TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025131526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025022068
出願日
2025-02-14
発明の名称
炎症性疼痛の処置における非ステロイド性抗炎症薬と組み合わせた使用のためのN-パルミトイルエタノールアミド
出願人
エピテック・グループ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
,
EPITECH GROUP S.P.A.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/164 20060101AFI20250902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の有効投与量を減らすための組合せ投与を提供する。
【解決手段】炎症性疼痛、特に非神経障害性炎症性疼痛の処置における使用のためのパルミトイルエタノールアミドであって、パルミトイルエタノールアミドが、必要に応じて、NSAIDと共にまたは組み合わせて投与され、該投与が、別々、組合せまたは同時である、パルミトイルエタノールアミドを提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
炎症性疼痛、特に非神経障害性炎症性疼痛の処置における使用のためのパルミトイルエタノールアミドであって、パルミトイルエタノールアミドが、必要に応じて、非ステロイド性抗炎症薬と共にまたは組み合わせて投与され、該投与が、別々、組合せまたは同時である、パルミトイルエタノールアミド。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
パルミトイルエタノールアミドが、体積百分率として定義され、レーザー光散乱法によって測定され、10μm超、好ましくは20μm超のモードを有する分布曲線によって表される、粒子径分布を有する非微細化形態である、請求項1に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項3】
パルミトイルエタノールアミドが、体積百分率として定義され、レーザー光散乱法によって測定され、6μm~10μmのモードを有する分布曲線によって表される、粒子径分布を有する微細化形態である、請求項1に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項4】
パルミトイルエタノールアミドが、体積百分率として定義され、レーザー光散乱法によって測定され、6μm未満かつ0.5μm超のモードを有する分布曲線によって表される、粒子径分布を有する超微細化形態である、請求項1に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項5】
体積百分率として定義され、レーザー光散乱法によって測定され、Fraunhofer計算アルゴリズムを用いるMalvern Mastersizer 3000装置で測定され、そして粒子の少なくとも90体積%、好ましくは少なくとも95体積%が、6μm未満の粒子径を有する、粒子径分布を有する、請求項4に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項6】
パルミトイルエタノールアミドが、体積百分率として定義され、レーザー光散乱法によって測定され、Fraunhofer計算アルゴリズムを用いるMalvern Mastersizer 3000装置で測定され、そして2~4μmのモードを有し、粒子の100体積%が10μm未満であり、粒子の少なくとも60体積%が3μm未満である、粒子径分布を有する、請求項4に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項7】
PEAおよびNSAIDが、20:1~1:1、好ましくは12:1~5:1のPEA/NSAID重量比で投与される、請求項1~6のいずれか一項に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項8】
PEAが超微細化形態である場合、PEA/NSAID重量比が、11:1~3:1、より好ましくは10:1~5:1であり、PEAが微細化または非微細化形態である場合、PEA/FANS重量比が、好ましくは20:1~5:1、より好ましくは18:1~10:1である、請求項7に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項9】
対象体へ投与されるPEAの総1日用量が、200~2000mg/日、好ましくは300~1500mg/日、または400~1200mg/日である、請求項1~8のいずれか一項に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
【請求項10】
パルミトイルエタノールアミドおよびNSAIDが、医薬または獣医学的製剤中に含まれ、経口、バッカル、非経腸、直腸、局所または経皮投与用の剤形に製剤化される、請求項1~9のいずれか一項に記載の使用のためのパルミトイルエタノールアミド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炎症性疼痛の処置における非ステロイド性抗炎症薬と組み合わせたN-パルミトイルエタノールアミド(パルミトイルエタノールアミドまたはPEAとして知られる)の使用に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
