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公開番号2025127209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023799
出願日2024-02-20
発明の名称表面発光装置
出願人DMG森精機株式会社,国立大学法人京都大学
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B29C 64/268 20170101AFI20250825BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】ワークの付加加工において、ワーク表面に形成されるレーザ光のスポット形状を変化させることが可能な表面発光装置、を提供する。
【解決手段】表面発光装置(300C)は、ワークの付加加工に用いられる。表面発光装置(300C)は、互いに電気的に直列に接続される複数のPCSEL(Photonic-Crystal Surface-Emitting Laser)素子(331)と、複数のPCSEL素子(331)に対してそれぞれ電気的に並列に接続される複数のスイッチング素子(431)とを備える。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
ワークの付加加工に用いられる表面発光装置であって、
互いに電気的に直列に接続される複数のPCSEL(Photonic-Crystal Surface-Emitting Laser)素子と、
複数の前記PCSEL素子に対してそれぞれ電気的に並列に接続される複数のスイッチング素子とを備える、表面発光装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
複数の前記PCSEL素子は、第1方向と、前記第1方向と直交する第2方向とに並ぶようにマトリクス状に配列される、請求項1に記載の表面発光装置。
【請求項3】
複数の前記スイッチング素子の少なくとも一部は、前記第2方向に延びる複数の前記PCSEL素子の周縁に沿って、直線状に配列される、請求項2に記載の表面発光装置。
【請求項4】
前記表面発光装置は、電極積層体をさらに備え、
前記電極積層体は、
前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向に見た場合に前記PCSEL素子の周りで枠状に延び、前記PCSEL素子と電気的に接続されるp側電極部と、前記p側電極部から前記スイッチング素子に向けて前記第1方向に延びる第1延伸部とを含む第1層と、
前記第3方向に見た場合に前記PCSEL素子の周りで枠状に延び、前記第3方向において、絶縁層を介して前記p側電極部と層構造をなし、前記PCSEL素子と電気的に接続されるn側電極部と、前記n側電極部から前記スイッチング素子に向けて前記第1方向に延び、前記第3方向において、絶縁層を介して前記第1延伸部と層構造をなす第2延伸部とを含む第2層とを有する、請求項3に記載の表面発光装置。
【請求項5】
複数の前記PCSEL素子は、前記第1方向に並ぶ第1PCSEL素子および第2PCSEL素子を含み、
前記第1層および前記第2層は、前記第1PCSEL素子および前記第2PCSEL素子の各々に対応して設けられ、
前記第1PCSEL素子に対応して設けられる前記第1層と、前記第1PCSEL素子に対応して設けられる前記第2層と、前記第2PCSEL素子に対応して設けられる前記第1層と、前記第2PCSEL素子に対応して設けられる前記第2層とは、前記第3方向において、絶縁層を介して層構造をなしている、請求項4に記載の表面発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、表面発光装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
たとえば、特開2018-24006号公報(特許文献1)には、ワークに対して材料粉末を供給するとともにレーザ光を照射しながら相対移動可能な付加加工用ヘッドを備える加工機械が開示されている。付加加工用ヘッドには、光ファイバーを通じてレーザ光が導かれる。
【0003】
また、特許第6132995号公報(特許文献2)、特許第7384349号公報(特許文献3)および特許第7086501号公報(特許文献4)には、複数のPCSEL(Photonic-Crystal Surface-Emitting Laser)素子を備えた各種のレーザ加工機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-24006号公報
特許第6132995号公報
特許第7384349号公報
特許第7086501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1には、ワークの付加加工の一形態として、ワークに対して金属を供給するとともにレーザ光を照射する指向性エネルギー堆積法(Directed Energy Deposition)が開示されている。これらワークの付加加工においては、ワーク表面の形状、ワークを溶融させる範囲、または、ワークに対する付加加工用ヘッドの走査方向といった各種の加工条件に合わせて、ワーク表面に形成されるレーザ光のスポット形状を変化させたいという要求がある。
【0006】
この発明の目的は、ワークの付加加工において、ワーク表面に形成されるレーザ光のスポット形状を変化させることが可能な表面発光装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に従った表面発光装置は、ワークの付加加工に用いられる。表面発光装置は、互いに電気的に直列に接続される複数のPCSEL(Photonic-Crystal Surface-Emitting Laser)素子と、複数のPCSEL素子に対してそれぞれ電気的に並列に接続される複数のスイッチング素子とを備える。
【発明の効果】
【0008】
この発明に従えば、ワークの付加加工において、ワーク表面に形成されるレーザ光のスポット形状を変化させることが可能な表面発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
加工機械を示す正面図である。
図1中の工具主軸により保持された付加加工用ヘッドを示す正面図である。
図2中の2点鎖線IIIで囲まれた範囲の工具主軸および付加加工用ヘッドを示す断面図である。
図2中の付加加工用ヘッドからワークに向けたレーザ光の照射を示す図である。
図2中の表面発光部を発光面側から見た平面図である。
図2中の表面発光部を示す回路図である。
PCSEL素子を示す断面図である。
表面発光部、集光レンズおよびワークの相互の位置関係を示す図である。
図8中の2点鎖線IXで囲まれた焦点付近におけるレーザ光を示す図である。
図2中の付加加工用ヘッドの変形例を示す正面図である。
図2中の付加加工ヘッドにおける、シャンク部、表面発光部、集光レンズおよびレーザ光のスポットの関係を示す上面図である。
図10中の付加加工ヘッドにおける、シャンク部、表面発光部、集光レンズおよびレーザ光のスポットの関係を示す上面図である。
図5中の表面発光部の変形例を示す平面図である。
図13中の表面発光部を示す回路図である。
参考例における付加加工用ヘッドを示す正面図である。
図15中のXVI-XVI線上の矢視方向に見た参考例における付加加工用ヘッドを示す上面図である。
表面発光部を発光面側から見た図である。
図17中のXVIII-XVIII線上の矢視方向に見た表面発光部を示す断面図である。
図17中の電極積層体を示す斜視図である。
この発明の実施の形態2における表面発光装置を示す斜視図である。
図20中の表面発光装置を示す回路図である。
図21中の表面発光装置における発光の一態様を示す平面図である。
表面発光装置における発光の別の態様を示す平面図である。
表面発光装置における発光のさらに別の態様を示す平面図である。
図20中の2点鎖線XXVで囲まれた範囲の表面発光装置を示す平面図である。
図25中の矢印XXVIに示される方向に見た表面発光装置を示す側面図である。
図26中のXXVII-XXVII線上の矢視方向に見た表面発光装置を示す断面図である。
図26中のXXVIII-XXVIII線上の矢視方向に見た表面発光装置を示す断面図である。
図26中のXXIX-XXIX線上の矢視方向に見た表面発光装置を示す断面図である。
図25中のXXX-XXX線上の矢視方向に見た表面発光装置を示す断面図である。
図30中の電極積層体およびスイッチング素子の間の配線を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)

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