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公開番号
2025126448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022638
出願日
2024-02-19
発明の名称
液体噴射ヘッド、および液体噴射装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/16 20060101AFI20250822BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】信頼性の低下を抑制された液体噴射ヘッド、および液体噴射装置。
【解決手段】液体噴射ヘッドは、流路開口形成部材およびチップを含むヘッドモジュールと、前記ヘッドモジュールに液体を供給する供給流路部材と、前記流路開口形成部材と前記供給流路部材とを液密に接続する弾性のシール部材と、前記供給流路部材と前記流路開口形成部材とを固定する固定部材と、を備え、前記シール部材のうち前記流路開口形成部材と前記供給流路部材とに挟持されるシール領域は、噴射方向に見て前記チップと重なり、前記流路開口形成部材のうち前記シール領域に重なる部分の前記噴射方向に関する寸法は、前記噴射方向に見た前記シール領域と前記固定部材との間の距離よりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に液体を噴射するヘッドモジュールであって、第1流路開口が形成された第1流路開口形成部材と、前記第1流路開口形成部材に対して前記第1方向に配置された第1チップと、を含む第1ヘッドモジュールと、
前記第1ヘッドモジュールに液体を供給する供給流路部材と、
前記第1方向に関して前記第1ヘッドモジュールと前記供給流路部材との間に挟まれることで、前記第1流路開口と前記供給流路部材の流路開口とを液密に接続する弾性の第1シール部材と、
前記供給流路部材と前記第1流路開口形成部材とを固定する第1固定部材と、
を備え、
前記第1シール部材のうち前記第1流路開口形成部材と前記供給流路部材とに挟持される第1シール領域は、前記第1方向に見て前記第1チップと重なり、
前記第1流路開口形成部材のうち前記第1シール領域に重なる部分の前記第1方向に関する第1寸法は、前記第1方向に見た前記第1シール領域と前記第1固定部材との間の第1距離よりも大きい、
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1寸法は、前記第1距離の2倍よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記第1寸法は、前記第1距離の3倍よりも大きい、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記第1固定部材は、前記第1方向に見て前記第1チップと重なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記第1流路開口形成部材のうち前記第1固定部材と重なる部分の前記第1方向における寸法は、前記第1距離よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記供給流路部材と前記第1流路開口形成部材とを固定する第3固定部材を更に備え、
前記第1寸法は、前記第1方向に見て、前記第1シール領域と前記第3固定部材との間の距離よりも大きく、
前記第3固定部材は、前記第1方向に見て、前記第1シール領域から前記第1固定部材に向かって延在する半直線上に位置しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記第1シール領域は、前記第1方向に見て、前記第1固定部材と前記第3固定部材との間に配置される、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記第1固定部材及び前記第3固定部材を含む3以上の固定部材であって、前記第1方向に見て前記第1シール領域との距離が前記第1寸法よりも小さく、前記供給流路部材と前記第1流路開口形成部材とを固定する複数の固定部材を備え、
前記第1シール領域は、前記第1方向に見て、前記複数の固定部材を内包する最小の凸多角形の内部に配置される、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
前記第1流路開口形成部材には、第3流路開口が形成され、
前記液体噴射ヘッドは、前記第1方向に関して前記第1ヘッドモジュールと前記供給流路部材との間に挟まれることで、前記第3流路開口と前記供給流路部材の流路開口とを液密に接続する弾性の第3シール部材を更に備え、
前記第3シール部材のうち前記第1流路開口形成部材と前記供給流路部材とに挟持される第3シール領域は、前記第1方向に見て前記第1チップと重なり、
前記第1流路開口形成部材のうち前記第3シール領域に重なる部分の前記第1方向に関する寸法は、前記第1方向に見て前記第3シール領域と前記第1固定部材との間の距離よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項10】
前記第1シール領域と前記第1固定部材とは、前記第1方向に見て互いに重ならない、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体噴射ヘッド、および液体噴射装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷用紙等の媒体に対してインク等の液体を噴射する液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置が従来から提案されている。
