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公開番号
2025127789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024696
出願日
2024-02-21
発明の名称
鞍乗り型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
45/00 20200101AFI20250826BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】自車両に搭載する位置情報発信装置の通信状態を良好に保ち、さらに位置情報発信装置への外乱を抑制し、かつ防犯性を高めることができる鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】自車両の位置を特定するGPS受信装置と、前記GPS受信装置で受信した位置情報を発信する通信装置と、を含む位置情報発信装置(GPSトラッカ40)と、車体フレーム21の前端部に位置するヘッドパイプ21aと、前記ヘッドパイプ21aを前後から覆う前側カバー(フロントカバー11a)および後側カバー(インナーカバー11b)と、を備え、前記GPSトラッカ40は、前記フロントカバー11aと前記インナーカバー11bとの間に配置され、かつ、車体左右中央より右側にオフセットして配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両の位置を特定するGPS受信装置(42)と、前記GPS受信装置(42)で受信した位置情報を発信する通信装置(43)と、を含む位置情報発信装置(40)を備える鞍乗り型車両(1)において、
車体フレーム(21)の前端部に位置するヘッドパイプ(21a)と、
前記ヘッドパイプ(21a)を前後から覆う前側カバー(11a)および後側カバー(11b)と、を備え、
前記GPS受信装置(42)は、前記前側カバー(11a)と前記後側カバー(11b)との間に配置され、かつ、
車体左右中央(CL)より右側にオフセットして配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
車体を左側に傾けた起立姿勢で支えるサイドスタンド(7)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
車体左右中央(CL)より右側にオフセットしてメインハーネスが配置され、
前記位置情報発信装置(40)の右側部から前記メインハーネスに接続するハーネス(40a)が延出されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記車体フレーム(21)に固定される第一ステー(61)を備え、
前記位置情報発信装置(40)は、前記第一ステー(61)に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記車体フレーム(21)に固定され、第二の電装機器(50)を固定する第二ステー(71)を備え、
前記第一ステー(61)は、前記第二ステー(71)に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記第一ステー(61)は、前後方向および左右方向に沿う平坦部(62)と、前記平坦部(62)の第一の方向の両側に位置する一対の締結部(64L,64R)と、を備え、
前記平坦部(62)の上方に前記位置情報発信装置(40)が固定され、
前記第一ステー(61)は、前記一対の締結部(64L,64R)において前記第二ステー(71)に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両。
【請求項7】
前記第一ステー(61)は、前記平坦部(62)が前記一対の締結部(64L,64R)よりも上下方向で高い位置にあることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両。
【請求項8】
前記位置情報発信装置(40)は、前記GPS受信装置(42)および前記通信装置(43)を収容するとともに呼吸孔(48)を有する筐体(41)を備え、
前記第一ステー(61)は、前記筐体(41)における前記呼吸孔(48)が開口する外面(41b)に沿う平坦部(62)を備え、
前記位置情報発信装置(40)は、前記筐体(41)の前記外面を前記平坦部(62)に対向させた状態で、前記第一ステー(61)に固定され、
前記平坦部(62)は、法線方向から見て、前記呼吸孔(48)と重ならない位置に開口(67)を形成していることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項9】
前記第一ステー(61)は、ハーネス(27a)を固定するためのハーネス支持部(65b)を備えていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項10】
前記前側カバー(11a)の前面側にナンバープレート(17)が支持され、
前記位置情報発信装置(40)は、上面視で前記ナンバープレート(17)と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1には、鞍乗り型車両の盗難防止の観点から、GPS車載器を配置するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5470104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなGPS車載器は、自車両の位置情報を検出し、この位置情報を無線送信するものである。GPS車載器は、衛星からの信号を受信し、この受信感度が所定以上であることが作動条件となる。衛星からの電波は鉛直上方から受信するため、GPS車載器のアンテナ面は上下方向で上方に位置することが望ましく、かつアンテナ面の周囲の部品が少ないことが好ましい。一方で、GPS車載器への外乱を抑制し、かつ防犯性を高めるような配置であることが好ましい。
【0005】
そこで本発明は、自車両に搭載する位置情報発信装置の通信状態を良好に保ち、さらに位置情報発信装置への外乱を抑制し、かつ防犯性を高めることができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、自車両の位置を特定するGPS受信装置(42)と、前記GPS受信装置(42)で受信した位置情報を発信する通信装置(43)と、を含む位置情報発信装置(40)を備える鞍乗り型車両(1)において、車体フレーム(21)の前端部に位置するヘッドパイプ(21a)と、前記ヘッドパイプ(21a)を前後から覆う前側カバー(11a)および後側カバー(11b)と、を備え、前記GPS受信装置(42)は、前記前側カバー(11a)と前記後側カバー(11b)との間に配置され、かつ、車体左右中央(CL)より右側にオフセットして配置されていることを特徴とする。
本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、車体を左側に傾けた起立姿勢で支えるサイドスタンド(7)を備えていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、自車両の位置情報を発信する位置情報発信装置の少なくともGPS受信装を、車体カバー内で車体左右中央よりも右側に配置することで、以下の効果を奏する。すなわち、位置情報発信装置を車体カバー内に配置することで、位置情報発信装置への外乱を抑制するとともに防犯性を高めることができる。また、車体を左側に傾けた起立姿勢で支えるサイドスタンドを備える鞍乗り型車両において、サイドスタンドを使用して駐車した状態では、車体右側が上下方向で高くなる。このため、位置情報発信装置を車体右側に配置することで、サイドスタンドの使用時に位置情報発信装置の位置が高くなり、電波を送受信し易くなる。このため、位置情報発信装置の通信状態を良好に保つことができる。
【0008】
本発明の第三の態様は、上記第一又は第二の態様において、車体左右中央(CL)より右側にオフセットしてメインハーネスが配置され、前記位置情報発信装置(40)の右側部から前記メインハーネスに接続するハーネス(40a)が延出されていることを特徴とする。
この構成によれば、車体右側にオフセットした位置情報発信装置のさらに右側部からハーネスが延出し、このハーネスが車体右側に配索されたメインハーネスに接続されることで、位置情報発信装置のハーネスを短くすることができ、コストダウンおよび軽量化に寄与することができる。
【0009】
本発明の第四の態様は、上記第一又は第二の態様において、前記車体フレーム(21)に固定される第一ステー(61)を備え、前記位置情報発信装置(40)は、前記第一ステー(61)に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、車体フレームに固定される第一ステーに位置情報発信装置を固定することで、専用の第一ステーによって位置情報発信装置を安定して支持、固定することができる。
【0010】
本発明の第五の態様は、上記第四の態様において、前記車体フレーム(21)に固定され、第二の電装機器(50)を固定する第二ステー(71)を備え、前記第一ステー(61)は、前記第二ステー(71)に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、第一ステーが第二ステーに固定されることで、位置情報発信装置は第一ステーおよび第二ステーを介して車体フレームに固定される。これにより、位置情報発信装置および第二の電装機器を各々に適した取り付け状態で固定しやすくなり、かつ両ステーが互いに別体となることで組付け性を向上させることができ、さらに車両衝突時等に位置情報発信装置および第二の電装機器の一方に荷重入力があっても、両ステー同士の連結を外す等により、搭載部品の損傷を軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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