可能であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
鍋虫ねじ
5日前
個人
ホース保持具
4か月前
個人
紛体用仕切弁
5日前
個人
回転伝達機構
25日前
個人
差動歯車用歯形
2か月前
個人
トーションバー
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
個人
地震の揺れ回避装置
1か月前
個人
ボルトナットセット
5か月前
個人
回転式配管用支持具
6か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
株式会社オンダ製作所
継手
6か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
株式会社ミクニ
弁装置
6か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
6か月前
個人
ベルトテンショナ
6か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
株式会社三協丸筒
枠体
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
柿沼金属精機株式会社
分岐管
16日前
株式会社不二工機
逆止弁
7か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
6か月前
協和工業株式会社
空気弁
6か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
5か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
6か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
5日前
株式会社ノーリツ
分配弁
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
3か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
2か月前
株式会社ナジコ
自在継手
7か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
続きを見る
他の特許を見る