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公開番号
2025132135
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029499
出願日
2024-02-29
発明の名称
認識装置、認識方法、及び、認識プログラム
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06V
30/194 20220101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約
【課題】傷又は研磨痕が発生するような材料表面に配置される刻印文字に対して認識精度を向上させることができる認識装置、認識方法及び認識プログラムを提供する。
【解決手段】方法は、入力部と接続されたコントローラに係り、対象物に刻印された刻印文字を含む、対象物の表面を撮像した画像を、入力部を介して取得しS101、取得した画像に基づいて対象画像を生成しS103、画像に基づいて生成された対象画像が入力された第1学習モデルからの出力に基づいて、対象画像から刻印文字を含む領域を抽出しS105、領域が入力された第2学習モデルからの出力に基づいて、領域に含まれる刻印文字を認識しS107、認識した結果を出力する109。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
入力部と、前記入力部と接続されたコントローラと、を備える認識装置であって、
前記コントローラは、
対象物に刻印された刻印文字を含む、前記対象物の表面を撮像した画像を、前記入力部を介して取得し、
前記画像に基づいて生成された対象画像が入力された第1学習モデルからの出力に基づいて、前記対象画像から前記刻印文字を含む領域を抽出し、
前記領域が入力された第2学習モデルからの出力に基づいて、前記領域に含まれる前記刻印文字を認識する、
認識装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
複数の前記画像を、前記入力部を介して取得し、
複数の前記画像に基づいて、前記対象画像を生成する、
請求項1に記載の認識装置。
【請求項3】
複数の前記画像は、それぞれ相異なる方向から前記表面に光を照射して前記表面を撮像して得られる、請求項2に記載の認識装置。
【請求項4】
前記コントローラは、複数の前記画像に基づくフォトメトリックステレオ法を実行して、前記対象画像を生成する、請求項3に記載の認識装置。
【請求項5】
前記対象画像は、前記表面における傾きを示す法線ベクトル画像、又は、前記表面における曲率を示す曲率画像である、請求項3に記載の認識装置。
【請求項6】
複数の前記画像は、それぞれ相異なるピーク波長を有する光源の下で前記表面を撮像して得られる、請求項2に記載の認識装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記画像を、相異なる複数の光の波長成分に分解し、
複数の前記波長成分に基づいて、前記対象画像を生成する、
請求項1に記載の認識装置。
【請求項8】
前記コントローラと接続された出力部を更に備え、
前記コントローラは、前記出力部を介して、前記刻印文字を認識した結果を出力する、
請求項1~7のいずれか一項に記載の認識装置。
【請求項9】
入力部と接続されたコントローラを制御する認識方法であって、
前記コントローラは、
対象物に刻印された刻印文字を含む、前記対象物の表面を撮像した画像を、前記入力部を介して取得し、
前記画像に基づいて生成された対象画像が入力された第1学習モデルからの出力に基づいて、前記対象画像から前記刻印文字を含む領域を抽出し、
前記領域が入力された第2学習モデルからの出力に基づいて、前記領域に含まれる前記刻印文字を認識する、
認識方法。
【請求項10】
入力部と接続されたコントローラで実行する認識プログラムであって、
前記コントローラにより、
対象物に刻印された刻印文字を含む、前記対象物の表面を撮像した画像を、前記入力部を介して取得するステップと、
前記画像に基づいて生成された対象画像が入力された第1学習モデルからの出力に基づいて、前記対象画像から前記刻印文字を含む領域を抽出するステップと、
前記領域が入力された第2学習モデルからの出力に基づいて、前記領域に含まれる前記刻印文字を認識するステップと、
を実行させる認識プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、認識装置、認識方法、及び、認識プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対象物に刻印された刻印文字をそれぞれ異なる方向から照明して取得した、複数の異なる画像に基づいて、刻印文字の正常性を判定する技術が開示されている。当該技術は、各画素の周囲の画素値のばらつきの程度を計算する空間フィルタを用いたフィルタリング処理を、複数の画像に対して実行して複数のフィルタリング画像を生成し、複数のフィルタリング画像に基づいて刻印文字の正常性を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6985771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術によれば、フィルタリング画像から生成した合成画像に対してテンプレートマッチングなどのマッチング技術等を適用し、刻印文字を認識する。しかしながら、刻印文字が配置される材料表面には、傷又は研磨痕が発生し得るため、刻印文字の認識精度が低下する場合があるという課題がある。特に、本来加工しにくい金属表面を熱的、切削等で加工する場合には、刻印の深さがばらつきうる。加えて、人が手書きで刻印する場合には個人の癖が出ることがある。これらの結果、刻印文字の認識がうまく機能しない場合も存在する。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、傷又は研磨痕が発生するような材料表面に配置される刻印文字に対して認識精度を向上させることができる認識装置、認識方法、及び、認識プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る認識装置、認識方法、及び、認識プログラムは、入力部と接続されたコントローラに係る。対象物に刻印された刻印文字を含む、対象物の表面を撮像した画像を、入力部を介して取得する。画像に基づいて生成された対象画像が入力された第1学習モデルからの出力に基づいて、対象画像から刻印文字を含む領域を抽出し、領域が入力された第2学習モデルからの出力に基づいて、領域に含まれる刻印文字を認識する。
【0007】
コントローラは、複数の画像を、入力部を介して取得し、複数の画像に基づいて、対象画像を生成するものであってもよい。
【0008】
複数の画像は、それぞれ相異なる方向から表面に光を照射して表面を撮像して得られるものであってもよい。
【0009】
コントローラは、複数の画像に基づくフォトメトリックステレオ法を実行して、対象画像を生成するものであってもよい。
【0010】
対象画像は、表面における傾きを示す法線ベクトル画像、又は、表面における曲率を示す曲率画像であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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