疼痛は、最も一般的なヒトの健康問題の1つである。さらに、近年、ペット、特にネコまたはイヌにおいても、疼痛の認識および管理に対する注目が高まっている。実際、国際疼痛学会(International Association for the Study of Pain)(IASP)が発表した最新の疼痛の定義に基づくと、疼痛を経験するためには、それを言葉で表現する方法を知る必要はなく、疼痛を経験することができる生物の中で非言語の対象(動物など)さえも十分含まれる。
【0003】
疼痛は、持続期間に基づいて、急性、持続性または慢性として分類され;原因に基づいて、侵害受容性、炎症性または神経障害性として定義される。組織損傷の状態では、炎症は、疼痛の増強に関与するメディエーターの産生および放出の原因となり、この場合、疼痛は炎症性と定義される。
【0004】
アラキドン酸誘導体は、これらのメディエーターの中で重要な役割を果たす:実際、酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)-1(構成アイソフォーム)およびCOX-2(誘導アイソフォーム)の作用によって産生されるプロスタグランジン、プロスタサイクリン、トロンボキサン(プロスタノイド)は、侵害受容器の過剰興奮に関与し、アロディニアの発現を引き起こす。
【0005】
非ステロイド性抗炎症薬またはNSAIDは、COXに対する阻害メカニズムにより、炎症性疼痛の処置において最も広く使用されている薬剤である。ジクロフェナクおよびメロキシカムは、ヒトおよび獣医学の両方の状況において炎症性疼痛の処置に使用される最も一般的なNSAIDの2つである。
【0006】
酢酸誘導体であるジクロフェナクは、炎症性および変性リウマチ性状態の処置、腱および靭帯などの関節周囲の組織における疼痛および炎症を特徴とする疾患、有痛性外傷後状態、および月経痛において用いられる。治療適応症および症状の重症度に応じて、いくつかの製剤(例えば経口、非経腸、直腸)および様々な投与量で使用できる。いずれの場合も、1日当たり150mgを超えず、限られた期間で製品を使用することが推奨される。
【0007】
メロキシカムは、COX-2に対する作用の相対的選択性を有し、「非コキシブ系COX-2選択的NSAID」と呼ばれるNSAIDのサブグループに属する。変形性関節症の悪化の短期処置のために、および関節リウマチおよび強直性脊椎炎の症状に伴う疼痛の長期処置に使用される。様々な医薬製剤の形態で市販されており、1日当たり15mgを超えないことが推奨される。また、獣医学において、特にネコまたはイヌにおける関節症および術後疼痛の処置おいて広く使用されている。
【0008】
NSAIDは、炎症および疼痛の管理に広く使用されているが、重篤な副作用を引き起こし、今日でさえ懸念の原因である(Samal et al., J Maxillofac Oral Surg. 2021 Mar;20(1):63-69; Ringsten et al., Cochrane Database Syst Rev. 2023 Dec 11;12(12):CD015087; Bindu et al., Biochem Pharmacol. 2020 Oct;180:114147; Lascelles et al., Vet Ther. 2005 Fall;6(3):237-51; Wernham et al., Aust Vet J. 2023 Mar;101(3):90-98)。実際、プロスタグランジン産生の阻害は、特に虚弱患者、例えば高齢、腎臓患者または複数の治療を受けているものにおいて、腎臓および肝臓毒性、心血管イベント、高血圧および胃腸合併症を伴う用量依存的な有害事象の発生につながる。
【0009】
したがって、急性および慢性の両方の炎症性疼痛の正確な管理のために効果的かつ安全な治療が必要であると感じられる。この目的のため、NSAIDの有効投与量を減らすことができることが望ましい。
【0010】
N-パルミトイルエタノールアミド(または単にパルミトイルエタノールアミドまたはPEA)は、動物の組織に通常見られ、損傷条件下で必要に応じて産生される、パルミチン酸アミドであり、抗炎症および抗鎮痛作用を持つことが知られている。前臨床および臨床試験は、様々なタイプの炎症および疼痛における、PEA、特に微細化形態(粒子サイズ0.2~10μm)のものの投与の有効性を実証した。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
健康器具
6か月前
個人
歯茎みが品
7か月前
個人
短下肢装具
1か月前
個人
鼾防止用具
6か月前
個人
マッサージ機
7か月前
個人
洗井間専家。
5か月前
個人
塗り薬塗り具
9か月前
個人
前腕誘導装置
1か月前
個人
導電香
7か月前
個人
嚥下鍛錬装置
2か月前
個人
脈波測定方法
7か月前
個人
白内障治療法
6か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
クリップ
7か月前
個人
収納容器
8か月前
個人
胸骨圧迫補助具
7日前
個人
片足歩行支援具
7か月前
個人
健康器具
9か月前
個人
アイマスク装置
16日前
個人
矯正椅子
3か月前
個人
バッグ式オムツ
2か月前
個人
ホバーアイロン
5か月前
個人
歯の修復用材料
2か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
1か月前
個人
眼科診療車
8か月前
個人
歯の保護用シール
3か月前
個人
シャンプー
4か月前
個人
口内洗浄具
7か月前
個人
車椅子持ち上げ器
6か月前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
陣痛緩和具
2か月前
個人
湿布連続貼り機。
25日前
株式会社コーセー
化粧料
7か月前
個人
除菌システム
7か月前
株式会社八光
剥離吸引管
3か月前
個人
避難困難者救出台車
8か月前
続きを見る
他の特許を見る