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公開番号
2025129272
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025111224,2019042210
出願日
2025-07-01,2019-03-08
発明の名称
歯間清掃具
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61C
15/02 20060101AFI20250828BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】歯間への挿入のしやすさ及び歯肉への十分なマッサージ力を両立することができる歯間清掃具を提供する。
【解決手段】歯間清掃具1は、基部11と、基部11から延在する軸部12と、を有する基材部10と、軸部12の先端から基端に向かって少なくとも16mmにわたって軸部12を被覆する被覆部21と、被覆部21から突き出る複数の突起部22と、を有する軟質部20と、を備え、軸部12の先端から基端に向かって15mm~20mmの範囲の被覆部21の領域において、被覆部21の厚さは0.15mm~0.3mmに設定され、軟質部20を形成する材料のショアA硬度は30~60に設定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
基部と、前記基部から延在する軸部と、を有する基材部と、
前記軸部の先端から基端に向かって少なくとも16mmにわたって前記軸部を被覆する被覆部と、前記被覆部から突き出る複数の突起部と、を有する軟質部と、を備え、
前記軸部のうち先端に向かうにつれて先細りのテーパ形状であって断面がほぼ正円形状で形成されている先端部は、その基端から先端に向かって所定領域には前記被覆部によって被覆されていない露出部が形成されており、前記軸部の先端から基端に向かって15mm~20mmの範囲のうち、前記軸部が前記被覆部によって被覆されている領域において、前記被覆部の厚さは0.15mm~0.3mmに設定され、前記軟質部を形成する材料のショアA硬度は30~60に設定される、歯間清掃具。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記被覆部の前記領域において、前記被覆部の表面からの前記突起部の長さは1mm~5mmに設定される、請求項1に記載の歯間清掃具。
【請求項3】
前記複数の突起部の底面積は、前記被覆部の基端から先端に向かうにつれて減少し、0.05mm
2
~0.5mm
2
に設定される、請求項1又は2に記載の歯間清掃具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯間清掃具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、歯間を清掃する歯間清掃具が知られている。例えば特許文献1に開示された歯間清掃具は、合成樹脂から形成された基材部と、エラストマーから形成された軟質部と、を備えている。基材部は、持ち手としての扁平なハンドル部と、ハンドル部の先端から延びる細長い芯基材部と、を備えている。軟質部は、芯基材部の少なくとも一部を覆う被覆部と、被覆部の表面から突き出る複数の突起部と、を備えている。各突起部は例えば円錐形に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/176297号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
芯基材部は、その先端に向かうにつれて縮径するテーパ形状に形成されている。そして、突起部も芯基材部の先端に向かうにつれて小さくなっており、比較的狭い歯間から比較的広い歯間までを効果的に清掃することができる。一方で、突起部は、その第一目的である歯間の清掃のみならず、清掃時に歯茎に触れ、歯肉をマッサージするという目的にも使用されており、特に歯茎が下がってくる中高年以降でのニーズが高い。歯肉のマッサージ効果を高める方法としては、突起部の強度(コシ)を強くする、すなわち突起部の底面積を広くすることが考えられるが、芯基材部の先端から基端に向かって例えば15mm以上の芯基材部の比較的直径が大きい領域では軟質部の歯間への挿入性が悪化してしまうという課題が発生する。
【0005】
そこで、本発明は、歯間への挿入のしやすさ及び歯肉への十分なマッサージ力を両立することができる歯間清掃具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る歯間清掃具は、
基部と、基部から延在する軸部と、を有する基材部と、
軸部の先端から基端に向かって少なくとも16mmにわたって軸部を被覆する被覆部と、被覆部から突き出る複数の突起部と、を有する軟質部と、を備え、
軸部の先端から基端に向かって15mm~20mmの範囲の被覆部の領域において、被覆部の厚さは0.15mm~0.3mmに設定され、軟質部を形成する材料のショアA硬度は30~60に設定される。
【0007】
この態様によれば、本発明者らが実施した検証結果に基づけば、歯間への挿入のしやすさ及び歯肉への十分なマッサージ力を両立することができる歯間清掃具を提供することができる。
【0008】
上記態様では、被覆部の領域において、被覆部の表面からの突起部の長さは1mm~5mmに設定されることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、歯間への挿入のしやすさ及び歯肉への十分なマッサージ力を両立することができる歯間清掃具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る歯間清掃具の構造を概略的に示す正面図である。
本発明の一実施形態に係る歯間清掃具の構造を概略的に示す平面図である。
図1の3-3線に沿った断面図である。
実施例及び比較例の検証結果を示す表である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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