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公開番号2025149566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024050295
出願日2024-03-26
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20251001BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像ローラの位置を精度よく判定すること。
【解決手段】画像形成装置は、感光ドラムと、現像カートリッジと、モータと、回転カム(離間カム150)と、カムフォロワ170と、センサ4Kを備える。現像カートリッジは、現像ローラを含む。現像ローラは、感光ドラムに接触する接触位置と、感光ドラムから離れる離間位置との間で移動可能である。回転カムは、モータの駆動力を受けて回転軸線X1を中心に回転する。カムフォロワ170は、回転カムの回転に応じて回転カムの回転軸線方向に移動する。カムフォロワ170は、現像カートリッジを押圧することで現像ローラを接触位置と離間位置の間で移動させる。センサ4Kは、カムフォロワ170の回転軸線方向の位置を検知する。センサ4Kは、カムフォロワ170を直接検知する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
感光ドラムと、
前記感光ドラムに接触する接触位置と前記感光ドラムから離れる離間位置との間で移動可能な現像ローラを含む現像カートリッジと、
モータと、
前記モータの駆動力を受けて回転軸線を中心に回転する回転カムと、
前記回転カムの回転に応じて前記回転カムの回転軸線方向に移動するカムフォロワであって、前記現像カートリッジを押圧することで前記現像ローラを前記接触位置と前記離間位置の間で移動させるカムフォロワと、
前記カムフォロワの前記回転軸線方向の位置を検知するセンサであって、前記カムフォロワを直接検知するセンサと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記カムフォロワは、前記現像カートリッジを押圧して前記現像ローラを前記離間位置に位置させる押圧位置と、前記現像ローラを前記接触位置に位置させる非押圧位置との間で移動可能であり、
前記センサは、フォトインタラプタであることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記フォトインタラプタは、発光部と受光部とを備え、
前記カムフォロワは、前記押圧位置に位置するとき、前記発光部から前記受光部に向かう光を遮ることを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記カムフォロワは、
前記回転軸線方向に移動可能なスライド軸と、
前記スライド軸から前記回転軸線方向と直交する方向に延びるアームと、
前記アームから前記回転軸線方向に延びるピンであって、前記現像カートリッジを押圧するピンと、を有することを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記カムフォロワは、前記スライド軸から、前記回転軸線方向と直交する方向であって、かつ、前記アームと異なる方向に延びる突起を有し、
前記突起は、前記カムフォロワが前記押圧位置に位置するとき、前記発光部から前記受光部に向かう光を遮ることを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記回転カムは、
ベース部と、
前記ベース部から前記回転軸線方向に突出するカム部であって、前記カムフォロワを前記回転軸線方向に移動させるカム部と、を有し、
前記発光部と前記受光部は、前記カム部より前記回転カムの回転軸線に近いことを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記カムフォロワを前記非押圧位置に向けて付勢するバネをさらに備えることを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記回転カムを覆うカバーをさらに備え、
前記カバーは、前記センサを支持することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記カバーは、前記カムフォロワが前記回転カムの回転方向に回転することを規制するストッパを有することを特徴とする請求項８に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記回転カムは、
前記カムフォロワを前記非押圧位置に位置させる第１面と、
前記第１面から斜めに延び、前記カムフォロワを前記第１面から離れる方向に押圧することで前記非押圧位置から前記押圧位置に移動させる傾斜面と、
前記カムフォロワを前記押圧位置に保持する第２面であって、前記傾斜面に接続される第２面と、を有し、
前記モータは、正逆回転可能なモータであり、印刷時において正回転し、
前記モータが正回転する場合、前記カムフォロワは、前記回転カムに対して、前記第２面から前記傾斜面を経由して前記第１面に向かう方向に相対的に移動することを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、画像形成装置として、感光ドラムに対して現像ローラを移動させるためのカムフォロワと、カムフォロワを移動させるための回転カムと、回転カムの位相を検知するセンサと、制御部とを備えたものが知られている（特許文献１参照）。センサは、回転カムを直接検知している。制御部は、センサで検知した回転カムの位相に基づいて、現像ローラの位置を判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１０３２２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来技術では、センサで回転カムの位相を検知しているので、例えば、回転カムとカムフォロワの位置関係が変化した場合には、現像ローラの位置を精度よく判定できないおそれがある。
【０００５】
そこで、本開示は、現像ローラの位置を精度よく判定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記課題を解決するため、本開示の画像形成装置は、感光ドラムと、現像カートリッジと、モータと、回転カムと、カムフォロワと、センサと、を備える。
現像カートリッジは、現像ローラを含む。現像ローラは、感光ドラムに接触する接触位置と、感光ドラムから離れる離間位置との間で移動可能である。
回転カムは、モータの駆動力を受けて回転軸線を中心に回転する。
カムフォロワは、回転カムの回転に応じて回転カムの回転軸線方向に移動する。カムフォロワは、現像カートリッジを押圧することで現像ローラを接触位置と離間位置の間で移動させる。
センサは、カムフォロワの回転軸線方向の位置を検知する。センサは、カムフォロワを直接検知する。
【０００７】
回転カムよりも現像ローラに近い部品であるカムフォロワをセンサで直接検知する構成とすることで、例えばセンサで回転カムを直接検知する構成と比べ、現像ローラの位置を精度よく判定することができる。
【０００８】
また、カムフォロワは、現像カートリッジを押圧して現像ローラを離間位置に位置させる押圧位置と、現像ローラを接触位置に位置させる非押圧位置との間で移動可能であってもよい。
センサは、フォトインタラプタであってもよい。
【０００９】
また、フォトインタラプタは、発光部と受光部とを備え、カムフォロワは、押圧位置に位置するとき、発光部から受光部に向かう光を遮ってもよい。
【００１０】
押圧位置に位置するカムフォロワが、発光部から受光部に向かう光を遮る構成とすることで、現像ローラが離間位置に位置することを精度よく判定することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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