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公開番号2025133539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031552
出願日2024-03-01
発明の名称車両後部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/06 20060101AFI20250904BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】上下方向の力を受けたときに変形し難い車両後部構造を提供する。
【解決手段】閉断面形状を有するルーフサイドレール18と、一端がリアホイールハウス27に接続され且つ他端がルーフサイドレールの後端部より前方の部位に接続された上下方向に延びるピラー30と、ピラーより車両後方に位置し、一端がリアホイールハウスに接続され且つ他端がルーフサイドレールの後端部に接続された後方骨格部材35と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
閉断面形状を有するルーフサイドレールと、
一端がリアホイールハウスに接続され且つ他端が前記ルーフサイドレールの後端部より前方の部位に接続された上下方向に延びるピラーと、
前記ピラーより車両後方に位置し、一端が前記リアホイールハウスに接続され且つ他端が前記ルーフサイドレールの後端部に接続された後方骨格部材と、
を備える車両後部構造。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記後方骨格部材が上下方向に延びる請求項1に記載の車両後部構造。
【請求項3】
リアサイドメンバと、
前記リアサイドメンバの後端部に接続されたリアエンドと、
前記後方骨格部材より車両後方に位置し、前記後方骨格部材と、前記リアエンドとに接続されたパネルと、
を有する請求項2に記載の車両後部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両後部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
上記特許文献1は、サイドシルの後部とルールサイドレールとを接続する左右一対のCピラーを有する車両後部構造を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-116035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のCピラーは、車両幅方向に延びる回転軸まわりの回転モーメントに対する剛性が小さい。そのため特許文献のリアサスペンションに入った上下方向の力がCピラーに伝わったときに、Cピラーが当該回転軸まわりに回転し易い。そのため車両後部に上下方向の力が入ったときに、車両後部が変形し易い。車両後部の変形量が大きい場合は、運転者によるステアリングホイールの操舵感及び乗員の乗り心地が低下する。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、上下方向の力を受けたときに変形し難い車両後部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の車両後部構造は、閉断面形状を有するルーフサイドレールと、一端がリアホイールハウスに接続され且つ他端が前記ルーフサイドレールの後端部より前方の部位に接続された上下方向に延びるピラーと、前記ピラーより車両後方に位置し、一端が前記リアホイールハウスに接続され且つ他端が前記ルーフサイドレールの後端部に接続された後方骨格部材と、を備える。
【0007】
請求項1の車両後部構造では、ルーフサイドレールが閉断面形状を有する。そのためルーフサイドレールの断面形状が開断面の場合と比べて、上下方向の力を受けたときにルーフサイドレールが上下方向に変形し難い。さらに上下方向に延びるピラーの一端がリアホイールハウスに接続され且つ他端がルーフサイドレールの後端部より前方の部位に接続され、ピラーより車両後方に位置する後方骨格部材の一端がリアホイールハウスに接続され且つ他端がルーフサイドレールの後端部に接続される。そのためピラーのみがリアホイールハウス及びルーフサイドレールに接続される場合と比べて、上下方向の力を受けたときに、ピラーが車両幅方向に延びる回転軸まわりに回転し難い。このように上下方向の力を受けたときに、ルーフサイドレールが上下方向に変形し難く且つピラーが車両幅方向に延びる回転軸まわりに回転し難いので、請求項1の車両後部構造は上下方向の力を受けたときに変形し難い。
【0008】
請求項2に記載の車両後部構造は、請求項1において、前記後方骨格部材が上下方向に延びる。
【0009】
請求項2の車両後部構造では、後方骨格部材の延長方向が上下方向と異なる場合と比べて、上下方向の力を受けたときに、ピラーが車両幅方向に延びる回転軸まわりに回転し難く、且つ、ルーフサイドレールが上下方向により変形し難くなる。
【0010】
請求項3に記載の車両後部構造は、請求項2において、リアサイドメンバと、前記リアサイドメンバの後端部に接続されたリアエンドと、前記後方骨格部材より車両後方に位置し、前記後方骨格部材と、前記リアエンドとに接続されたパネルと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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