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公開番号2025128567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025299
出願日2024-02-22
発明の名称操舵入力装置
出願人Astemo株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62D 5/04 20060101AFI20250827BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】操舵入力装置の各部品の形状のばらつきに起因して組立時に生じるがたつきを調整することができる。
【解決手段】操舵入力装置は、操作力が入力されるシャフト4と、該シャフト4の回転をシャフト4の軸方向の動きに変換する直動変換機構12のナット16と、ナット16の回動を規制する規制部材13と、規制部材13と当接することで付勢力を付与する付勢部材24と、付勢部材24の規制部材13と当接する側とは反対側の面を受ける座面部41とを備えている。座面部41は、シャフト4の軸方向の一方側の第1座面41aを備える。第1座面41aは、ハウジング15内に付勢部材24を保持し、ハウジング15に対する付勢部材24の保持位置を調整可能なガイド部材27に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両に取り付けられる操舵入力部材を介して運転者の操舵操作が入力される操舵入力装置であって、
前記操舵入力部材からの操作力が伝達され、回転軸を中心に回転するシャフトと、
前記シャフトの回転を前記シャフトの軸方向の動きに変換する直動部材と、
前記シャフトに対する前記直動部材の回動を規制し、前記直動部材の軸方向の移動を許容する第1規制部材と第2規制部材とを備える規制部材であって、
前記第1規制部材は、前記直動部材の前記シャフトの軸方向の一方側と締結され、
前記第2規制部材は、前記直動部材の前記一方側とは反対側と係合する、前記規制部材と、
前記シャフトと同軸上に設けられ、前記直動部材の移動に伴い、前記規制部材と当接することで付勢力を付与する付勢部材と、
前記付勢部材が付勢力を付与する際に、前記付勢部材の前記規制部材と当接する側とは反対側の面を受ける座面部と、
前記シャフトの一部と、前記直動部材と、前記規制部材と、前記付勢部材と、前記座面部とを収容するハウジングと、
を有し、
前記座面部は、前記シャフトの軸方向の一方側の第1座面と、前記一方側とは反対側の第2座面とを備え、
前記第1座面は、前記ハウジング内に前記付勢部材を保持し、前記ハウジングに対する前記付勢部材の保持位置を調整可能なガイド部材に設けられることを特徴とする操舵入力装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
請求項1に記載の操舵入力装置であって、
前記ガイド部材と前記ハウジングとは、ボルトによって締結され、
前記ハウジングには、前記シャフトの径方向に貫通し、前記ボルトの頭部および根元部を収容するボルト挿通孔が形成されており、
前記ボルト挿通孔は、前記シャフトの軸方向に沿った長さが長い長孔となっていることを特徴とする操舵入力装置。
【請求項3】
請求項2に記載の操舵入力装置であって、
前記ハウジングは、有底円筒状に形成されており、
前記第2座面は、前記ハウジングに設けられた底壁に形成されることを特徴とする操舵入力装置。
【請求項4】
請求項3に記載の操舵入力装置であって、
前記付勢部材は、第1付勢部材と、プリロードが与えられた状態で取り付けられ、前記第1付勢部材が付勢力を付与した後に、付勢力を付与する第2付勢部材とを有することを特徴とする操舵入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操舵入力装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
操舵入力装置として、例えば以下の特許文献1に記載された操舵入力装置が知られている。
【0003】
特許文献1に記載の操舵入力装置は、ステアリングホイールに連結されたシャフトに反力を付与可能な反力発生装置を有している。反力発生装置は、シャフトと、シャフトの周囲に設けられたボールねじ機構と、シャフトの周囲に設けられた第1筒状部材および第2筒状部材と、第1筒状部材および第2筒状部材の周囲に設けられ、ボールねじ機構のボールナットを付勢する付勢部材とを有している。また、これらのシャフト等は筒状のハウジングに収容されており、このハウジングには、シャフトの軸方向に細長い長孔が形成されている。また、この長孔には、ボールナットを軸方向に案内するストッパボルトが挿入されている。そして、ボールナットと長孔の軸方向両端部との当接により、ステアリングホイールの回転が規制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-130426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、ボールナットと長孔の軸方向両端部との当接を用いたステアリングホイールの回転規制構成を開示しているものの、例えば製造誤差によりシャフト、ボールねじ機構等の形状のばらつきによって、これらシャフト、ボールねじ機構等を組付けた際に生じるがたつきを調整する構成については何ら配慮されていない。
【0006】
本発明は、従来の実情に鑑みて案出されたもので、操舵入力装置の各部品の形状のばらつきに起因して組立時に生じるがたつきを調整することが可能な操舵入力装置を提供することを1つの目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、操舵入力装置は、付勢部材が付勢力を付与する際に、付勢部材の規制部材と当接する側とは反対側の面を受ける座面部を有し、この座面部は、シャフトの軸方向の一方側の第1座面を備える。第1座面は、ハウジング内に付勢部材を保持し、ハウジングに対する付勢部材の保持位置を調整可能なガイド部材に設けられる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、操舵入力装置の各部品の形状のばらつきに起因して組立時に生じるがたつきを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の操舵入力装置が適用されるステアバイワイヤ式の操舵装置の概略図である。
一実施形態の操舵入力装置の斜視図である。
図2の線A-Aに沿って切断した操舵入力装置の縦断面図である。
図2の線B-Bに沿って切断した操舵入力装置の縦断面図である。
第1規制部材の斜視図である。
第2規制部材の斜視図である。
付勢部材カバーの斜視図である。
ガイド部材の斜視図である。
操作角に対する操作力を示すグラフである。
シャフトを右側に回転させるときの図2の線A-Aに沿った断面に基づく操舵入力装置の縦断面図であり、(a)は中立位置における操舵入力装置を示し、(b)は中立位置から60度だけシャフトを右側に回転させたときの操舵入力装置を示し、(c)は中立位置から120度だけシャフトを右側に回転させたときの操舵入力装置を示している。
シャフトを右側に回転させるときの図2の線B-Bに沿った断面に基づく操舵入力装置の縦断面図であり、(a)は中立位置における操舵入力装置を示し、(b)は中立位置から60度だけシャフトを右側に回転させたときの操舵入力装置を示し、(c)は中立位置から120度だけシャフトを右側に回転させたときの操舵入力装置を示している。
シャフトを左側に回転させるときの図2の線A-Aに沿った断面に基づく操舵入力装置の縦断面図であり、(a)は中立位置における操舵入力装置を示し、(b)は中立位置から60度だけシャフトを左側に回転させたときの操舵入力装置を示し、(c)は中立位置から120度だけシャフトを左側に回転させたときの操舵入力装置を示している。
シャフトを左側に回転させるときの図2の線B-Bに沿った断面に基づく操舵入力装置の縦断面図であり、(a)は中立位置における操舵入力装置を示し、(b)は中立位置から60度だけシャフトを左側に回転させたときの操舵入力装置を示し、(c)は中立位置から120度だけシャフトを左側に回転させたときの操舵入力装置を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の操舵入力装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、車両に搭載されたステアバイワイヤ式の操舵装置に操舵入力装置を適用した例として説明される。
(【0011】以降は省略されています)

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