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公開番号2025128827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025765
出願日2024-02-22
発明の名称電力変換装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20250827BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コンパクト化と共に、放熱の効率化を図ることができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電子部品が収納される筐体210を有し、電力変換を行う電力変換装置200であって、筐体210の底面211には、送風ファン243が収納されたファンボックス240が設けられ、ファンボックス240の排気口242近傍に、複数のリアクトル250が千鳥状に設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電子部品が収納される筐体を有し、電力変換を行う電力変換装置であって、
前記筐体の外面には、
送風ファンが収納されたファンボックスが設けられ、
前記ファンボックスの排気口近傍に、複数のリアクトルが千鳥状に設けられている電力変換装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記ファンボックス及び前記リアクトルは、前記筐体の厚み方向において前記外面からの寸法が同じである請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記ファンボックスは前記排気口と対向する吸込み口を有しており、
各リアクトルは前記吸込み口及び前記排気口の対向方向に沿って延びるフィンを複数有しており、
前記複数のフィンは前記対向方向と交差する方向に並設されている請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記ファンボックスは前記排気口と対向する吸込み口を有しており、
前記筐体は前記吸込み口及び前記排気口の対向方向に対向する2つの側壁を有し、
前記2つの側壁のうち、一方の側壁に、AC端子及びDC端子が設けられ、
前記ファンボックスは、前記筐体の他方の側壁寄りであって、該他方の側壁から前記対向方向に離隔された位置に配設されている請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記筐体は、
前記複数のフィンの並設方向に対向する2つの側壁を有し、
前記2つの側壁のうち、一方の側壁に、前記電子部品を制御するための制御端子を有し、
前記一方の側壁に隣り合う側壁にAC端子及びDC端子を有している請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記2つの側壁と、前記筐体の前記外面とから形成された角を覆う屈曲板部を夫々備え、
各屈曲板部は、
前記筐体に係る材料よりも強度及び硬度が高い材料からなり、
非塗装状態である請求項5に記載の電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば太陽電池パネルで作られた不安定な電気(直流電力)を家庭、ビル、工場などで使える安定な電気(交流電力)に変換するインバータである、電力変換装置が広く普及している。
【0003】
例えば、特許文献1には、電力変換装置のスイッチモジュールにおいて、プラス側及びマイナス側電源用バスバーに、平面同士で対向して寄生キャパシタンスを形成する平板部を備え、斯かるキャパシタンス効果で電源用バスバーのインダクタンスを低減させ、かつ平板部にて放熱面積が拡大されて電源用バスバーにおける放熱効果が向上することについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-55782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電力変換装置には、フィルタ回路等にリアクトルが複数含まれている。電力変換装置の稼働時に、リアクトルは高い熱を発するので放熱の工夫が必要である。これに対する対策の一つとして、電力変換装置の筐体の外側にリアクトルを配設することによって空冷を行う方法がある。
【0006】
しかし、空気の流れ及び輻射熱を鑑みると、リアクトルが複数である場合、効果的な空冷の為には、リアクトル同士の間の間隙を広くする必要があるが、リアクトル同士の間の間隙を広くする場合、電力変換装置のコンパクト化において妨げになる。即ち、効率的な放熱と、装置のコンパクト化とがトレードオフ関係にある。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、コンパクト化と共に、放熱の効率化を図ることができる電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る電力変換装置は、電子部品が収納される筐体を有し、電力変換を行う電力変換装置であって、前記筐体の外面には、送風ファンが収納されたファンボックスが設けられ、前記ファンボックスの排気口近傍に、複数のリアクトルが千鳥状に設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コンパクト化と共に、放熱の効率化を図ることができる電力変換装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る変換装置集積体の一例を示す例示図である。
変換装置集積体の枠体から、最上段の電力変換装置を取り除いた状態を示す図である。
変換装置集積体の枠体の扁平フレームを示す斜視図である。
変換装置集積体の電力変換装置を示す斜視図である。
変換装置集積体の電力変換装置の下方を示す斜視図である。
変換装置集積体の電力変換装置の側面を示す側面図である。
変換装置集積体の電力変換装置の摺動部を示す斜視図である。
組立完了後の変換装置集積体を示す図である。
変換装置集積体の組立完了時における摺動部と案内レールとの位置関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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