TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025146347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024047072
出願日
2024-03-22
発明の名称
照明器具及びフィルタ
出願人
国立大学法人千葉大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250926BHJP(照明)
要約
【課題】照明器具による照明の快適性を向上させる。
【解決手段】照明器具10は、白色光源12と、白色光源12に積層されて配置されたフィルタ20とを備えた照明器具10であって、フィルタ20は、複数の要素領域30を含み、複数の要素領域30は、1つ以上の白色要素領域32と、1つ以上の有彩色要素領域34とを含み、有彩色要素領域34は、規則性を有しないパターンで配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
白色光源と、前記白色光源に積層されて配置されたフィルタとを備えた照明器具であって、
前記フィルタは、複数の要素領域を含み、
前記複数の要素領域は、1つ以上の白色要素領域と、1つ以上の有彩色要素領域とを含み、
前記有彩色要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、照明器具。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記フィルタの法線方向から見たときに、前記複数の要素領域は、第1方向に沿って配列されるとともに、前記第1方向と非平行な第2方向に沿って配列される、請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記有彩色要素領域は、第1の明度を有する第1要素領域と、前記第1の明度と異なる第2の明度を有する第2要素領域とを含み、
前記第1要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されており、
前記第2要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、請求項1に記載の照明器具。
【請求項4】
前記有彩色要素領域は、前記第1の明度及び前記第2の明度と異なる第3の明度を有する第3要素領域と、を含み、
前記第3要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、請求項3に記載の照明器具。
【請求項5】
前記白色要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、請求項1に記載の照明器具。
【請求項6】
前記有彩色要素領域は緑色を有する、請求項1に記載の照明器具。
【請求項7】
前記緑色のCIE1931色度図における色度を(x,y)としたときに、
xは0.15以上0.35以下であり、yは0.45以上0.65以下である、請求項6に記載の照明器具。
【請求項8】
複数の要素領域を備え、
前記複数の要素領域は、1つ以上の白色要素領域と、1つ以上の有彩色要素領域とを含み、
前記有彩色要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、フィルタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具及びフィルタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、照明の快適性を向上させる様々な試みがなされている。一例として、自然の環境を模して、照明の快適性を向上させる試みがなされている。例えば、樹木の下における木漏れ日を快適と感じる人が多いことに基づいて、太陽光を模した白色の光と葉を通過した光を模した緑色の光とを組み合わせて用いることが検討されている。非特許文献1には、白色光源と、この白色光源に積層されたフィルタとを備えた照明器具が開示されている。フィルタは、白色の領域と緑色の領域とが例えば市松模様(チェック模様)となるように配置されたパターンを有している。白色光源から出射した光の一部は、フィルタに含まれる白色の領域を通過して机上面等の被照明領域を照明し、他の一部は、フィルタに含まれる緑色の領域を通過して被照明領域を照明する。このような照明器具によれば、照明の快適性を向上させることができる利点がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
瀧澤里穂ほか1名,「緑色照明が空間の印象評価に与える影響」,日本建築学会技術報告集,一般社団法人日本建築学会,2024年2月20日,第30巻,第74号,p.181-186
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
照明器具においては、照明の快適性の更なる向上が求められている。本件発明者らは、このような照明器具による照明の快適性についてさらに検討を進め、照明器具の出光面における緑色等の有彩色のパターンを、現実の木漏れ日に近い不規則なパターンとすることにより、照明の快適性が劇的に向上することを見出した。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、照明器具による照明の快適性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態の照明器具は、
[1]白色光源と、前記白色光源に積層されて配置されたフィルタとを備えた照明器具であって、
前記フィルタは、複数の要素領域を含み、
前記複数の要素領域は、1つ以上の白色要素領域と、1つ以上の有彩色要素領域とを含み、
前記有彩色要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、照明器具、である。
【0007】
本実施形態の照明器具は、
[2]前記フィルタの法線方向から見たときに、前記複数の要素領域は、第1方向に沿って配列されるとともに、前記第1方向と非平行な第2方向に沿って配列される、[1]に記載の照明器具、である。
【0008】
本実施形態の照明器具は、
[3]前記有彩色要素領域は、第1の明度を有する第1要素領域と、前記第1の明度と異なる第2の明度を有する第2要素領域とを含み、
前記第1要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されており、
前記第2要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、[1]又は[2]に記載の照明器具、である。
【0009】
本実施形態の照明器具は、
[4]前記有彩色要素領域は、前記第1の明度及び前記第2の明度と異なる第3の明度を有する第3要素領域と、を含み、
前記第3要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、[3]に記載の照明器具、である。
【0010】
本実施形態の照明器具は、
[5]前記白色要素領域は、規則性を有しないパターンで配置されている、[1]~[4]のいずれか1つに記載の照明器具、である。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
国立大学法人千葉大学
照明器具及びフィルタ
7日前
個人
光渦を用いた神経性疾患の治療装置
2日前
国立大学法人千葉大学
樹脂用可塑剤として有用な新規イソソルビド誘導体
29日前
国立大学法人千葉大学
エポキシド類製造用触媒、及び、エポキシド類の製造方法
14日前
個人
室外機器
3か月前
個人
照明システム
3か月前
個人
車載機器の通気構造
1か月前
個人
気泡を用いた遊具。
5か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
4か月前
株式会社遠藤照明
照明装置
21日前
デンカ株式会社
照明装置
3か月前
能美防災株式会社
表示灯
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3日前
個人
LEDライト
3か月前
デンカ株式会社
道路用照明
3か月前
株式会社小糸製作所
投光装置
1か月前
株式会社小糸製作所
投光装置
1か月前
株式会社小糸製作所
誘導装置
14日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2か月前
スタンレー電気株式会社
照射用光源
7日前
瀧住電機工業株式会社
ダクトレール
7か月前
フルトラム株式会社
光学機器
2日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
6か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
表示用灯具
7日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
6か月前
続きを見る
他の特許を見る