TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025121331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024025999
出願日2024-02-06
発明の名称パワーアシスト自転車
出願人個人
代理人
主分類B62M 1/20 20060101AFI20250812BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】自転車は、従来、足の力だけでこぐため、長時間走行すると疲れる。また、平坦な道では、軽快に走るが、上り坂にさしかかると、大変な足の力が必要であり、変速を切り替えると極端に速度が落ちるという問題があった。電動機付き自転車は、この問題点を解決する手段として有効であるが、モータ、バッテリ等の価格の高い部品が必要であると同時に、バッテリの充電も必要である。
【解決手段】本発明は、自転車を駆動するのに、足でペダルをこぐだけでなく、体の腹筋、背筋、腕の力を使って上半身を前後に動かすだけで、ブラケットが回転し、ギヤとラチェット機構を介して、その力を車輪に伝え、自転車の駆動力を増加させるものである。本特許は、非常に簡単な機構を有しおり、上半身の自然な動きを取り入れているため、従来の自転車に乗る感覚で、本特許の自転車に乗ることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サドル2の下に取り付けられた、ブラケット4と、それに取り付けられた、外扇型ギヤ6と、それにかみ合い、後輪タイヤの車軸に取り付けられた、外ラチェットギヤ11を有する駆動装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
サドル2の下に取り付けられた、ブラケット4と、それに取り付けられた、内扇型ギヤ8と、それにかみ合う中間ギヤ13と、それにかみ合う後輪タイヤの車軸に取り付けられた、内ラチェットギヤ12を有する駆動装置。
【請求項3】
サドル2の下に固定された、ブラケット4に、請求項1の外扇型ギヤ6と請求項2の内扇型ギヤ8を取り付けることにより、上体の前後の動きを連続して、後輪タイヤの車軸に力を伝えることができる駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上半身を前後に動かして、サドルの下に取り付けられたブラケットを、回転軸を中心に回転させ、ブラケットに固定された扇型ギヤを介して、自転車の車軸に取り付けられているラチェットギヤに力を伝えることにより、自転車のタイヤの回転力を生み出すものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
腕の力を利用したり、上下に体を動かせて体重をかけたりすることにより、回転体を回し、ベルト又は、チェーンを介して、自転車に駆動力を加えるという試みは、従来から、行われてきたが、機構が大掛かりであり、大幅な自転車の改造が必要と同時に、効率もよくなかった、
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-517540
特開昭51-112043
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自転車は、足の力のみを使って走るので、長時間こぎ続けると、足が疲れると同時に、上り坂にさしかかると、上がるには、大変なこぐ力が必要であった。また、変速機を切り換えれば、こぐ力は減るが、速度は、極端に落ち、結果として長い時間こぎ続ける必要があるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、腕の力、腹筋、背筋を使って、体を前後に動かし、サドルの下に取り付けられているブラケットを回転させ、ブラケットに固定された2枚の扇形ギヤにより、その回転力を、ギヤを介して、タイヤの回転軸に取り付けられているラチェットギヤに伝えることにより、自転車のタイヤの回転力を生み出すものである。本特許は、ベルト、チェーン等の機構を使わず、簡単な機構で、ギヤで直接駆動輪に連結することにより、効率よくこぐ力を伝えることを特徴とする。体を前後に動かす動作は、リズミカルな動作であり、足でペダルを踏む動作との違和感は、全くない。また、2枚の扇型ギヤを使っているので、体を前に動かすときも、後ろに動かすときも、駆動力を生み出すことができる。なお、レバーを引いて、ブラケットを固定しておくこともできる。本特許は、従来の自転車の形を継承しており、従来の自転車の後輪の車軸、サドルの下の部分のフレーム等の一部部品を変更するだけで、実現できる。
【発明の効果】
【0006】
本発明の自転車により、長時間走行しても、足への負担は少なく、上り坂でも、体全体の力を使って、自転車の速度を維持したまま、快適に走ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パワーアシスト自転車の正面図
パワーアシスト自転車の平面図
図2のA―A断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
【実施例】
【0009】
ブラケット4に内扇形ギヤ8と外扇形ギヤ6が、間に隙間を有して、重ねて搭載されており、運転者が、上体をC方向に動かすと、外扇形ギヤ6は、回転軸7を中心にD方向に回転し、かみ合った外ラチェットギヤ11は、G方向に回転し、後輪タイヤ10に前向きの力を生み出す。次に運転者が、体をB方向に動かすと、内扇形ギヤ8は、E方向に回転し、中間ギヤ13を介して、内ラチェットギヤ12は、G方向に回転し、後輪タイヤ10に前向きの力を生み出す。
【符号の説明】
【0010】
1・・・・・ハンドル
2・・・・・サドル
3・・・・・ペダル
4・・・・・ブラケット
5・・・・・カゴ
6・・・・・外扇形ギヤ
7・・・・・回転軸
8・・・・・内扇形ギャ
9・・・・・前輪タイヤ
10・・・・後輪タイヤ
11・・・・外ラチェットギヤ
12・・・・・内ラチェットギヤ
13・・・・・中間ギヤ
14・・・・レバー

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
カート
1か月前
個人
走行装置
2か月前
個人
乗り物
3か月前
個人
電動走行車両
2か月前
個人
電動モビリティ
5か月前
個人
折り畳み自転車
8か月前
個人
発音装置
5か月前
個人
閂式ハンドル錠
2か月前
個人
ボギー・フレーム
2日前
個人
“zen-go.”
23日前
個人
ルーフ付きトライク
29日前
個人
自由方向乗車自転車
5か月前
個人
体重掛けリフト台車
9か月前
個人
パワーアシスト自転車
3日前
個人
キャンピングトライク
7か月前
個人
ステアリングの操向部材
7か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
8か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
2か月前
個人
フロントフットブレーキ。
2か月前
豊田鉄工株式会社
小型車両
1か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
2か月前
学校法人千葉工業大学
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
8か月前
学校法人千葉工業大学
車両
8か月前
船井電機株式会社
車両
8日前
株式会社カインズ
台車
6か月前
株式会社オカムラ
搬送用什器
6か月前
株式会社GEAR
電動カート
29日前
個人
走行車両等の粉塵飛散防止装置
2か月前
株式会社カインズ
台車
8か月前
株式会社GEAR
電動カート
2か月前
トヨタ自動車株式会社
パネル
2か月前
コンビ株式会社
乳母車
4か月前
株式会社クボタ
作業車
4か月前
個人
自動車のタイヤの位置について
今日
ヤマハ発動機株式会社
自転車
2か月前
続きを見る