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公開番号2025146704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025030803
出願日2025-02-27
発明の名称台車
出願人株式会社カインズ
代理人弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類B62B 5/00 20060101AFI20250926BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】
荷物の運搬も容易で、運搬しない状態においても、使用性能を高められる台車の提供を目的とする。
【解決手段】
上記課題を解決する本願発明は、
本発明は、物品を乗せ置く載置板1を備える台車であって、載置板1は、載置板本体100と、載置板本体100の面上に設けられる肉抜き孔2と、使用者が把持する溝かけ部5と、を有し、溝かけ部5は、肉抜き孔2に隣接して設けられる複数の溝板6を含み、複数の溝板6は互いに相対するように連続して配置される台車である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
物品を乗せ置く載置板を備える台車であって、
前記載置板は、載置板本体と、前記載置板本体の面上に設けられる肉抜き孔と、使用者が把持する溝かけ部と、を有し、
前記溝かけ部は、前記肉抜き孔に隣接して設けられる複数の溝板を含み、
複数の前記溝板は互いに相対するように連続して配置される台車。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記溝板は、前記載置板本体の端辺に隣接して配置され、前記端辺に対して垂直に延びる請求項1に記載の台車。
【請求項3】
前記溝板は、前記載置板本体から突出して設けられ、
前記溝板は、突出方向の端部に位置する先端部分と、前記先端部分に対して角度を付けて設けられる弧状部分が外部に露出する請求項1に記載の台車。
【請求項4】
前記載置板本体には、背面にリブ板が格子状に突出して設けられ、
前記溝かけ部は、前記リブ板の間に配置されている請求項1に記載の台車。
【請求項5】
前記溝板は、端縁が前記載置板本体の外縁と接続している請求項1に記載の台車。
【請求項6】
前記載置板と接続するハンドル部を備え、
前記ハンドル部は、前記載置板に対して起立する起立状態と、前記載置板に対して倒伏する収納状態とを切替可能に設けられ、
前記ハンドルは、前記収納状態にあるときに前記溝かけ部と間隔を隔てて設けられている請求項1に記載の台車。
【請求項7】
前記載置板と接続するハンドル部を備え、
前記ハンドル部は、前記載置板に対して起立する起立状態と、前記載置板に対して倒伏する収納状態とを切替可能に設けられ、
前記載置板本体は、前記収納状態にある前記ハンドルを収納する収納溝を有し、
前記溝かけ部は、前記収納溝の背面に設けられている請求項1に記載の台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を載置して運搬する台車に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
台車は、人力で押したり引いたりする運搬車両であり、すべての車両の始祖である。資材運搬技術は、発展しているが、台車は、不可欠な運搬具として活用されている。
【0003】
従来の台車は、ボックスを輸送する時、重量を積載する平板にはボックスに対するストッパ装置が不足し、路面が平らでない場合やカーブした場合にボックスが落ちたり傾倒したりする現象が発生しやすく、また、従来の台車の載置板は、一般的に全体板状構造であるため、台車全体の重量が大きく、貨物を輸送する時に使用者の負担を間接的に高める。
また、段差等があった場合等には、台車そのものを持ち上げる際には持ち手が無いため不便である。さらに、収納時においてハンドルを倒伏状態にできる台車は種々知られているが、倒伏状態においてもなるべくコンパクトな構成となるように設けることが好ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷物の運搬も容易で、運搬しない状態においても使用性能を高められる台車の提供を目的とする。
好ましくは、従来技術の欠陥に対して、現在、台車を提案し、上記背景技術における従来の台車がボックスを輸送する時、重量を載置する平板にはボックスに対するストッパ装置が不足するという問題を解決する。
【0005】
上記目的を実現するために、本発明は、以下の技術を提案して実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明は、物品を乗せ置く載置板を備える台車であって、前記載置板は、載置板本体と、前記載置板本体の面上に設けられる肉抜き孔と、使用者が把持する溝かけ部と、を有し、前記溝かけ部は、前記肉抜き孔に隣接して設けられる複数の溝板を含み、複数の前記溝板は互いに相対するように連続して配置される台車である。
肉抜き孔によって、台車を軽量化して荷物の運搬を容易にして、連続して配置される溝板によって、握りやすくして載置板本体を持っての移動も容易にする。
【発明の効果】
【0007】
上記課題を解決する本発明は、荷物の運搬も容易で、運搬しない状態においても、使用性能を高められる台車を提供できる。
また、従来技術に比べて、本発明による総合効果は、以下を含む。
【0008】
(1)載置板に係着溝を設置し、ボックスを係着溝内に入れ、係着溝がボックスの側面をストッパし及び固定することにより、ボックスが輸送中に載置板から落ちることを回避し、台車の使用安定性を高め、また、係着溝の底部に肉抜き孔を開き、載置板の台面に対して肉抜き設計を行うことにより、ボックスの載置効果を確保し、さらに載置板及び台車全体の重量を軽減し、軽量化を実現し、使用者の負担を軽減することができる。
【0009】
(2)溝かけ部及び固定柱を設置し、貨物の入ったボックスを係着溝内に置いた後、固定ロープの両端のフックを溝かけ部又は固定柱に引っ掛けてクランプすることにより、固定ロープが輸送中に載置板から離脱するためボックスが落ちることを回避し、輸送安定性を高める。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明実施例1の頂部構造概略図である。
本発明実施例1の底部構造概略図である。
図2 におけるA 箇所の局部構造概略図である。
本発明実施例1の折り畳み状態概略図である。
本発明実施例2の頂部構造概略図である。
本発明実施例2の底部構造概略図である。
本発明実施例2の折り畳み状態概略図である。
本発明実施例1の変更例に係る、使用状態と折り畳み状態に係る側面図である。
本発明実施例1の変更例に係る、載置板の平面図及び底面図である。
本発明実施例1の変更例に係る、溝かけ部の拡大図である。
本発明実施例1の変更例に係る、ブラケットの説明図である。
本発明実施例2の変更例に係る、使用状態と折り畳み状態に係る側面図である。
本発明実施例2の変更例に係る、載置板の平面図及び底面図である。
本発明実施例2の変更例に係る、溝かけ部及びブラケットの拡大図である。
本発明実施例2の変更例に係る、ブラケットの説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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