【0003】
特許文献1に記載の液体噴射ヘッドは、液体を噴射する噴射口を有する素子記録基板、および当該素子記録基板を固定する支持部材を含む記録素子ユニット(ヘッドモジュール)と、記録素子ユニットへ液体を供給するための液体供給路を有する流路ユニット(供給流路部材)と、を備え、記録素子ユニットと流路ユニットとは弾性部材(シール部材)を介して液密に流路接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-226988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ヘッドモジュールと供給流路部材との間にシール部材を挟んで液密に流路を接続する場合、シール部材の反力によってヘッドモジュールの信頼性が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る液体噴射ヘッドは、第1方向に液体を噴射するヘッドモジュールであって、第1流路開口が形成された第1流路開口形成部材と、前記第1流路開口形成部材に対して前記第1方向に配置された第1チップと、を含む第1ヘッドモジュールと、前記第1ヘッドモジュールに液体を供給する供給流路部材と、前記第1方向に関して前記第1ヘッドモジュールと前記供給流路部材との間に挟まれることで、前記第1流路開口と前記供給流路部材の流路開口とを液密に接続する弾性の第1シール部材と、前記供給流路部材と前記第1流路開口形成部材とを固定する第1固定部材と、を備え、前記第1シール部材のうち前記第1流路開口形成部材と前記供給流路部材とに挟持される第1シール領域は、前記第1方向に見て前記第1チップと重なり、前記第1流路開口形成部材のうち前記第1シール領域に重なる部分の前記第1方向に関する第1寸法は、前記第1方向に見た前記第1シール領域と前記第1固定部材との間の第1距離よりも大きい。
【0007】
本開示の一態様に係る液体噴射装置は、複数の液体噴射ヘッドと、前記複数の液体噴射ヘッドが固定されたユニットベースと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る液体噴射装置の構成を例示する概略図である。
図1に示す液体噴射ヘッドの断面図である。
図2に示す液体噴射ヘッドの下面図である。
図2に示すヘッドモジュールが有するチップの断面図である。
図2に示すヘッドモジュール、供給流路部材およびシール部材を示す図である。
図2に示すヘッドモジュールおよびシール部材の平面図である。
第1変形例のシール部材および固定部材の平面図である。
第1変形例のシール部材および固定部材の断面図である。
第2変形例のシール部材および固定部材の平面図である。
第2変形例のシール部材および固定部材の断面図である。
第3変形例のシール部材および固定部材の平面図である。
第4変形例のシール部材および固定部材の平面図である。
第5変形例のシール部材および固定部材の平面図である。
第6変形例のシール部材および固定部材の断面図である。
第6変形例のヘッドモジュールの平面図である。
第7変形例のシール部材および固定部材の平面図である。
第7変形例のシール部材および固定部材の断面図である。
第8変形例のヘッドモジュールの平面図である。
第8変形例のヘッドモジュールの断面図である。
第9変形例のヘッドモジュールの断面図である。
第10変形例のシール部材およびその近傍を示す断面図である。
第11変形例のシール部材およびその近傍を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法または縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示す部分もある。また、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。また、「要素γ上の要素β」とは、要素γと要素βとが直接的に接触する構成に限定されず、要素γと要素βとが直接的に接触していない構成も含まれる。「要素γと要素βとが等しい」とは、要素γと要素βとが実質的に等しければよく、測定誤差および製造誤差等を含む。「要素γと要素βとが同じである」とは、要素γと要素βとが実質的に同じであればよく、測定誤差および製造誤差等を含む。
【0010】
1.第1実施形態
1-1.液体噴射装置100の全体構成
図1は、第1実施形態に係る液体噴射装置100の構成を例示する概略図である。以下では、説明の便宜上、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を適宜用いて説明する。また、X軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向とは反対の方向をX2方向と表記する。同様に、Y軸に沿う一方向をY1方向と表記し、Y1方向とは反対の方向をY2方向と表記する。Z軸に沿う一方向をZ1方向と表記し、Z1方向とは反対の方向をZ2方向と表記する。また、Z1方向は、「第1方向」に相当する。また、ある地点に対してZ1方向を「下方」とし、ある地点からZ2方向を「上方」とする。また、Z1方向またはZ2方向に見ることを「平面視」とする。
(【0011】以降は省略されています)
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