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公開番号2025125818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022023
出願日2024-02-16
発明の名称鞍乗り型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62K 19/38 20060101AFI20250821BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】CBS機構を保護し易い鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両はメインフレーム(31)とシートフレーム(38)とリアサブフレーム(39)とを有する車体フレーム(11)とバッテリ格納部材(41)とサイドカバー(40)とリアフェンダー(27)とCBS機構(61)とを備える鞍乗り型車両において、バッテリ格納部材(41)は、車体側面視で、メインフレーム(31)とシートフレーム(38)とリアサブフレーム(39)とにより形成される閉回路形状部(S1)の内側に位置するように、車体幅方向一側に配置され、バッテリ格納部材(41)には、底面(81d)から下方に延びるバッテリ格納部材下壁部(83)が設けられ、CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体側面視で、閉回路形状部(S1)の内側に位置すると共にバッテリ格納部材下壁部(83)と重なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
メインフレーム(31)と、前記メインフレーム(31)から後方に延びるシートフレーム(38)と、前記シートフレーム(38)よりも下方で前記メインフレーム(31)から後方に延びるリアサブフレーム(39)とを有する車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)に支持されバッテリ(42)が格納されるバッテリ格納部材(41)と、前記バッテリ格納部材(41)を車体幅方向外側から覆うサイドカバー(40)と、前記バッテリ格納部材(41)の後方に配置されたリアフェンダー(27)と、前記バッテリ格納部材(41)の下方に配置されるCBS機構(61)と、を備える鞍乗り型車両において、
前記バッテリ格納部材(41)は、車体側面視で、前記メインフレーム(31)と前記シートフレーム(38)と前記リアサブフレーム(39)とにより形成される閉回路形状部(S1)の内側に位置するように、車体幅方向一側に配置され、
前記バッテリ格納部材(41)には、底面(81d)から下方に延びるバッテリ格納部材下壁部(83)が設けられ、
前記CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体側面視で、前記閉回路形状部(S1)の内側に位置すると共に前記バッテリ格納部材下壁部(83)と重なる
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体平面視で、前記車体フレーム(11)よりも車体幅方向内側に位置すると共に前記バッテリ格納部材(41)と重なる
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記リアフェンダー(27)は、前記リアサブフレーム(39)に沿うように配置され、
前記リアフェンダー(27)の前部には、下方に延びるリアフェンダー下壁部(93)が設けられ、
前記CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体背面視で、前記リアフェンダー下壁部(93)と重なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体背面視で、前記バッテリ格納部材下壁部(83)と重なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記メインフレーム(31)の後部には、車体幅方向に延びるクロスメンバ(35)が設けられ、
前記CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体前面視で、前記クロスメンバ(35)と重なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記CBS機構(61)の少なくとも一部は、車体側面視で、前記サイドカバー(40)と重なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、CBS(Combined Brake System)機構が設けられた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、バッテリの下方にCBS機構が配置されており、リアサブフレームの下方にCBS機構が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6636645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
CBS機構は、乗員の操作に応じて、イコライザーがバランスを取りながら移動する。よって、そのバランスを維持させるために、水や、石、砂などから、より確実に保護することが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、CBS機構を保護し易い鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、メインフレームと、前記メインフレームから後方に延びるシートフレームと、前記シートフレームよりも下方で前記メインフレームから後方に延びるリアサブフレームとを有する車体フレームと、前記車体フレームに支持されバッテリが格納されるバッテリ格納部材と、前記バッテリ格納部材を車体幅方向外側から覆うサイドカバーと、前記バッテリ格納部材の後方に配置されたリアフェンダーと、前記バッテリ格納部材の下方に配置されるCBS機構と、を備える鞍乗り型車両において、前記バッテリ格納部材は、車体側面視で、前記メインフレームと前記シートフレームと前記リアサブフレームとにより形成される閉回路形状部の内側に位置するように、車体幅方向一側に配置され、前記バッテリ格納部材には、底面から下方に延びるバッテリ格納部材下壁部が設けられ、前記CBS機構の少なくとも一部は、車体側面視で、前記閉回路形状部の内側に位置すると共に前記バッテリ格納部材下壁部と重なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
CBS機構を保護し易い鞍乗り型車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
図1の要部拡大図である。
図2からサイドカバーなどを取り外した状態を示す図である。
バッテリボックスとリアフェンダーとが取り付けられた状態の車体フレームを右前方から見た斜視図である。
バッテリボックスの右側面である。
バッテリボックスを右前方から見た斜視図である。
バッテリボックスを右後方から見た斜視図である。
リアフェンダーの右側面図である。
リアフェンダーを右後方から見た斜視図である。
車体フレームとバッテリボックスとCBS機構とを示す正面図である。
車体フレームとバッテリボックスとCBS機構とを示す底面図である。
CBS機構を右後方から見た斜視図である。
図3のXIII-XIII線断面の要部を示す図である。
図3のXIV-XIV線断面の要部を示す図である。
図3のXV-XV線断面の要部を示す図である。
図3のXVI-XVI線断面の要部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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