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公開番号2025134074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025121375,2024031681
出願日2025-07-18,2024-03-01
発明の名称運搬用台車
出願人ENEOSグローブ株式会社,株式会社CuboRex
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62B 3/00 20060101AFI20250904BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】簡素な構成により、重量のある運搬対象物を積載した場合の信頼性を高めることができ、且つ運搬対象物を支障なく運搬することが可能な運搬用台車を提供する。
【解決手段】運搬用台車100は、運搬対象物200を積載する積載部110と、地面に駆動力を伝達する駆動輪122と駆動輪122を回転駆動する電動モータとを含む駆動部120と、駆動輪122の回転軸の軸方向に駆動輪122と隣接して配置され、地面に接地することで従動する従動輪124と、積載部110の下方に設けられ、駆動輪122及び従動輪124を支持する支持部130と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
運搬対象物を積載する積載部と、
地面に駆動力を伝達する駆動輪と該駆動輪を回転駆動する電動モータとを含む駆動部と、
前記駆動輪の回転軸の軸方向に前記駆動輪と隣接して配置され、地面に接地することで従動する従動輪と、
前記積載部の下方に設けられ、前記駆動輪及び前記従動輪を支持する支持部と、
を備え、
前記支持部は、
前記駆動輪の回転軸の軸方向の両側から該駆動輪を支持する一対の第1の支持部材と、
前記従動輪の回転軸の軸方向の両側から該従動輪を支持する一対の第2の支持部材と、
を有し、
前記駆動輪は、前記電動モータの駆動力により、両端が前記一対の第1の支持部材にそれぞれ支持された第1の軸を回転中心として回転し、
前記従動輪は、両端が前記一対の第2の支持部材にそれぞれ支持された、前記第1の軸とは異なる第2の軸を回転中心として回転する、
運搬用台車。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記電動モータは、前記第1の軸に対して前記駆動輪を回転駆動させる、請求項1に記載の運搬用台車。
【請求項3】
前記電動モータは、前記一対の第1の支持部材の間に配置されている、請求項1又は2に記載の運搬用台車。
【請求項4】
前記積載部を構成するフレームを備え、
前記運搬用台車の車長方向である第1の方向と直交する第2の方向において、前記駆動輪と前記従動輪が占める長さは、前記フレームの長さよりも小さい、請求項1又は2に記載の運搬用台車。
【請求項5】
前記積載部を構成するフレームを備え、
前記一対の第1の支持部材及び前記一対の第2の支持部材は、前記フレームに対して可動できない状態で固定されている、請求項1又は2に記載の運搬用台車。
【請求項6】
地面に接地することで従動する補助輪を更に備え、
前記運搬用台車の車長方向である第1の方向において、前記駆動輪および前記従動輪は、前記補助輪よりも前記運搬用台車の中央側に位置している、請求項1又は2に記載の運搬用台車。
【請求項7】
前記駆動輪または前記従動輪を制動するブレーキ装置と、
前記積載部を構成するフレームの端部に設けられ、作業者が両手で保持する一対のハンドルと、
を備え、
前記一対のハンドルの一方に、前記駆動輪の回転数並びに前記駆動輪の正転および逆転を制御するための操作が入力される入力装置を備え、
前記一対のハンドルの他方に、前記ブレーキ装置を作動させるブレーキレバーを備える、請求項1又は2に記載の運搬用台車。
【請求項8】
前記運搬対象物はLPガスボンベである、請求項1又は2に記載の運搬用台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運搬用台車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、駆動装置付き前輪ユニットを備える歩行型電動運搬台車が公知である(特許文献1)。上記特許文献1に記載された技術では、駆動装置付き前輪ユニットの前輪2輪は、モータと減速ギヤと差動装置と制動装置が車輪軸と連結されて構成されており、前輪2輪がモータの駆動力で駆動される構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3205432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、モータの駆動力を2つの前輪2輪の双方に伝達するための機構が必要となり、駆動機構が複雑化する問題がある。
【0005】
また、上記特許文献1に記載された技術では、前輪2輪が左右に離間しており、左右に離間した前輪2輪を長尺状の車輪軸で連結している。このような構成では、重量のある運搬対象物を積載した場合に、長尺状の長い車輪軸に撓みなどの変形が生じる可能性がある。
【0006】
更に、上記特許文献1に記載された技術では、前輪2輪が左右に離間しているため、狭い小道などを走行中に、左右の壁や地面に存在する障害物に2つの前輪が接触し易く、運搬時の支障となり、作業負荷が増大する問題がある。また、状況によっては、これらの障害物により通行ができなくなる可能性がある。
【0007】
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、簡素な構成により、重量のある運搬対象物を積載した場合の信頼性を高めることができ、且つ運搬対象物を支障なく運搬することが可能な運搬用台車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0009】
(1)運搬対象物を積載する積載部と、
地面に駆動力を伝達する駆動輪と該駆動輪を回転駆動する電動モータとを含む駆動部と、
前記駆動輪の回転軸の軸方向に前記駆動輪と隣接して配置され、地面に接地することで従動する従動輪と、
前記積載部の下方に設けられ、前記駆動輪及び前記従動輪を支持する支持部と、
を備える、
運搬用台車。
【0010】
(2)前記支持部は、
前記駆動輪の回転軸の軸方向の両側から該駆動輪を支持する一対の第1の支持部材と、
前記従動輪の回転軸の軸方向の両側から該従動輪を支持する一対の第2の支持部材と、
を有する、上記(1)に記載の運搬用台車。
(【0011】以降は省略されています)

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